『焚火』
薪がある。
ファイヤースターターから火口へ。そして、薪へ投ずる。
火を強める風だけ当てる。段々と赤く、なっていく。
弾ける音が、鳴り始めた。スキレットを、持ってこよう。
『山頂』
麓では蜩の、天下で無かったか。
登頂の折、山頂は白霧であった。
霧が体に水滴となり、水滴が強く風に吹かれ、芯から抗わずに、冷えていく。
東屋、忍耐、八時まで。まだ遠い。
『川嬰』
湧き水に素足を浸し、冷を取る。
新緑は空、玄色の石、世情不知の、為川子ら。
一端に感ず千秋之候と、万歳之懐を一夏に享ける。
水は泣く。赤子様に楽しげに。一生一死、玲瓏。
『虹蜺』
是為橋也。
誰渡之乎。或之天女、或之仙人。
為自天至地、或自地至天何。
雖七色、此七色者如何為此。若為一色哉乎。
不知道、雖我望渡是橋、為飲玉漿而臨天、大体無智而及之已。