表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/49

#22 肉体美フォーアフターノーコンテスト!

 麗美と蘭子は吸血鬼の姉妹である。

 生活の保障と引き換えに国家への協力を要求された2人は、社会に紛れて人を喰らう無法の吸血鬼たちと長年戦ってきた。

 その結果、吸血鬼による犯罪は激減し、姉妹の仕事はもっぱら自宅警備と宅配受取になった。


 この物語は、そんな哀れな吸血鬼姉妹の腕立て伏せが10回しか出来ないフリをしている姉、麗美と、

 腕立て伏せは1回目でギブアップする妹、蘭子と、

 「お前ら軽く数百回出来るくせに女の子ぶってんじゃねぇよ」と思いながら300回は腕立て伏せが出来る対吸血鬼班の刑事であるジローの壮絶な戦いを記した短篇集である。


「199……200!」

 背中の上に麗美を座らせた状態で、200回も腕立て伏せを行なったジロー。肉体の鍛錬は、いつ吸血鬼の犯罪者と対峙するか分からない彼にとって、欠かすことの出来ない日課と言えた。

「次は腹筋するから、降りろ」

「おつかれさま」

 そう言って麗美はジローの背中から降り、ジローは体勢を変えて腹筋を始めようとした。

「よいしょ」

 そんなジローの腹に、麗美が馬乗りになる。傍目から見れば、なんかすげぇエロい。

「……」

「……腹筋して、いいわよ?」

 ジローはゆっくりと上体を起こし、麗美の額に頭突きを喰らわせた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ