それは……
すみません、思ったより更新が出来なかったです
今週から復活します。(╹◡╹)
「私の元主は神の悪戯で
命、いや、魂を好き勝手に遊ばれ
この異なる世界に飛ばされました。
主様多分ですがここに来る前の世界では
地球と言う星にいたのではないですか?」
「確かにそうだがどういう事だ?」
「簡単に言いますと主様は神の遊びで
この世界に来ているんですよ」
「なんのためにだ?」
そこでジェントルは少し考えるようにし
答えを口に出す。
「ただの遊び、いやそれ以下の
一人の神による悪戯です」
「誰なんだ?
ジェントルはどうやってその答えに行きついたんだ?」
「その神が知識を私に与えたんですよ
気まぐれかそれともただの遊びか……」
俺がこの世界にきた辻褄も無い、ジェントルの話に確証も何も無い
本当か分からないが…………今はジェントルの力を借りるしか無いのか
「もしだ、その話が本当だとしたら
俺は何をしたらいいんだ?」
ジェントルはきっぱりと言う
「何かをしなければなりません
そうしなければその神が悪戯に世界を歪め
私たちに災厄をもたらします。
そう、まるで本のように」
「本?つまり神は物語を作っているのか?この世界で」
「少し違います神は何か一つの要素を投げ入れるだけです
それが主様あなたです。
それを神は見るだけです
多分今もです」
俺は辺りをキョロキョロと動かしてみる
なにも感じないが…………
「私達のすることはまず戦力強化です
何をするにしても損はしませんし
それに多分ですが勇者が誕生すると思います
元主は不殺を貫き死んでしまいました
不殺を貫いたからこそ死にました。
……………………いや、主様には関係のない事でしたね」
沈黙が流れる。ジェントルは俺の質問を待っているようだ
だが何を聞けというんだ?
神?そんな突拍子の無い事をどう信じろっていうんだ?
いや、そうか俺は何もかもが足りない
ジェントルに任せっきりの俺
分かっていた俺が何もしていないのは
でもいつもどうにかできると思っていた。
そう思うような要素がいくらでもあった。
でも、そうだな…………
異世界転生系のラノベより
ちょっとだけ、この世界が厳しいんだな…………
「ジェントル知識を教えてくれないか?
外の知識を、ジェントルの経験を
生き残る術を……………………」
ジェントルは顔に笑みを浮かべ
「喜んで」
と言った。
王国
「国王陛下!
緊急のお知らせです!!
第五騎士団団長のデブライ・マイロソフ様からの伝言です!」
ここは王の間
伝令役の兵士二人がアイダ・ウェド王国の前に
跪いている以外にはズメイ・ゴルイ二チ王と近衛騎士二名
宰相しかいない。
「何があったんだ?申せ」
「は!第五騎士団が任務に当たっていた
ダンジョンが魔神の可能性があるとの報告がありました!」
国王は首を傾げ
考え込む
「ダンジョンでは規格外の強さのラット、ユニーク個体が確認され
低レベルのダンジョンとしては
異形の強さらしいです。
魔神ほどでは無くても国の脅威になる可能性は十分かと…………」
ズメイ王は口を開く
「この任務を請け負っている
マイロソフ団長を呼んで来い
話を聞きたい
ん?なんだ?」
宰相が王の言葉を切ると
耳打ちする
「マイロソフ団長はあの第五騎士団
あいつらの制御役が抜けるのは
少々まずいのでは、と考えます」
ズメイ王は思い出したかのように
頭を抱え
「訂正する、マイロソフ団長は待機させておけ
冒険者ギルドからミスリル級の冒険者の要請と
ダンジョン調査隊の要請をしておけ、以上だ」
「は!」
伝令役の兵士が居なくなると
後ろから黒い影が垣間見える。
「緊急事態です」
いきなり出てきたにも関わらず王は
至って平然に答える
「何があった」
「《絶対》のジャックが帝国に寝返りました」
それにはズメイ王も冷や汗を垂らす
「ジャックが何をしようと我らには
どうしようもなかった
奴は災害だそう考えろ」
そう答えると
影は何も音を立てずに去る
「帝国に連絡を取れ
それと管理していた子爵を呼べ。
完全にパワーバランスが壊れた
聖国には絶対に漏らすなよ」
そう命令すると宰相たちは静かに動き出した




