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無限成長の強奪者[英雄や魔物からスキルを奪取し、覇道を征く]  作者: 無名
第3章 〈死神〉の暴動

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第40話 深海の王者

 海のオーガと呼ばれる巨大なサメ━━オーガ・シャークを討伐し、予め【看破】でステータスを視た時にも気になっていた、


 【水中呼吸】の詳細を確認する。


━━━━━━━━━━

【水中呼吸】Lv.6

 息継ぎ無しで、水中で呼吸が可能。

 有効時間は、三時間。

 器用値+6

━━━━━━━━━━


 「マジか! このスキルがあれば窒息する心配はないし、わざわざタンクを背負う必要もないな」


 有効時間が気になるところではあるが、それでも水中で長時間活動できるのは有り難い。


 「フィールドが海ということは、ボス部屋でも海上、あるいは海中で戦う可能性が高い。そう考えると、このスキルはなるべくレベルを上げておいた方がいいな」


 方針が固まると、すぐに氷上から海中へ飛び込む。


 飛び込んだ際の水音を【異音感知】で捉えたオーガ・シャークが、勢いよく迫ってくる。


 (喰らえ! 魚雷トルピード


 【雷魔法】を行使すると、雷で形成されたサメ型の魚雷が素早く海中を突き進み、オーガ・シャークへと衝突した。


 途端、オーガ・シャークの全身を高威力の雷が迸る。


 一瞬硬直したかと思えば、そのまま力を失ったように、ゆっくりと浮かび上がった。


 すぐに泳ぎ寄り、【氷魔法】で足場を作って氷上から〈マジック・ポーチ〉へ収納する。


 多少手間はかかるが、この一連の作業を繰り返しながら、【水中呼吸】のレベル上げに勤しんだ。


 『魔力が16UPしました』


 『筋力が16UPしました』


 『頑丈が29UPしました』


 『敏捷が20UPしました』


 『知力が16UPしました』


 『精神が29UPしました』


 『器用が22UPしました』


 『幸運が20UPしました』


 『【水中呼吸】Lv.7にUPしました』


 ここからさらにレベルを上げるとなると、オーガ・シャークを約六十匹ほど討伐しなければならないため、余剰経験値で省略させてもらう。


 『【水中呼吸】Lv.8にUPしました』


 『【水中呼吸】Lv.9にUPしました』


 これでボスに挑む準備が整った。


 しばらく海中を泳ぎ続けると、ほどなくしてボス部屋へ続く入口を発見した。


♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢


 ボス部屋へ続く構造自体は変わらなかったが、松明の灯りが一切ない。【暗視】を発動させ、暗闇の中を進んでいく。


 重厚な扉を開けて中へ踏み込むと、部屋全体が海水で満たされていた。水中戦になることを直感した。


 頭上から十一個の光球がゆっくりと沈んできて、目を覆いたくなるほどの眩しさで輝いたかと思えば、十体のオーガ・シャークと━━


 (で、デカい……迫力が桁違いだ。某サメ映画のサメが赤ちゃんに見える。名称はメガロドン。太古に絶滅したとされる超巨大ザメと同じ名前か)


 開けば三〜五メートルはあろうかという大口に、全長五十メートルを超える巨体。


 真正面から挑めば、一瞬で丸呑みにされて終わりだ。


 Aランクの中でも、上位に分類される難易度だろう。


 そんなことを考えながらも、メガロドンから一切目を離さなかった俺は、間一髪でその噛みつきを躱す。


 (あの距離が一瞬かよ!? めちゃくちゃ速い!)


 地上と違って身体能力を十全には発揮できていないが、25,000を超えるステータスと【水泳】の補助があればこそ、かろうじて回避が成立した。


 できることならメガロドンとの直接戦闘は避け、変異強化を促したい。


 そのためにまず、メガロドンを追走するオーガ・シャークを先に片付けることにした。


 メガロドンから逃げ回りながら、時折振り返っては魚雷トルピードを放ち、確実に数を減らしていく。


 すると、血眼になって追いかけてきたメガロドンが急に方向転換し、オーガ・シャークの死骸を飲み込み始めた。


 (よしよし!)


 その隙を逃さず、残るオーガ・シャークへ立て続けに魚雷トルピードを叩き込み、


 死骸を量産する。


 メガロドンはそれをひとつひとつ飲み込んでいき、全て平らげた頃には、急に大人しくなった。

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