第13話:楽しい時間
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二人は店に戻った。
「いらっしゃいませー!あらお帰り二人共」
なんかニヤニヤしてるんだが。
「はい、戻りました!」
福井さんもなんか変だけど気のせいかな。
すると僕を無視して二人でなにか小声で話している。話が終わったのか、母は僕たちに言った。
「お腹空いたでしょ?福井さんご飯食べていったら?」
目を輝かせてる。
「良いんですか!?」
最初に誘ったのは僕だったのに…
「もちろんよ!優樹、二階に逃げようとしたらダメよ!」
バレないように動いたはずなのに…
「いただきます!」
二人で手を合わせる。
「やっぱり美味しいですね!」
「そうでしょー」
「なんで母さんいるの?」
「なんでってそりゃ人お客さんいないし」
周りを見渡すとお客さんは福井さん以外居なかった。
「でもここにいる必要は無いと思うんだけど。」
母はなにか理解したように口を開く。
「二人きりが良いってことね!」
は、何を言ってんの?でなんで福井さんは顔赤くなってんの?
「そうだったの?優樹君」
「え、別にそういうわけじゃないけど。」
「まぁ二人きりにしてあげるわー」
母は裏の休憩室の方に向かった。
二人になった僕たちは色々話していた。
「夏休みさ、まだ結構あるじゃん?そこで優樹君!ご予定はある?」
「特には無いけど」
また目を輝かせてないか?
「じゃあ明日の夏祭り一緒行こうよ!!」
「明日って夏祭りあったの?」
「え…」
きょとんとしている。
「それはどうでもいいから。僕は行きたい。」
「ほんと?明日楽しみだなー!!」
と喋っていると母が出てきた。
「デザートもあるわよ!」
机の上にふわふわのパンケーキを置く。
「美味しそう!もらっても良いんですか?」
「もちろん!たくさん食べて」
確か福井さん甘いもの大好きだったよね
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