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なーんでも食べちゃう

スライムっちゅうよりカー◯ィですね

もうちょっとアズくんで遊ぼう!


「ん?何をやってる?」

「ああ、おかえりヨークシャーさん。なかなか面白い子ですよ、この子」


と思ってたらヨーキー師が詰所から帰って来た。さっきの要領でマーコン草を増やしてヨーキー師に見せると腕を組んでうむむと唸りだす。んじゃあ…月光草を手早くレシピに従って調合して魔力回復薬を精製し、瓶詰めし、アズくんに渡して


「んじゃ、これも増やして」

(はいっス、むむむ)


ポンポンポン!と分体して瓶が吐き出されると魔力回復薬が10個に増えてる。よし【鑑定】


【鑑定】魔力回復薬《高品質》


おお、劣化も量が減ったりもしてない!使えるね。後は…


「じゃあ1個は食べて良いよ」

(良いんスか?やったー♪いただきまっス)


1体にまとまったアズくんが魔力回復薬を1個飲み込んだら…またぷるぷる震えてピカっと光り…


(ふう…美味しかったっス)


さらに青色が濃くなったね【鑑定】


[ステータス:アズ]

Name:アズ

種族:ハイヒールスライム

性別:♂

年齢:1歳6ヶ月

レベル:10

職業:遊び人、従魔《主:トリー》

HP:85/85

MP:112/115

STR:33

INT:98

DEF:39

SPD:54

LUK:71

VIT:250

武装:酸弾、治療弾、魔力回復弾

装備:


魔法:

技能:吸収、分体、伸縮

耐性:耐水、耐衝撃、毒無効、麻痺無効、耐精神

称号:食いしん坊


なるほどなるほど、吸収すると吸収した物の性質を取り入れられて、分体するとコピー出来るんだね、 という事は…【収納】から帝国兵から剥ぎ取ってきたボロ鎧を裏庭の中央に置いてっと


「アズくん、これも食べてみ…【サンダー】」


威力は抑えてアズに打ち込むとパクンと飲み込む…が


(むぐぐ、あふあふ、無理っふ)

「そっか、分体してあの鎧に吐き出せ!」

(むむむ、ぷは)


ピシャッ!ゴロゴロゴロドカーン!


おお…魔法そのものは吸収出来ないけどコピー増殖は出来るのか。鎧をグルリと囲むように並んだ10匹のアズから雷が放たれ、1発のサンダーが10発になった。おお!


「だ、だから魔法防護してない所で攻撃魔法を試しちゃダメだ、トリーさん」

「ああ、すみません…じゃあ最後にもう一つだけ試したいのでお願いします」

「ぬ、まだあるのか…即席で良いか?ぬん!」


ヨーキー師が杖を持ち念を込めると裏庭に薄く力場の膜が張られるのを感じる。よし、これなら。


「アズくん、もう1発!食べたら大型化して吐き出す!【サンダー】」

(はいっス!もぐもぐ、ぷは)


ドガガガーン!


おお、かなり大きな雷が鎧を…消し飛ばしちゃった。威力10倍になっちゃうのか。よーしうむうむよーし


「こんな事、誰も考えつかない…攻撃魔法だけじゃなくいろいろ応用も効きそうだな」

「確かに、回復魔法を大勢に飛ばしたり、大回復に使ったり…作った薬や道具を増やしたり…」

(僕すごいっスか?すごいっスか?ふふふ♪ 嬉しいなー初めて褒められたー)


元の小さなスライムに戻ってクルクル回って踊る?アズくん。それを見て眉を寄せ尻尾をフリフリしてるアルフィンたん…ライバル心を燃やしてる?よしよし待ってて良いものあげる。【錬金術】で鉄板を生成し、円盤状に加工、縁を曲げて…出来た!フリスビー。よーし、取ってこい!ピューっと投げるとUFOの様に飛んでいく。


「んわわわ〜わん!」


猛ダッシュしてハニっ!と見事アルたん空中キャッチ!嬉しそうに尻尾ブンブンしてる…ますますワンコ化してるねぇ。いいのかなぁ…


「もー1回投げてたん!」


フリスビーを持って帰ってきたアルたん目を凄いキラキラさせちゃって…よーし。それいけー。もう一回投げると飛んで行くフリスビーをアルフィン…となぜかアズも追いかける。


「もー、こっち来るなたん」

(面白そーっス僕も混ぜてっス)


ジャンプして空中キャッチしたのはアルフィンたん。運動能力はアルたんの方がちょっとだけ良いみたい。


(ううう、悔しいっス!)

「もう一回!もう一回!」


持って帰ってきたフリスビーを…ミミムちゃんに投げ方を教えて投げさせる。


「それー」

「わぁい♪」

(負けないっスー)


やれやれ。


◇◆◇◆◇


夜も更けてきたのでフリスビーで遊んでたちびっこチームはおウチに帰して…アズくんは砲塔の上でグースカピー。さて、これから寝る前にヨーキー師の魔術&錬金術講座。ヨーキー師の師匠に本格的教わるのでここで今までのおさらいを。


「魔法、魔術とは大気中のマナを体に取り込んで魔素、いわゆる魔力にして。その魔力を魔石に通し頭に浮かんだイメージを魔石に映して現象として具現化する技術である。ここまでは良いな?」


中級編の魔術本を持って講義するヨーキー師の話をふむふむと聞いている。


「つまり魔石がなければ具現化しないと?」

「そうゆう事だ。人間にも喉元の奥のところに小さな魔石があるが、より強力な魔法を使うためにはより質が良く大きな魔石が必要。それが杖などに付いてる魔石だ」


なるほどなぁ、この戦車ボディの中には大きな魔石がいくつも付いてるから最初から魔法がうまく使えたり強力だったりするのだろうか?


「トリーさんの場合魔石の大きさもあるが、イメージの作り方が上手なのがより理由としてある様だな」

「うお、考え読まれた!障壁薄かったですか?」

「いや、トリーさん突拍子も無い事考えるからあえて集中して読みに行ったよ」


くっそう、なんかくやしいから魔力障壁強化!


「話を戻すと二つ目の魔石でパワー増幅とコントロール能力を強化してるって事ですか?ヨークシャーさん」

「そうゆう事だ、魔法の威力を強化するためには三原則。魔力を大量にこめる。効率的にコントロールし具現化する。そして詳しく発現させたい事象をイメージする。この三つだ」

「なるほど…」


ちょっと試してみよう。魔力を多めに込めて…コントロール効率は元々持ってる魔石の質が良いみたい。あとはイメージ。多めの魔力を燃焼ガスとして…周りの空気から酸素を多めに送れば炎の色が赤から白…青に…


「こんな感じ?」

「な、なんだこの青い炎は」


【収納】から鉄板取り出して青い炎にかざすと、あっという間に溶けて穴が開く。まあこんなものか。炎を消して


「炎の温度が上がると色が赤から青に変わっていくんですよ」

「そんなことが出来るんですか…それも前の世界の技術で?」

「そうですね、向こうじゃ燃やすガスと一緒に燃焼させる空気を多く送り込むことで簡単に鉄を溶かす炎を作り出して使ってます」

「これはもう教える事は無いなぁ、逆にこっちがいろいろ教わりたい」


なんか疲れた表情のヨーキー師、まあまあ


「あとは錬金術だが、こっちももう特に教える事は…」


まあヨーキー師の本にレシピに簡単なものは書いてあるし。あ、そうだ毒消し作っておかなきゃ。【収納】から乳鉢など調合セットを取り出して…毒消し草をゴリゴリと魔力を通しながら潰して


「ああ、魔力を大量にねり込むだけじゃ逆に反応しすぎて材料をダメにするから…そうそう、それから魔力を使って不純物を取り除いて…」


そうか、魔力で不純物を取り除きながら…ゴリゴリ…あ、光った。成功かな?瓶に詰めてっと出来たかな?


「どれどれ…おお!高品質」


ヨーキー師に鑑定して貰うと好評価、よっしゃ!これも明日アズくんに食べさせてみよう。


「後は…魔道具の製作だが」

「ご主人様、そろそろおやすみになられたらいかがですか?」


女性の声に振り返るともうすっかりメイドさんとして慣れ、ピシッと立ってる冥土さん、もといサリーさん。


「ああ、この話しが済んだら寝る…その後どうだ?不具合は無いか?」

「ええ!ありがたいことになんだか生まれ変わったみたいな気分です」

「よかったな。まあ…物質に魔術式を書き込んで魔法を便利な道具として使う。ゴーレム製作は魔道具作りの発展型だから…逆に師匠も驚くだろう」

「そうですか…でもまだ改良する所がなぁ」


今はただ像を作ってゴーレム製作魔法かけて、サリーさんの魂入れただけだしな。関節は【変形】の魔法で動かしてるし、さっき習った魔力増幅&コントロール強化用の副魔石をつければサリーさんも魔法使えるようになるはず。


「まだ何かアイデアがあるのか?」

「ええ、簡単にお試しコースでいきましょうか。サリーさん、ちょっと出てください」


ヨーキー師もサリーさんも訝し気だが自重しないぞ。憑依してたサリーさんに出てもらって…服を脱がして


「きゃ、や、やめ…」

「まあまあ、すぐ済みますから」


なんかこっちもちょっと恥ずかしいね。魔力も切てステンレスの像になったサリーさんのボディから服を脱がして…腕、肩…脚…主な関節ごとに切り離し、さらに形を整え昔のガ◯プラみたいな関節の形に作り直して組み替え直し…あとは増幅用の魔石を一個、人差し指に取り付けて。これでどうかな?


「出来たよー入ってみて」

「ちょっと不恰好になった気が…」


再びサリーさんがメイドゴーレムの体に憑依すると…ギギ、ギギィと金属音を鳴らしながら動き始める


「ん、動きはするけど…この音が」

「ああ、忘れてた」


関節に油を指してあげるとスムーズに動く様になる。


「うん、大丈夫みたい…前より全然動きが軽い」

「今までの関節の変形に使う分の魔力が浮くからね、魔法も使える様になってるはずよ?」

「【洗浄】あ、出来たました」


ゴーレムの体がザッと水で洗い流される。うん、問題無いね。服を着せたら…やっぱ関節部分が膨らんだか、ちょっとゴツくなっちゃった。


「私からはもう教える事は無くなってしまったな、後は師匠から…いや、師匠もこれ見たら驚くだろ、ゴーレムが自分で魔法を使うなんて」


体を曲げ伸ばしして動きを確認してるサリーさんを見て、唸りながらヨーキー師が呟く




[ステータス:トリー]

Name:トリー

種族:戦車

性別:♂

レベル:31

Type: III号L型、95式チハ、【M7自走砲】

HP:570/570

MP:190/410

STR:315

INT:235

DEF:360

SPD:177

LUK:33

FUEL:726/730

兵装 主砲:69/69 機関銃:300 スモークディスチャージャー:3/3 スティンガー:1/1

装備 ゴム貼り履帯、ドーザーブレード、暗視装置、トランシーバー、有刺鉄線、大型テント


魔法:修理・補給、念動、補助魔法《初級》、攻撃魔法《初級:火・水・氷・風・土・雷・聖》、回復魔法《初級》、錬金術《初級》、空間魔法《初級:収納》

技能:鑑定、周囲索敵、改造・パーツ召喚、解体《初級》、魔力感知、障壁、身体強化、同時並行詠唱、属性付与、従魔《従:ハイヒールスライム・アズ》

耐性:耐火、耐熱、耐冷、耐衝撃、耐刃、毒無効、麻痺無効

称号:渡来人、交渉人、冒険者(仮)、中級ハンター、料理人《初級》、盗賊キラー、兵士キラー、ナイトハンター


進化ポイント:240


ちょっとづつでも評価してくれる人が増えて嬉しいです。ありがとうございます。

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