表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/49

#39 ラーメン激戦区で兵器を投下する話!

 麗美と蘭子は吸血鬼の姉妹である。

 生活の保障と引き換えに国家への協力を要求された2人は、社会に紛れて人を喰らう無法の吸血鬼たちと長年戦ってきた。

 その結果、吸血鬼による犯罪は激減し、姉妹の仕事はもっぱら自宅警備と宅配受取になった。


 この物語は、そんな哀れな吸血鬼姉妹のもちろんニンニクが苦手な姉、麗美と、

 ニンニクラーメンチャーシュー抜きというチョイスが未だに理解できない妹、蘭子と、

 ニンニクマシマシな対吸血鬼班の刑事であるジローの壮絶な戦いを記した短篇集である。


 とあるラーメン店に来た、いつもの3人。注文した麺は3人とも届いていたが、食べているのは蘭子だけだった。

 ジローと麗美は、トッピングのニンニクが入ったビンを掴んだまま、膠着状態にあった。

「俺はラーメンにはニンニクをいっぱい入れたいんだよ……!」

「私たちは冗談抜きでニンニクの臭いを嗅ぐと頭痛や吐き気がしちゃうのよ……!」

 2人がお互いの言い分をぶつけ合う一方で、蘭子は黙々とラーメンを食べている。

「蘭子、アナタもニンニク苦手でしょ!?」

「お姉ちゃん頑張って。その間に早く食べて、逃げるから」

「えっ!?」

 動揺した麗美がビンを離す。そして、急に相手の力が抜けたためにジローは体勢を崩し、ニンニクのビンを倒してしまう。

「あ」

「え」

「わ」

 

 3人分のラーメンを即行で食べた後、倒しちゃった吸血鬼2人を抱えて死ぬ気で帰ったジローだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ