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捜し物はな…

就職活動で更新が不定期です。すみません

危うく忘れる所だった、良かったー思い出して。

ドラガンの街でベホミアさんから預かったミスリルを届けにベホミアさんの商店のメルカリウス支店へ立ち寄る。


「失礼する、支店長はいるか?」

「あ、いらっしゃいませヨークシャー様、支店長は奥におられますがお呼びしましょうか?」

「うむ、ドラガンのベホミアから荷を預かって来たと伝えてくれ」

「はい、かしこまりました、少々お待ち下さいませ」


今回もヨーキー師に対応してもらった。こうしたほうが揉めなくて良いんだけど…なんかちょっと対人恐怖症なっちゃいそうで心配


ちょっと待ってると支店長さん?らしき青年と呼びに行ってくれた中年ぐらいの男がやって来る


「お待たせ致しました、ドラガンの方はいかがなりましたでしょうか?」

「うむ、みな無事に救助出来たぞ」

「そうでしたか、それはようございました。あちらからの一報を聞いてベホミアが飛び出して行った時にはどうなる事かと…ヘイリーは私の親友でもありまして、本当に良かった…あ、失礼しました、お荷物ですね?…えーとそのお荷物はどちらに?」

「あれの中だ、貴重な品物だそうだから…」

「は?…は、はいそうでございましたか、でしたら申し訳ございませんが裏口から中庭に入って頂けたらと…」

「うむ、わかった…おーい、裏へ回るように」

「…」


キョロキョロする支店長さんに俺を指差してヨーキー師はそう言うけど…どう見ても俺は馬車には見えんよね、固まってた。けど少ししたら立ち直って裏へ回るように指示してくれる…うう、無言無言。ここでボケてもドン引きされるだけ、だよね。


店の裏の馬車通用口から裏庭に入って倉庫らしき大きな石造りの建物の前に。


「こちらです…で、この馬車?でお運びになられたのですか?ヨークシャー様、確かに…なんとも頼もしい」

「馬車ではない、馬も何もいないだろう?こいつは最近研究中の自我のある戦闘ゴーレム、名前をトリーと言うそうだ…トリーさん、いつものようにご挨拶してあげては?」

「へ?」


くっ!フォローだけではなく煽りまでマスターしたか!うっすらニヤニヤしやがってーもー、今日はギャグは無しで


「はじめまして、トリーと申します、以後よろしくお願いします。あ、これが荷物です」


そう言いながら砲塔後方の【収納】ハッチを開けてベホミアさんから預かったミスリルが入った木箱を取り出して、倉庫の前にドスン!と置く


「なぁっ…!」

「運送の報酬についてはベホミアさんに頂いてますから…では、これで失礼します、ヨークシャーさん行きましょう」

「うむ、では…」


フリーズしてる支店長さんは…まあ置いといて、後でベホミアさんに説明してもらいましょう。みんなを乗せてベホミアさん支店からヨークシャー邸へ撤収ー


◇◆◇◆◇


キュラキュラキュラキュラ


さって、これでやっと任務終了ー。明日の打ち合わせだけ軽くしてケモミミ姉弟とその従魔たんは夕飯。俺とヨーキー師は今日に反省会を少ししようかーと考えてると…んん?裏門から入った途端、冷気とおどろおどろしい気が庭内に満ちてる…聖の魔力を込めて【ライト】


「…外道照身◯波光線!」

「な…なによっ!」


空中で昨日の冥土さん、サリーさんが仁王立ちしてました。うーむ、おこだねぇ、冥土さん絶賛不機嫌中です。まはりくまはりたの方だっただろうか?


「あ、ただいまーです」

「そうじゃなくて、昨日あなた一緒に護符を探してくれるって言ったでしょ!なんでいないのよ!」


そうでしたイカンイカン、最近忘れっぽくなったのう、歳かのう…って俺の年齢ってどうなるんだ?

さっきの【ライト】で庭が明るくなったと同時に変な気も払われた、ヨーキー師とちびっこチームのみんなも車体から降りて…冥土さんをじーっと見てる。


「本当に幽霊だな」

「ふえー」

「すごーい、ちゃんと喋れる幽霊、僕、はじめてです」

「わんわんたん」


みんなビックリしてるみたいだけどまったく緊張感は無いな。まあいきなり冥土さんの攻撃、なんてならなくて良かったよ


「すみません、依頼で少し離れてまして。今、帰ったところなので少し休憩したら…」

「むう…そ、それなら少し待つけど」

「これって何たん?」


どこから引っ張り出して来たのか…高速で尻尾をプリプリ振りながら口に咥えてた四角い板を地面に置いて、たんたんと前足で地面を叩き得意げにアピールする仔ホワイトドラゴンさん。これってまさか?


「あ、ああー!護符ー!!」

「どこにあったの?」

「ここたん、石の間に挟まってたたん」


慌てて空中から降りてきてうずくまり護符をうやうやしく持ち上げる冥土さん。『偉いでしょ♪えっへん!』と胸を張るアルフィンたんに聞いてみると、昨日の井戸の壁の石組みを前足でたしたしと叩いて指し示す。つーか護符が石に隙間の奥に挟まっててしかも霊的な存在で実体が無いなんて、そりゃ見つからねーよ!よく見つけたなアルたん偉い!


そうこうしてる間に…護符が光り出し、冥土さんの懐からも光りと共に他の二枚が出現して合計三枚が空中に浮かび、クルクル回転した…と思ったら一瞬強く光りパッ!と三方向に飛び散った。あれ?えー?お願い叶えるドラゴンとか出なかったけど?いいの?


「はあ…これで…」


…まあ、良かったみたいだね、成仏してくだだい。ナムナム。


「皆さま、ありがとうございます」

「うん、良かったですね、迷わず天国へ行ってください」

「はあ?行けませんよ?」


え?なんか心残りがあったからーとか呪われてるーとかで幽霊になったんじゃないの?


「護符についてはご主人様に怒られただけでございます」

「うむ、ゴーストの類は強制的に浄化するしかないし浄化されたら地獄行きだな」

「というわけでもうしばらくお世話になります♪ 現代のご主人様」

「え?」


スカートをつまんで優雅にヨーキー師に礼をする冥土さん、苦笑いするしかないね


「どうします?ヨークシャーさん、たぶん浄化出来ますけど」

「…いや、いい、屋敷の警備でもさせよう」


【聖魔法】で…と提案したけどヨーキーさんに肩をすくめて首を振られる。確かにその後ろに隠れて首をイヤイヤと振る冥土さんを見るとやる気を無くすね、俺が悪者みたい。でもいいのかな?お化け屋敷みたいな家から本当にお化け屋敷に…


「わかりました、そうゆうわけで皆さまよろしくお願いします」


…なんか取り憑くとかしなさそうだし、いいのかな?それよりあの護符って一体何?


◇◆◇◆◇


気を取り直して裏庭にみんなを下ろして集まり反省会と明日の予定をきめる。


「明日はまた朝からギルドへ行って討伐代金を受け取り…と、そのまま次の討伐依頼を取って適当に狩りかな?」

「うむ、3人の連携もまだまだだし、練習した方がいいな。あ、ギルドとのやり取りはログ、きみがやるように。私は研究があるから明日は出れん」

「え?」

「お、サブリーダー就任?おめでとう」

「え?なんであたしじゃないの!」


ビックリしてるけど確かにログくんの方が安心かな?ミミムちゃんだと…突然ケンカふっかけそう。


「まあまあ、ミミムちゃんはアルたんの面倒を見なきゃでしょ?」

「わん」

「むー」


これでおさまるかな?ミミムちゃんとアルたんはずっとベッタリで今もミミムちゃんの膝の上でなでなでされてる…もうすっかりワンコだね。


「よし、これで今日は解散」

「お疲れ様でしたー」


ミミムちゃんとログくん、アルフィンたんはまた厨房に夕飯を貰いに…外の居酒屋に食べに行くより安いし変なの絡まれる心配ないから安心だよね。で、俺はヨーキー師と打ち合わせ。


「ところで…あの洞窟の事なんですが…」

「うむ、手掛かりは得たがさっぱりだ、まず古代文字の専門家を派遣してもらわなきゃならん」

「じゃあそれまで研究はストップですね」


洞窟で回収した資料を【収納】から取り出して見直す。やっぱ読めん。


「そうだな、今までの情報をまとめて王都に送って、研究員を派遣してもらうまでは時間が空くな」

「まあ、自分達でわかるところは検証していきますか」

「また何か考えてるのか?」

「ええ、ちょっとヒントになればと…」

「そうか、いい結果が出たら教えて欲しい、王都に送る手紙の内容で研究員の派遣が早まるかもしれんし」

「頑張ってみます」


資料をヨーキー師に渡し、打ち合わせは終了…なんかヨーキー師不安そうな顔してるけど大丈夫、無茶な事はしませんから♪


◇◆◇◆◇


ちびっこチームも帰って…静かになった馬車小屋、さて、実験の時間ですね♪ 助手くん!


「はあ、なんで私が…」

「まあまあ、そー言わない!この実験には冥土さんの協力が必要なんですから」


さて、まずは…【収納】から鉄の素材を出してっと、このままじゃ弱いから【錬金術・調質】で、鉄材の不純物を抽出、クロムとニッケルを添加して、ステンレス鋼に。


「よし、これを…」

「な、なにを」


錬金術を操る戦車、シュールだねぇ。まあ、もうちょい付き合って。冥土さんの姿を参考に…【変形】で薄く伸ばしたステンレス鋼板を使って、サリーさんの姿を参考にステンレス像の外殻をで形成していく。うーん、フィギュア作るのとは全く違うかな?でも…よし、出来た。あとは軽く【浄化】したレッドベアーの魔石を胸の中に設置してっと、ヨーキー師の著書に書いてあったね【錬金術・ゴーレム作成】…動くかな?


「え?わ…これ私ですか?」


うんうん、動くね…でもこのままじゃラジコンと一緒で腕を曲げろ、伸ばせと、簡単な動きしか出来ないから…


「うん、サリーさんの体の代わり…どうかな?入れる?」

「えー、なんか気持ち悪いけど…」


そう言いながらしぶしぶステンレスのボディに取り憑くサリーさん。


「あら、意外と悪くないかも」


手足を動かして確認するが問題なさそ。これで『自律稼働するゴーレム』一応完成だね♪ 普通のゴーレムと違って複雑な指令を教え込まなくても良くてすぐ使えるし…バッチリじゃない?


「うん、このまま今すぐ仕事出来そうよ…でも服は欲しいわね」

「そうですね、ヨークシャー師にお願いしましょう」


屈伸して体の動きを確認するサリーさん。ハッと気がついたようで体を手で隠してる。まあ、明日だね。



[ステータス:ヨークシャー]

Name:ヨークシャー・バリウス

種族:人間

性別:♂

年齢:34

レベル:49

職業:錬金術師、魔法使い

HP:352352

MP:473/475

STR:31

INT:124

DEF:27

SPD:37

LUK:50

VIT:35

武装:トネリコの杖、ミスリルリング、ワイバーンのローブ


魔法:補助魔法《中級》攻撃魔法《中級:火・風・水》、回復魔法《初級》、錬金術《中級》

技能:鑑定、魔力感知、障壁

耐性:耐魔力、耐精神干渉

称号:錬金術マスター


[現在のステータス]

Name:トリー

種族:戦車

性別:♂

レベル:14

Type: 【III号L型】、95式チハ

HP:315/325

MP:213/290

STR:220

INT:184

DEF:240

SPD:153

LUK:22

FUEL:286/440

兵装 主砲:82/84 機関銃A:1867/3500 機関銃B:1901/3500 スモークディスチャージャー:1/3

装備 ゴム貼り履帯


魔法:修理・補給、念動、補助魔法《初級》、攻撃魔法《初級:火・水・氷・風・土・雷・聖》、回復魔法《初級》、錬金術《初級》、空間魔法《初級:収納》

技能:簡易鑑定、周囲索敵、改造・パーツ召喚、魔力感知、障壁、身体強化

耐性:耐火、耐熱、耐冷、耐衝撃、毒無効、麻痺無効

称号:渡来人、交渉人、冒険者(仮)、中級ハンター、料理人《初級》


進化ポイント:150


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