今どきの美少女プラモ
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そうは言っても、当初は「素組」の予定だ。
いくら「瞬間カラーパテ」に「瞬間接着剤用硬化促進剤」の組み合わせでも、「合わせ目消し」の工程が入ると、当然その分時間は掛かる。
そうなると、今日一日では終わらないかも……。そう一瞬悠希は思ったが、環季が「カラーパテ」を選んだのならば、「肌色」のところだけ、それを使えばいいのではと思った。
「それじゃ、その合わせ目消しの前に、順番に組み立てていこうか」
「それじゃ、プラモ作り再開ということで」
環季は、これからの期待に、嬉しそうに笑った。
この「アルカナディア」の「エルメダ」に漏れず、美少女フィギュアのプラモデルというのは、「頭部」から作るのが定石だ。
そして髪の毛のパーツが、思ったより多い。
この「エルメダ」も、髪の毛のパーツだけで11もある。
それに加えて、後ろの白い髪飾りと左右の耳のところに付ける飾りの白い翼のパーツがあり、最後に4種類の表情の違う「顔のパーツ」があるので、頭部だけで合計15個にもなる。顔のパーツも足したら18個だ。
次に、胴体の胸の部分を組み立てる。
ここは前後分割なので、ここに合わせ目ができる。ここは肌色なので、ここにカラーパテを使うわけだ。
次に腕のパーツを組み立てる。
ここは肩から二の腕のところが肌色で、可動部のパーツを左右に挟んでいるので、そこに合わせ目ができる。
肘のところとから手までのパーツは、紫がかった紺色だ。
脚のパーツも腕と同じように、可動部のパーツを挟んだ、太もものパーツは肌色で、膝のところから下は腕と同じ、紫がかった紺色となる。
胴体のお腹のところのパーツも、可動するようにもできているので、パーツ点数が多い。
ここで難しかったのは、青色のミニスカートのパーツのはめ込みだ。
かなりはめ込みがきつくて、なかなか入らない。
それなので、ここはピンバイスを使って、メス側の穴を拡張してハメた。
このお腹のところのパーツの造形で、目を惹いたのは、青色のスカートのお尻のところだ。
これは同性である、悠希と環季が見ても、素晴らしいお尻の形を出している。
「うわぁ~。ここまで作ってるんだぁ~。なーんか凄いなぁー。そしてエロい」
そう思わず言った環季に、悠希も共感した。
そして、この「素組」した全部のバーツを組み合わせて、一応の完成形を確認する。
あとはここに、背中に付く天使の小さな翼のパーツと、三分割された、青色1つ、水色2つのロングスカートのパーツをつけたら、エルメダの「ノーマルモード」の完成だ。
「可愛い……」
環季が思わず呟いた。
次回の5月5日(火曜日)の投稿は、「ゴールデンウイーク企画」として、ep.19~20まで投稿いたします。よろしくお願いします。




