新型MJR
「おい! キャサリン! 早く治してくれ!」
「ダメです! 私の機体を先に治してください!」
望とハチコは早くMJRを修理した方が決勝戦に出れるので、メカニックのキャサリンを急かす。
「うるさい!? うるさい!? うるさい!? これでは独り言もつぶやけないじゃないか!?」
「つぶやくな!」
「独り言禁止!」
「ウッキー!?」
キャサリンはどんどん追い込まれて狂喜乱舞の精神状態になる。
「キラーン! 閃いた! ありがとう! アイデアの神様!」
その時、キャサリンにアイデアの神様が舞い降りた。
「さあ! 出ていってくれ! 完成するまでドックに入ってくるな!」
「ぎゃあ!?」
「うわあ!?」
望とハチコはMJRドックから追い出される。
「キャサリンのケチ!」
こんなバカな会話をしている間に準決勝第2試合が始まろうとしている。
「それでは準決勝第2試合を始めます! ポセイドーンさんのMJR海王と、灰色の魔法使い6号さんのMJR灰6との戦いを始めます! それでは戦ってください!」
普通に準決勝第2試合が始まった。
「おやすみなさい。zzz。」
灰色の魔法使いは、いつも通りに試合開始直後にお昼寝タイムに入った。
「もう嫌だ! 神である私がなぜ! こんなアホな戦いをしなければならない! もうやめだ! 私の負けでいい! 私は海底神殿に帰る!」
ポセイドーンは魔法日本MJR大会の試合会場から姿を消した。
「あの・・・・・・ポセイドーンさんが棄権したので、勝者は灰色の魔法使い6号さんです!」
こうして灰色の魔法使い6号は決勝に進出した。
「・・・・・・もう食べれません・・・・・・お土産ですか・・・・・・zzz」
もちろん灰色6号は寝言を言いながら寝ていただけである。
「できたわよ! これがあなたたち二人のMJRを合成した機体、夢のMJR戦慄よ!」
新型のMJRが完成していた。特徴は大型のハイパーメガランチャーを装備していることだった。
「これが俺の新型のMJR!? スゴイ完成度だ!?」
「私が乗るのね! ニューMJR! これなら勝てる! 灰色6号に!」
新しいMJRに望もハチコも心を奪われていた。
「どう? 私の最高傑作よ。」
キャサリンは独り言が多くてもエンジニアとしての腕は超一流であった。
つづく。




