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私とAIの異世界転生!  作者: 星廻 月華
【夏休編:夏の大祭章】
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コード90「サマーデュエル本選」

第90話

前回、カナリー達が走った後の休みの日の後から

サマーデュエル本選日


カナリーら一行はアンフィテアリーナの本館へと足を運んでいた。

今日から何日かに分けてトーナメントを実施していく。


カナリー・アステライト

フェニ・アステライト

ケイト・ライジェル

リルフ・イオタル

ノーマン・シモンラング

リーナ・カミンタフ

エリナ・シャアトレスタ

7人を含む、計50名のトーナメントである。


何名かシード権を持っており、全て予選で上位の者達だった。



仮面を付けた少女がカナリーを無言で見つめている。

「…。」



「皆様!おはようございます!サマーデュエル本選の日となりました!昨日に成人の部にて学生の部の簡潔な説明を行いましたが、こちらでは詳細なルール説明をさせていただきます!」


スクリーン魔術にて、ルール説明が行われる。


「トーナメントは6人1グループを合計8つ、48名+シード権をもつ2人を加えて行います!」


ルール

魔術など、基本的になんでもありの戦い。

スタジアムの決められたエリアから出ると失格。

相手を必要以上に、後遺症が残るほど痛めつける行為は失格。

試合が始まってからの外部からの登録外の武具提供を受けた選手は失格。

外部の者が選手に対しての付与魔術(エンチャント)は禁止行為及び受けた選手は失格。

違法なドーピング薬を使用した者は失格。


過剰威力の魔術を寸止めせず相手を死傷させたものは即刻失格及び魔術警察が逮捕。

(注意、死傷させた場合に限る。)


と、このようになっている。


「まあ、毎年の事だな。付与魔術(エンチャント)は近年制定されたルールなんだ。以前、客席から強化魔術をしていた者が居てね、毎年の実力者らしかったけど、それがバレて禁止となったんだ。」


それからというもの、客席からの干渉は

網目状の魔力層の感知魔術で監視しているらしい。

何層にもかけられているこの網目をかいくぐるのは、

Sランク魔術師(ウィザード)でも至難の業らしい。


というのも、この結界は、遠隔からアミルダさんが張っているらしい。

彼女以上の結界を張れる者はこの国には居ない。


「ルール説明をお聞きいただいて誠にありがとうございます!第1ブロックから第8ブロックまで、抽選で決めさせていただきます!そして、全てのブロックが終わり次第、決勝ブロックに移ります!2日間、よろしくお願いします!解説役はラフィー・ルンルーナです!みなさん覚えて帰ってくださいね!ラフィー・ルンルーナでーす!!!」


こうして、本選が始まったのであった。


カナリー・アステライト 第8ブロック

フェニ・アステライト 第2ブロック

ケイト・ライジェル 第2ブロック

リルフ・イオタル 第4ブロック

ノーマン・シモンラング 第5ブロック

リーナ・カミンタフ 第1ブロック

エリナ・シャアトレスタ 第2ブロック


「フェニさんと、エリナさんと同じ…ですわね…。」

ケーシィは意気込む。魔術の天才児と言われたフェニと、

ぐんぐんと成長し続けているケーシィ。

そしてエリナ。

お互いに全力で!という心身共に熱い意思を感じられる。

エリナは冷静に、優雅なたたずまいでいる。


「というか、リーナさんいつの間に出場していたのですね。全然気が付きませんでした。」

フードや魔女帽を深く被っていたからというのもあるが、

フェニ・アステライトはどこか天然で、何も気が付いていなかった。


「え!お姉ちゃん、最初からスタジアムの時からずっと居たよ?なんなら、リベラさんだって一緒に居らっしゃったよ?」


カナリーはスペルマラソンの最初からリベラとリーナに気が付いていたらしい。


リーナが冷や汗をかいている。

「気付かれてないと思ってたけど、カナリーさんはすごいな…。」


リベラは、知ってる人にはバレバレだろうとは想定していた。


しかしリーナが驚いたのは、カナリーが気付いていないフリをするのが

完璧で、まるで本当に気が付いていないように見えていたからだった。


「え~?気付いてましたよ?だって、そのお姿、私達ならみんな知ってるもん~!」




アナウンスが流れる。

ついに、サマーデュエル本選が始まろうとしていた。


「ご来場の皆様!先日ぶりの方は先日ぶりです!初めましての方は初めまして~!私の名前は、ラフィー・ルンルーナと申しますっ!学生の部、サマーデュエル本選、今始まります!解説役は私とそして、ゲストがいらっしゃってます~~~!この方です!どうぞ!」


そこには、カナリーが以前、ソロモリア・オーディウスの庭園で出会った女性が居た。


「どうも。」

一言だけだった。


「あはは!自己紹介をお願いします!先輩。緊張しなくていいですよぉ~!」

ラフィーの言葉にその女性はため息をつき、自己紹介を始めた。


「七魔席セブンス、次席Ⅱ(セカンド)。レイラ・ティアハートと申します。」


物凄く礼儀正しく、それでいて、魔力の漏れが均一でとても綺麗だった。


「レイラ先輩!今日はよろしくお願いしますね~!何か伝えておくことはありますか?」


伝える事?とレイラは首を傾げたが、

忙しいこと以外は特に何もないのだが、マイクに向き、


「私最近、メガネを変えました。」


等と言うと、会場に笑顔があふれた。

レイラは何故笑いが?メガネの度が合わなくなってきただけなのに?

と、どこか少し天然なのかもしれない。



「さて!笑顔が溢れたこの瞬間を私は見逃しませんよ~!」


熱気が最高潮へ到達する。


「サマーデュエル学生の部本選、今、ここに始まります!」

レイラ・ティアハート

カナリーが以前に、ソロモリア・オーディウスの庭園で出会った女性。

七魔席セブンス、次席Ⅱ(セカンド)の実力者。

彼女は学生でありながら魔術師(ウィザード)になった人物。

メガネをかけていて、つい最近メガネを新調したらしい。

以前は、あまり見えてなかった。


第90話、読んでいただきありがとうございます。

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