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【最終話】:父親の管理物件と、家族の未来

 

『再創生の儀』から三年が過ぎ、世界はすっかり穏やかな日々を取り戻していた。

 貴弘が建てた湖畔の家は、いつも家族の笑い声に満ちている。


 その日も、穏やかな春の昼下がりだった。

 窓から差し込む陽光が、部屋の床に温かい光の斑点を描いている。湖面を渡る風が、庭先の樫の葉を優しく揺らし、小鳥のさえずりが遠くで聞こえた。


「―――もう、パパったら!」


 その、あまりにも平和な静寂を破ったのは、少しだけ大人びた、しかしどこか聞き覚えのある、しっかりとした声だった。

 貴弘は、鏡の前で悪戦苦闘していた。慣れない礼服の、歪んだ襟を何度も直しながら。

「どうした、れいか。そんなに慌てて」

「慌ててるのはパパの方でしょ!」

 部屋に飛び込んできたのは、10歳になった娘のれいかだった。彼女は、この日のためにエリアナが仕立ててくれた、淡い水色のワンピースに身を包んでいる。その姿は、もう幼い子供ではない。一人の、気品ある少女のそれだった。


 彼女は、呆れたようにため息を一つつくと、貴弘の手からアイロン(フィオラ教授が改良した魔導式だ)をひったくった。

「またそのシャツ、襟がよれよれだよ! 今日はエリアナお姉ちゃんたちの一番大事な日なんだから、ちゃんとして!」

 その、少しだけ背伸びをした、母親のような口ぶり。慣れた手つきで、アイロンをシャツの襟に滑らせていく。

 貴弘は、その光景に、思わず苦笑いした。


(…そっくり、なんだよな)


 彼の脳裏に、失ったはずの妻の面影が蘇る。いや、記憶はない。ただ、この胸の奥が、きゅうっと締め付けられるような、温かい痛みが、彼女が確かにここにいたことを告げている。

 決戦の後、れいかは貴弘に前の世界の話…母・梨花との、ありふれた日常の物語を、何度も何度も語った。

 そして今、その物語は、貴弘の中で息づいている。時折、貴弘は、まるで昔のように言うのだ。「ママなら、きっとこう言うよ」と。


「もう、パパはわたしがいないとダメなんだから」れいかが、完璧に仕上がった襟を満足そうに眺めながら言った。「ママも、きっと天国で呆れてるよ、『あなた、またシャツのアイロンもまともにかけられないの?』って」

 その、あまりにも自然な言葉。

 貴弘は、何も答えられなかった。ただ、目の前の、少しだけ背が伸びた娘の姿に、記憶にはない、しかし魂が覚えている最愛の人の影を、どうしようもなく重ねて見ていた。

 失った記憶を、娘が、こうして毎日、少しずつ、俺に返してくれている。

 その、あまりにも優しく、あまりにも切ない奇跡に、彼の目頭が、ほんの少しだけ熱くなった。


「よし、これなら大丈夫!」

 れいかは、満足そうに頷くと、父の背中をぱん、と叩いた。「さあ、行こ! もうみんな、来てるよ!」


 ◇


 庭では、エリアナとライレンの、ささやかな結婚式の準備が、着々と進んでいた。

 国を挙げての式典にしたいという国王陛下の申し出を、二人は丁重に断った。ただ、大切な『家族』だけで、この日を祝いたい、と。


「いいかゼロの坊主、祝儀ってのはな、こうやって…いや、ちげえ! もっとこう、堂々と渡すんだ! 中身も大事だが、それ以上に気持ちが大事なんだよ、気持ちが!」

「……きもち?」

 ゼロは、渡された祝儀袋(中身はボルクが用意した金貨だ)を不思議そうに眺めながら、こてんと首を傾げた。その、あまりにも純粋な問いに、百戦錬磨の古狼はぐうの音も出ない。


 そこへ、王都から客人が到着した。

「ボルク殿、息災そうで何よりだ」

「おお、団長様じゃねえか。あんたこそ、すっかり好々爺の顔になりやがって」

 ギデオン団長だった。その傍らには、彼の鎧の裾を小さな手でしっかりと握りしめる、三歳になった孫の『タカヒロ』の姿があった。鋼鉄の騎士は、その小さな歩幅に合わせて、どこまでも優しい顔でゆっくりと歩いている。


「お待たせしましたわね、皆さん!」

 最後に、けたたましい音を立てて湖畔に乗り付けたのは、フィオラ教授の魔導馬車だった。

「今日のこの、非合理的ながらも興味深い儀式における、主要サンプル二名の感情的バイタルサイン(心拍数、魔力波長、幸福度の相関関係)を記録するための最新式観測装置が、ようやく完成しましたのよ!」

 彼女が誇らしげに掲げたのは、いくつもの水晶と歯車が組み合わさった、どう見ても拷問器具にしか見えないヘッドギアだった。主役であるエリアナが、顔を真っ青にしている。


 貴弘は、その、あまりにもいつも通りで、やかましくて、どうしようもなく愛おしい家族の光景に、心の底から笑みがこぼれるのを感じていた。


 ◇


 やがて、式の時間が来た。

 湖畔に作られた、手作りの小さな祭壇。れいかとゼロが森で摘んできた、色とりどりの野の花で飾られている。祭壇の向こうには、きらきらと光る穏やかな湖面が広がり、まるで世界そのものが二人を祝福しているかのようだった。


 ライレンが、祭壇の前で静かに立っていた。

 いつもの黒い装束ではない。ギデオン団長が「これだけは」と贈ったという、仕立ての良い、しかし飾りのない闇色の礼服。その硬い表情は、かつてないほど緊張していたが、エリアナが姿を現すのを待つその瞳には、確かな喜びの光が宿っていた。


 やがて、家の扉が開き、エリアナが姿を現した。

 その隣で、父親として彼女の腕を取っていたのは、貴弘だった。

 エリアナが身にまとっているのは、高価な絹のドレスではない。この一年、れいかと一緒に、一針一針、心を込めて縫い上げた、素朴で、しかし世界で一番美しい手作りのウェディングドレスだった。その顔は、幸せと、少しばかりの照れくささで、春の花のように赤らんでいる。


 貴弘は、ゆっくりと、娘同然の少女と共にバージンロード代わりの花の小道を歩く。

(…大きくなったな、エリアナ)

 初めて会った頃の、自分の力に怯えていた少女の面影はもうない。隣にいるのは、自らの意志で仲間を守り、愛する人を見つけた、一人の、強く美しい女性だった。

 ライレンの前までたどり着くと、貴弘はエリアナの手を、ライレンの、その傷だらけの手にそっと重ねた。

「…頼んだぞ、ライレン。泣かせたら、承知しない」

「……承知した」

 不器用な、しかし魂のこもった男同士の約束。


 参列者は、彼らの本当の「家族」だけ。

 貴弘は、父親として、一番前の席から二人を見守る。

 ボルクは、腕を組んでそっぽを向いていた。

「ケッ、春だっていうのに、目にゴミが入りやがる…」

 その熊のような肩が、ほんのわずかに震えているのを、貴弘は見逃さなかった。

 ギデオンは、厳粛な、しかしどこまでも温かい眼差しで、新しい世代の門出を見守っている。その膝の上では、孫のタカヒロがすやすやと寝息を立てていた。

 フィオラは、エリアナに本気で拒絶されたらしく、少し離れた場所から、不満げに観測装置の数値を記録しながらも、その口元には珍しく優しい笑みが浮かんでいた。


 貴弘は、静かに立ち上がった。

「エリアナ、ライレン。…二人とも、幸せになれよ」

 彼の、その不器用な祝福の言葉。二人は、最高の笑顔で頷き返した。


「…それでは、聖女代理より、誓いの言葉を」


 貴弘に促され、れいかが、少しだけ緊張した面持ちで祭壇の前へと進み出た。

 彼女は、この日のために用意された小さな台の上に立つと、深呼吸を一つ。

 そして、子供の無垢な声と、聖女の慈愛に満ちた響きで、語り始めた。


「エリアナお姉ちゃん。いつも、わたしに優しくしてくれて、ありがとう。ライレンお兄ちゃん。いつも、影からわたし達を守ってくれて、ありがとう」

 彼女は、二人の顔を交互に見つめ、にこりと笑った。

「お二人を見てるとね、わたしの心の中にいるお姉ちゃんが、とっても喜んでるの。…だから、お空の上で、ううん、すぐそばで、お姉ちゃんも、きっと祝福してるよ」

 彼女は、空を見上げた。


「みんなが、幸せになるのが、お姉ちゃんの、一番の幸せだから…」


 その、魂からの言葉が、引き金だった。

 世界が、応えた。

 湖畔の空気が、温かい黄金の光に満たされていく。風が止み、小鳥たちのさえずりが、まるで賛美歌のように響き渡る。

 そして、祭壇の上が、まばゆい光に包まれた。


 れいかの、魂からの言葉が、引き金だった。

 世界が、応えたのだ。


 湖畔の空気が、温かい黄金の光に満たされていく。風が止み、小鳥たちのさえずりが、まるでこの瞬間のために練習してきたかのような、完璧な賛美歌となって響き渡る。

 エリアナとライレンの誓いが創り出した強固な『因果の錨』が、れいかの祈りを受けて、世界の理そのものにアクセスする。


 そして、祭壇の上が、まばゆい光に包まれた。

 それは太陽のように強く、しかし、どこまでも優しい、生命そのもののような光だった。

 仲間たちが、息をのんでその光景を見守る。


 光の中から、ゆっくりと、一つの人影が姿を現す。

 十七歳ほどの、気高く美しい少女の姿。その背中には、神鳥の魂を宿した純白の翼と、魔王の慈悲を光へと変えた黄金の翼、合わせて四枚の翼が、静かに、しかし絶対的な存在感を放って広がっていた。

 聖女ルークスだった。彼女は、穏やかな、この世の全ての優しさを集めたかのような微笑みを浮かべて、そこに立っていた。


「……あ…」

「…ルークス、様…」


 ボルクが、エリアナが、呆然と、その名を呟く。

 だが、一人だけ、動いた男がいた。


「―――ルークスッ!」


 貴弘だった。

 彼は、こらえきれずに、涙を流していた。

 リーダーとしての威厳も、現場監督としての冷静さも、全てをかなぐり捨てて、ただの父親として、彼はもう一人の娘の元へと駆け寄った。

 そして、その神々しい姿の前に、崩れるように膝をついた。


「すまない…」

 彼の、その嗚咽に満ちた声が、静かな湖畔に響き渡る。

「すまない、ルークス…。俺が、梨花の記憶を…お前をこの世界に繋ぎとめていた最後の錨を、手放してしまったからだ…。俺が、お前の居場所を…! 俺のせいで、お前は…!」


 その、魂からの謝罪。

 ルークスは、その場に静かにしゃがみこむと、その光の指先で、父の涙をそっと拭った。

 その微笑みは、聖女のものではなかった。ただ、父を心から愛する、娘の笑顔だった。


「いいえ、お父様」

 その声は、どこまでも優しく、彼の罪悪感を溶かしていく。

「あなたは何も奪ってなどいません。あなたは、その愛で、世界を、そして何より『れいか』を守り抜いてくれた。…わたくしは『個』としての形を失ったのではありません。れいかという、最も温かい光と、一つになったのです」


 彼女は、幸せそうに、自分の胸にそっと手を当てた。

「ここに、れいかがいます。そして、れいかの中に、わたくしがいます。お父様が守ってくれたこの温かい心の中で、わたくしたちは、もう二度と、一人になることはない。…お父様、これ以上の幸福が、どこにありましょうか」


 その、絶対的な赦しの言葉。

 貴弘の心に、最後の棘のように残っていた罪悪感が、完全に癒やされ、溶けていくのを感じた。

 彼は、子供のように声を上げて泣いた。妻を失ってからずっと、そしてこの世界に来てからもずっと、一人で背負い続けてきた全ての重荷を、ようやく下ろすことができたのだ。


 ルークスは、そんな父の頭を、優しく撫でた。

 貴弘の、魂からの赦し。

 その光景に、仲間たちはただ涙を流しながら、万雷の拍手を送っていた。

 だが、その感動的な静寂を破ったのは、れいかの、少しだけ頬を膨らませた声だった。


「もう、パパもお姉ちゃんも、泣きすぎ! 今日の主役は、エリアナお姉ちゃんとライレンお兄ちゃんでしょ!」


 彼女は、ててて、と祭壇へと駆け寄ると、まだ涙ぐんでいるエリアナと、呆然としているライレンの手をぎゅっと握った。

 その、あまりにもしっかりとした娘の姿に、貴弘も、そしてルークスも、思わず笑ってしまった。


「さあ、お二人とも」ルークスが、その神々しい微笑みで促す。「永遠の愛を、ここに誓いなさい」

 その言葉に、エリアナとライレンは顔を見合わせ、はにかむように頷いた。

 ライレンが、エリアナのベールをそっと上げる。そして、二人は、湖畔の柔らかな光の中で、静かに、しかしどこまでも固く、誓いの口づけを交わした。

「「「おめでとう!」」」

 家族全員の、心の底からの祝福が、春の空へと響き渡った。


 ◇


 その日の午後は、温かく賑やかなパーティーが続いた。

 ボルクが焼く豪快なバーベキューの肉を、ゼロが「…うまい」と呟きながら頬張り、ボルクが「だろぉ!?」と嬉しそうに頭を撫でている。

 ギデオンは、孫のタカヒロを抱きながら、エリアナに「…息子を、よろしく頼む」と、本当の父親のように頭を下げ、エリアナを涙ぐませていた。


 その喧騒の中心から少し離れた木陰で、貴弘は三人の子供たちに囲まれていた。

 れいかが、その膝の上にちょこんと座り、ゼロがその隣に寄り添う。そして、彼の背後には、一時的に顕現したルークスが、その翼で優しく彼らを守るように、静かに立っていた。

 貴弘は、その、あまりにも幸せな光景を、自らの魂に深く、深く刻みつけていた。


(異世界に召喚された娘の聖女パワーが、なぜか全部俺に来た件…。ああ、そうだな)

 彼の、声にならない声が、心の中で響く。

(この、とんでもない奇跡の力は、全て、この子たちの笑顔を守るためにあったんだ。俺は、これからも、この世界で、娘と息子を守り続ける!)

 その、揺るぎない、父親としての最後の誓い。


 ◇


 祝宴が、終わりを告げようとしていた。

 夜が更け、湖畔には心地よい静寂が戻り始めている。ボルクの豪快ないびきが家のどこかから聞こえ、子供たちは遊び疲れて、もう夢の中だ。

 貴弘は一人、テラスから夜空を見上げていた。水面に映る満月が、穏やかに揺れている。

(…終わったんだな。本当に)

 彼の心は、これまでに感じたことのないほどの、静かな安らぎに満たされていた。


 その、穏やかな静寂を破ったのは、二つの、対照的な気配だった。

「貴弘さん」

 背後から、フィオラの、少しだけ緊張した声がした。だが、彼女が何かを言う前に、その隣に、いつの間にかルークスが光の粒子と共にすっと立っていた。

「フィオラ、聞きたいことがあるのでしょう?」

 ルークスが、全てを見透かすような、いたずらっぽい微笑みを浮かべる。

「なっ…!?」フィオラは、まるで精密機械がショートしたかのように、しどろもどろになった。「ち、違いますわ! わたくしは別に、その…このテラスの構造材が湖の湿気によって受ける経年劣化の速度について、現場管理者としての彼の見解を、純粋に学術的な見地から…!」


 その、あまりにも彼女らしい言い訳。

 ルークスは、くすくすと鈴を転がすように笑うと、その小さな手で、フィオラの背中を「えいっ」と優しく、しかし有無を言わさぬ聖なる力で、そっと押した。

 フィオラは「ひゃっ!?」と小さな悲鳴を上げ、よろけて、貴弘の腕の中に倒れ込む形になる。


「おわっ!? 教授、大丈夫ですか?」

 貴弘は、突然腕の中に飛び込んできた温かい体に驚きながらも、その体をしっかりと支えてやる。

「(真っ赤になって)こ、これは不可抗力ですのよ! あなたという特異質量サンプルが発する重力場が、わたくしの平衡感覚に予測不能な干渉を…!」

 腕の中で、顔を真っ赤にして意味不明な専門用語を早口でまくし立てる、世界最高の天才学者。


 その光景を、ルークスが、どこまでも慈愛に満ちた笑顔で見つめている。

 彼女は、貴弘にだけ聞こえるように、心の中で囁いた。


(お父様。わたくしが還るべき場所は、れいかの心の中だけではありません。…あなた方の、温かい『未来』の中にも、あるのですから)


 ルークスは、満足そうに頷くと、最後の役目を終えたかのように、すうっと光の粒子となって消えていった。れいかが眠る、温かい魂の故郷へと。

 残されたのは、貴弘と、彼の腕の中で顔から湯気が出そうなほど真っ赤になって固まっているフィオラ。

 貴弘は、ルークスの最後の言葉の意味を完全には理解できないながらも、ただ、失ったはずの妻・梨花が「もう、あなたも幸せになっていいのよ」と、すぐそばで微笑んでくれているかのような、不思議で温かい感覚に包まれていた。


 彼の、長くて、奇妙で、そして最高に幸せな『現場仕事』は、どうやら、まだもう少しだけ、続きそうだった。


ここまで、この長い、長い物語『異世界に召喚された娘の聖女パワーが、なぜか全部パパに来た件』にお付き合いいただき、本当に、本当にありがとうございました!


これにて、貴弘と、その不器用で、歪で、しかし、どうしようもなく愛おしい「家族」の物語は、ひとまず完結となります。


正直なところ、この物語を書き始めた当初は、最後にこんな形でラブストーリーを描くことになるとは思ってもいませんでした。ただのしがない父親が、娘の笑顔を守るためだけに戦う。その一点から始まった物語が、いつの間にか、国を、世界を、そして神々すらも巻き込む壮大なものとなり、そして最後には、新しい愛の始まりを予感させる形で幕を閉じるとは、作者である私自身が一番驚いています。


ですが、彼らが手に入れたこの結末こそが、最高のハッピーエンドだったと、今は心の底から思っています。

貴弘が、エリアナが、ボルクが、ギデオンが、ライレンが、フィオラが、そしてゼロとれいか(ルークス)が、それぞれの痛みと過去を乗り越え、皆が幸せになってくれて、本当によかった。


この物語は、私の手から生まれましたが、ここまで走り続けることができたのは、ひとえに、皆様の温かい応援と、ブックマーク、評価があったからです。皆様の一つ一つの応援が、この物語が走り出すための、一番の力になりました 。






またいつか、この愛すべき「家族」の、何でもない日常のワンシーンを、ふと描きたくなる日が来るかもしれません。その時は、また少しだけ、彼らの物語にお付き合いいただければ幸いです。


それでは、本当に、最後までありがとうございました!


タカ



【次回作のお知らせ】


そして、よろしければ、私の新しい物語にもお付き合いいただけないでしょうか。


今度の話は、もっと軽く読めるギャグテイストを目指してみました。


『【次回作】鑑定しかできない俺が、婚約破棄された悪役令嬢を拾い、スローライフ農家と勇者と魔王を仲間にする話』

https://ncode.syosetu.com/n6205ky/


また新しい「現場」で、皆様にお会いできるのを楽しみにしております!



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