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モジャ

そもそもボク、なんで野良なんだっけ?


電子頭脳の記憶領域にエラーがあって、おぼろげなんだけど……確か――


「さぁ完成したぞ! 完璧な人工頭脳を持つ宇宙航海用ネコ型ロボット! その名も黒猫ビーだ!」


なんて、モジャモジャ博士が言ってたような……。


でも、その後、確か……


「オラァ! 借金払ってもらおうかぁ!」


大勢の怖そうな人たちが押し寄せてきて、


「ひーっ!」


モジャ博士が叫んでた。


「金目のモン持ってくぞー! オラー!」


「ひぃぃぃ!」


モジャが逃げ回りながら、


「そのネコだけはー!」


……なんて、余計なことを言ったもんだから


「フン、薄汚れたネコじゃねえか」


「ん? ……よく見たら、コレ、目がカメラみてーじゃねえか」


「なんだこれ、ロボットか?!」


そう言って、ボクを捕まえようとした。


ボクは必死で逃げた。


逃げて、逃げて……


気がついたら、野良になってた。


……あのモジャ公が、あんなこと言わなければ。


ボクは野良になんか……


「ニャウン」

(グスン)

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― 新着の感想 ―
モジャ博士、今世紀最大のやらかし! いや、本当に余計なことを言わなければ隠れるなりして野良回避はできたのでは…?
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