なかまにいれてほしそうにしてるぞ?
二日にいっぺんの更新になりそう
「…まあ、ちょっとトイレ休憩にしますか」
「だぁから違うって言ってるのに!」
そのままみんなを下ろして…ミミムちゃんにヒステリックくっころさんの面倒をみてもらう、ふう…
「トリーさんさっきの治療薬は?」
「あ、ええ…この前のマーコン草で作ってみた試作品です。まだありますよ?」
「見せてくれ」
はいはい、と【収納】からもう一個作り置きの治療薬をヨーキー師に渡す。鑑定してるね。
「は…初めてでこれ?」
「まあ、マーコン草の品質が良かったんでしょう」
「これ一個で中金貨1枚はすると思いますよ」
へ?ということはごじゅうまんぐらい??うおお!
「中級だが高品質だから大抵の傷や病は治るだろう。トリーさん、こっちの才能伸ばしたらどうだ!」
「それってどうゆうことで?」
「本格的に私の師匠について錬金術の勉強してみないか?」
「えー、いいんですか?」
「無論だ、トリーさんのあの遺跡を調べるために師匠に来てもらう様手配してるからその時紹介する。是非トリーさんの世界の知識をこの世界の錬金術、いや魔術の発展に活かせないかと」
「いやーなんかそんな褒められると木に登っちゃうよーふふふ、是非お願いします」
なんか、ちゃんと褒められるの初めて?ずーっと引かれるばかりだったからなぁ、うんうん、嬉しい
「ねー早く帰らないとメルカリウスの門閉まっちゃうよー」
「あーはいはい…ん?」
ちびっこチームとくっころ騎士は乗り込んでるけど…?あれ?なんだこれ?どこかで見た事あるような水色なサッカーボールぐらいの丸いぷるぷるしたの…
(あ、あのー)
…もしかしてもしかなしなくてもスライムさんだよね?いわゆる『なかまにしてほしそうにしている』ってやつ?おー!
(すみませんっス、そのお薬を下さいっス!)
…なんだよ違うのかよ…まあいいか、中級治療薬を瓶ごとスライムさんに渡すとそのまま吸い込まれ…瓶がスライムさんの体内で溶かされるとスライムボディにさざ波がザワザワ起きてから突然ピカッ!と光り…
(ふう、ありがとうっス!これでヒールスライムに進化出来たっス)
光がおさまったらと思ったらそこに居たのはさっきより少し大きくなり、色も水色から濃い青色に変化したスライム。
「何事だ…これは…?」
「いや…このスライムさんが治療薬を欲しがるのであげたら…」
(助かりましたっス、ずっと進化するのが夢だったっスから)
ペコリ?と頭?を下げるスライムさんに俺とヨーキー師で顔を見合わせる…つかスライムって話せるのね?
「トリーさん、スライムが進化するなんてはじめて聞いたし見たよ」
「そうなんですか?それはそれはとても貴重な経験でしたね」
(と言うわけで、ではこの辺で失礼しますっス!)
「「待てーい!」」
丁寧にもう一度頭?を下げて立ち去ろとするスライムさんを俺とヨーキー師でで引き止める。
「なーにーをーシレッと逃げようとしてるのかなー?んんー?」
(な、なんのほほっふはー?)
「さっきの薬、高かったんだけどなー何?キミは食い逃げ?ドロボー?」
【念動】で空中にスライムさんをふよふよ浮かせ、グミかなんかの様に伸び縮みするよう引っ張ったり潰したり、スライムさんは全身?に冷や汗みたいな水分を垂らしてる。
「まあまあトリーさん、ここはこのスライムに薬の料金分働いてもらうっていうのはどうだろう」
(は、はいっス!働くっス!)
なるほど、こんな珍しい魔物は是非サンプルとして調べたいって事ですね?さすがヨーキー師。
「じゃあ達私と一緒に来てもらおう、あ、キチンと契約しないとね…ヨークシャーさん契約魔法教えてください」
(はいっス!契約するっス)
「うむ」
アルフィンたんとミミムちゃんの時と同じ様にヨーキー師の補助を受けて使い魔契約を結ぶ、あ、名前どうしよう。ス◯りんやホ◯ミンじゃマズイし…青いから…アズール、アズくんにしよ♪
「キミの名前はアズだよ、よろしくね」
(はいっス、アズっす!よろしくっス)
名前を決めた途端、スライムさんの中心に小さな魔方陣が刻まれて契約終了。
「もー、変なの拾ってー早く行こ」
(変なのじゃないっス!アズっスよろしくっス!)
「よろしくたん」
イライラしてるミミムちゃんに急かされてヨーキー師とアズも乗せて、一路メルカリウスへ北へパンツァーフォー!
◇◆◇◆◇
キュラキュラキュラキュラ
北へー行こうらんららん♪
アズくんとの意思疎通はどうやらテレパシーみたいなものらしく、声は聞こえないが言いたいことは伝わるしアズもこっちの言い分はわかるらしい…もしかしたらトランシーバーがわりに使えるかもしれん。
街道は時々商人さんの隊列とすれ違うぐらいで特にトラブル無し、快調快調!約1時間半で懐かしのメルカリウス東門へ到着、入門チェックの列に並ぼうとすると、
「騎士団の用があるから今日はこっちだ、先に騎士団の詰所へ」
「はいはい」
ヨーキー師が貴族用の門へ行く様に指示、簡単なチェックで抜けられた。そのまままっすぐ…街の中央にある騎士団の詰所へ行く様に指示され進んで行く
「ここだ、トリーさん」
「はいはい」
裏手の門から入って数多くの馬が繋がれてる裏庭を通り建物に横付けする。ふう
「お疲れ様、私は捕虜の引き渡しと同時に報告もしてくるから先に帰っててくれ」
「了解、ギルド寄って帰ります」
ヨーキー師とポメリーちゃんを降ろして冒険者ギルドへ…なんか目が死んでるけどくっころさん大丈夫かな?
キュラキュラキュラキュラ
門の方へ少し戻るとすぐに冒険者ギルド、なんか混んでるな、特に戦士っぽい奴が…人混みをかき分けてギルドの裏口に回って買い取り倉庫へ。どうせ狩った魔物の買い取りするから最初からこっちに来た方が良いよね、ログくんに受付に走って貰って…しばらく休憩。
「おいこら!」
「はいはい?」
ん?…なーんだ今日もエルフさんじゃないのか、ハゲヒゲギルド長がログくんを連れてやって来た、ヒマなの?
「まーたやらかしたみたいだなぁ?おい」
「心外な!魔物に攫われた子供を救い、帝国の侵略を喰い止めたのに。何もしないで逃げてりゃ良かったんですかぁ?ええ?おいおい、俺には国のために働く義理なんてひとっつもないんだぜ?ええ?どけどけ邪魔だ邪魔だ!轢き殺されテェのか?この野郎オメェ」
タコオヤジがふざけたことをぬかしゃがるからジリッとガブリ寄って反論したった。「お、おう」って感じでたじろいでる、バカメ。
「ま、まあ、よくやってくれたな。冒険者ギルドとしても鼻が高いぞ、うむ、お疲れさん。報酬を受け取ってゆっくり休め」
はいはーい、ゆーっくり骨休めしますよーだ。内心舌を出して…しかし本当にヒマなんだな、ギルド長って。さて、薬草と魔獣の素材をさっさと納めて帰ろ。いつもの買い取り係のおっちゃんを見つけて…
月光草2袋
マッドスネーク21匹の皮と牙と毒袋
ワイバーン1匹(魔石と牙1本抜き済み)
を引き渡す。ワイバーンはナイフじゃなかなか歯が立たなくて魔石と牙だけ抜いたところで諦め解体もお願いした…ん?おっちゃん?
「久しぶりに見たぜワイバーン、しかし穴だらけだなぁ」
「ああ、容赦しなかったからね、じゃあよろしくー」
「お、おう」
これで用事は終わり。ログくん拾ってヨークシャー邸に帰ろう。
キュラキュラキュラキュラ
もう慣れたギルドからヨークシャー邸への道を軽快に進む、初めて人間の街に入るアズはキョロキョロと物珍しそうに見回してるがすぐにヨークシャー邸に到着、いつもの様に裏手に回って馬車小屋にバックで入り駐車
「ふう…到着ーヨークシャーさんまだ帰って来てないの?」
「お帰りなさいませ、トリー様。まだ騎士団詰所から帰っておりませんが、お先に夕食をと伝言をうけたまわりました」
出迎えてくれた完璧執事のセバスチャン…本名リヒテルさんにそう言われてたが、また「クレープ!クレープ!」のちびっこチームの大合唱で食堂から小麦粉等の食材を分けてもらい、鉄板を【収納】から取り出して温め始める。どんだけ食べたいのチミたち。
新鮮なフルーツがあったのでフルーツクレープを作ってあげてみんなに配り、はいどうぞー
「おいっすぃー!」
「ホントだねー」
「うまうまたん!」
(こ、こんなおいしいモノ初めて食べましたっス!)
ん?いつの間にアズくんまで…てかスライムって味わかるの?
(こんなの食べれるんなら契約じゃなくてもズーッとココで働きたいっス!)
まあ、喜んでくれてるなら良いか。
「あーあ、もう無くなっちゃったぁ」
(もっと食べたいっスか?じゃあ僕にお任せ♪…あむ)
「あー!何すんのよアンター!」
クレープ結構数焼いたんだけど…最後の一個をアズくんが我先に飲み込み…ぷるぷるしばらく揺れてたと思ったらいきなりらポンポンとアズくんと全く同じスライムが10匹も出現して…その10匹全てがクレープを吐き出し分身したアズくんが合体して一つに。その目の前にはクレープが10個山積みされて。
(ほら増えたっス!どうぞーみんな食べてっスー)
「え?えー」
確かに増えたけど…ねえ
(食べないんスか?じゃあ僕が、あむあむ、んー♪おいしー)
ちょっとしっとりしてるクレープを夢中で食べてるアズくん…今なにやったの?【鑑定】
[ステータス:アズ]
Name:アズ
種族:ヒールスライム
性別:♂
年齢:1歳6ヶ月
レベル:10
職業:遊び人、従魔《主:トリー》
HP:81/82
MP:103/110
STR:33
INT:98
DEF:39
SPD:54
LUK:71
VIT:250
武装:酸弾、治療弾
装備:
魔法:
技能:吸収、分体、伸縮
耐性:耐水、耐衝撃、毒無効、麻痺無効、耐精神
称号:食いしん坊
分体?…それを使ってコピーしたの?んじゃあ…
(ふう、食べたっスーおいしかったっスーもう食べられないっス)
「アズくん、これも増やして」
(はいっス、あむ、むむむ)
薬と言って月光草を1枚食べさせて分体させるとさっきと同じように月光草が10枚に増えて吐き出される。
「これは…使えるかも」
(どうかしたっスか?)
しばらくアズくんで遊べそうだね。
[ステータス:トリー]
Name:トリー
種族:戦車
性別:♂
レベル:31
Type: III号L型、95式チハ、【M7自走砲】
HP:570/570
MP:350/410
STR:315
INT:235
DEF:360
SPD:177
LUK:33
FUEL:401/730
兵装 主砲:12/69 機関銃:300 スモークディスチャージャー:3/3 スティンガー:1/1
装備 ゴム貼り履帯、ドーザーブレード、暗視装置、トランシーバー、有刺鉄線、大型テント
魔法:修理・補給、念動、補助魔法《初級》、攻撃魔法《初級:火・水・氷・風・土・雷・聖》、回復魔法《初級》、錬金術《初級》、空間魔法《初級:収納》
技能:鑑定、周囲索敵、改造・パーツ召喚、解体《初級》、魔力感知、障壁、身体強化、同時並行詠唱、属性付与、従魔《従:ヒールスライム・アズ》
耐性:耐火、耐熱、耐冷、耐衝撃、耐刃、毒無効、麻痺無効
称号:渡来人、交渉人、冒険者(仮)、中級ハンター、料理人《初級》、盗賊キラー、兵士キラー、ナイトハンター
進化ポイント:240
どんどんキャラが増えるー




