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プロローグ
スタート!
気がつくと、変な場所にいた。
『変』としか表すことのできない不思議な場所だ。
ただ白いだけの何も無い空間が、どこまでも果てしなく広がっている、そんな、変な場所。
俺は、そこに浮かんでいた。
「木村和人さん。ようこそ死後の世界へ。私は女神アリア。死者を導く者です。残念ながら、貴方の人生は終わってしまいました。」
鈴の音のような美しい声がし、振り向くと美しい女性が居た。
銀髪黒目の、17年の人生の中で、一度も見たことのないような美しい女性だ。
見た目は俺と同じか、一つ下ぐらいか。
女神と言われるが、その見た目から、疑問には思わない。
これが美少女というものか、と感動すると同時に理解してしまう。
そうか、俺は死んだのか……




