魔法が使いたい!!
ここから主人公での目線になります。
見づらいかもですがよろしくお願いします。
異世界に転生したらしい。
うーん思ってたより現実をすんなり受け入れている自分がいる
まぁ、ラノベやアニメで知識としてはあったからな。
さて、俺の今の現状を説明しよう!
こちらの世界での名前はどうやらカインというらしい。
そしてなんとまだ生まれて3ヵ月しか経っていない!
ぴちぴちにも程がある。
母親はミランダ、父親はマルクスというらしい。
今分かってるのはそれだけ。
なにせ、赤ちゃんだから動けず情報を集める事が出来ない。
「カインちゃん。ご飯の時間でちゅよー」
ミランダに抱きかかえられ母乳を与えられる。
17歳の記憶をもってる俺としては精神衛生上この環境は良くない。
だが、抵抗できるはずもなくそんな日々が過ぎていった。
どうも佐藤仁改めカインです!
無事2歳になりました。
かなり自由に動けるようになりました。
喋れるし、歩ける。
そんな当たり前の事が幸せに感じます。
もう一つ幸せな事があります。
なんとこの世界、魔法というものが使えるそうです。
なにやら体の中に熱い物を感じる。
これが魔力というものなのかな?
でも魔法の使い方が分からない。
そーだ大人に聞こう!
「お父様、魔法はどうやって使うのですか?」
「おっ!カインは魔法を使いたいのか!でもまだ小さいから5歳になったら教えあげるな。」
父のマルクスから聞こうと思ったが流石に教えてもらえなかった。
マルクスはこの国ではそこそこ有名な魔法使いである。
あるが故に魔法の危険性も知っているのだ。その為可愛い我が子にはまだ教えてくれなかったのだ。
魔法が使いたい俺はそんな事お構い無しにこっそりマルクスの部屋に忍びこみ魔法について調べまくった。
なんで字が読めるかって?
そんなものは17歳の記憶もって転生した俺には造作もない事だった。
そして、ついに見つけた。
「魔法の深淵」
そんな仰々しいタイトルの本を。
感想よろしくお願いします。