表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/49

#14 セクシャルハラスメント巫女巫女ピース!!

 麗美と蘭子は吸血鬼の姉妹である。

 生活の保障と引き換えに国家への協力を要求された2人は、社会に紛れて人を喰らう無法の吸血鬼たちと長年戦ってきた。

 その結果、吸血鬼による犯罪は激減し、姉妹の仕事はもっぱら自宅警備と宅配受取になった。


 この物語は、そんな哀れな吸血鬼姉妹のおっぱいが小さめの姉、麗美と、

 おっぱいが小さい妹、蘭子と、

 おっぱいにはやかましい対吸血鬼班の刑事であるジローの壮絶な戦いを記した短篇集である。


「ジローって」

 麗美が女性向けファッション雑誌を見ながら言った。宝の持ち腐れではない。

「どんな女の人が好みなの?」

「巨乳」

 即答だった。

「……巨乳?」

「巨乳」

 有無を言わさない様子だった。

「…………胸のちっちゃめの女の子は?」

「論外だ」

 断固たる態度だった。

「……………………私は?」

「…………Fカップくらいに突然変異したら考えてもいい」

 麗美の吸血鬼キックがジローの顔面を直撃する!!

「出てけぇ!!」

「いいだろ別に!! 大きいおっぱいが好きでも!?」

 蘭子の部屋の引き戸が開き、怒った様子の蘭子が現れる。

「巨乳好きは女の子の敵!!」

 ジローに向かって投げつけられる立方体のゲーム機。産業廃棄物ではない。

「おっぱい星人は出て行け!」

「出ていけぇ!」

 貧乳吸血鬼姉妹にボコられながら、ジローは部屋を追い出される。ジローが廊下に出た直後、姉妹の部屋に鍵がかかった。

「……」

 夜風が頬を撫でる中、靴を姉妹の部屋に置いてきてしまったジローは、こう呟いた。

「それでも……巨乳がいいんだよ……」


 胸の大きさで女性の人を判断すると、死ぬ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ