↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/57

5 - 6

一郎は背中に背負しょったリュックから、デジカメを取り出すと、

やしろに向けて何回かシャッターをきった。

「あとは、この画像を・・・」





一郎たち3人が、たたがみふうじてから、

約1か月程が経過けいかした。


そろそろ、浄化じょうかも終わってるだろうとの事で、

一郎、姫花ひめか響矢きょうやの3人は、ふたた黒神山くろがみさんおとずれると、

「これは・・・」

「すごい・・・」

そこには、たくさんのやまガールたちが参拝さんぱいする社がった。


「どうやら、うまく行ったようだな。」


一郎は、山ガールのサイトや、パワースポットのサイトなどに、

「黒神山の社に参拝したら、恋愛が成就しました!」とか、

「希望校に合格しました!」などの書き込みをしたのだ、

あとは、山歩やまあるきが好きな人や、パワースポットめぐりを趣味しゅみとしてる人たちが、

徐々(じょじょ)に拡散かくさんしてくれたので、

現在の盛況せいきょうぶりとなっているのである。


「これなら、犬神いぬがみさまも、もとの力を取り戻すまで、

そんなに時間が掛からないだろうな。」


浄化が終わっていたので、一郎が魔法を解除かいじょしてみると、

祟り神の時に、神力しんりきを使い過ぎたようで、

犬神が、まめしばサイズまでちぢんでいたのである。


その姿が、姫花のツボだったのか、キャーキャー言っていたが、

これだけ参拝客が来れば、すぐに元の大きさに戻って、

神力で願いをかなえることによって、

信仰しんこうを増やしていけるだろう。




事件解決じけんかいけつともなって、吉雪家よしゆきけ訪問ほうもんすると、

顔色が良くなって、健康的な笑顔の京子さんが、出迎でむかえてくれた。

今回の事件は、内容的ないようてきな問題もあって、

母親の幸子さんには、ストーカー事件の解決しか話せなかったが、

京子さんには真相しんそうを説明しておいた。

犬神が、祟り神になった経緯けいいを聞いた、京子さんは、

友達をさそって、山歩やまあるきがてらに、

今後も黒神山に参拝してくれるそうだ。




「田中さん、香月こうづきさん、

いろいろと、お世話になりました。」


「いや、俺たちも、御門みかどくんの協力があって助かったよ。」


「また、僕の手にえない案件あんけんがあったら、

ご相談しても良いですか?」


「ああ、うちもソッチ方面ほうめん依頼いらいが来たら、

相談させてもらうよ。」


響矢と、業務提携ぎょうむていけい約束やくそくわして別れた。




「社長、今後の安全のためにも、これを身に付けて置いてくれないか。」

それは、水晶すいしょうのような石が付いたペンダントだった。


「あら、キレイね、この石は水晶?」


「それは、精霊石せいれいせきっていう石で、

魔法を付与ふよしておけるんだ、

定期的ていきてきにシールドの魔法をけておくから、

地球上の武器で、社長が傷つくことは、まず無いと考えていいぜ。」


「そっ・・・そう、それは助かるわ。」

姫花は若干じゃっかん気味ぎみに礼を言っている。


「ネックレスのチェーンもミスリル製だから、

まず切れることは心配しなくていいぜ。」


「へ~、これがミスリルか・・・」

少し青みがかった銀色のかがやきが神秘的だ。


「あと、いつも使っているバックを貸してもらえるか。」


「これ?」

姫花は愛用のバックを手渡した。


一郎は状態保存じょうたいほぞん空間拡張くうかんかくちょうの魔法を付与して、姫花に返した。

「これで、そのバックは壊れないし、いくらでも荷物を入れられる、

一応、社長が許可した者にしか使えないように、しておいたから。」


「もう、何があってもおどろかないわ・・・」

姫花は達観たっかんしたようだ。


「一応、護身用に、

これを、あげるからバックに入れておいてくれるか。」


「これって、このまえりた、神槍しんそうでしょ!?

もらっちゃっていいの?」


「ああ、武器は他にも一杯いっぱいあるし、

いつも、俺が一緒いっしょに居るわけじゃないから、

持っててもらったほうが、俺も安心できるからな。」


「そういう事なら、ありがたくいただくわ。」

姫花は、さっそくアイテムバックへと仕舞しまんだ。



今回の、事件の顛末てんまつは、こんなところだ、

また、新しい事件で、お会いすることもあると思うが、

今日はこの辺で、お別れしよう、

じゃあ、また・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。