8強出揃う
「周りで潰しあってくれれば、俺たちは戦わずして本選出場だ。」
「そうですね。私のMJRの実力を見せれないのが残念です。」
「単細胞が戦っている間にお昼寝タイム。zzz。」
望とハチコは岩場で隠れて予選をやり過ごす。
「て、寝るなよ!? ていうか、おまえは誰だ!?」
「灰色のMJR!? まさか!?」
望とハチコの他に岩場に、もう1機MJRがいた。
「そのまさか!? 灰色の魔法使い!?」
「大正解! 灰色の魔法使い登場、灰色のMJRです!」
なんと灰色の魔法使いも魔法日本MJR大会に出場していたのだった。
「まあ、待て。私のMJRには気配無し300パーセントがついていて、まず敵に見つからない。このまま昼寝して本選に出ようじゃないか。」
灰色の魔法使いも、願いの叶う夢の欠片を集めていた。目的は悪戯好きの神様を倒すためだ。
「分かった。一時休戦だ。」
「昼寝しましょう。ちょうど眠たかったんです。」
「おやすみ。zzz。」
こうして望、ハチコ、灰色6号は寝たまま本選出場を決めた。
「サラマンダー・ファイア!」
残りの本選出場5機を見てみよう。サラマンダーさんが搭乗するMJRサラマンダー。一種の擬人化という。またはコードネームが火の精霊サラマンダーなのだ。
「ガオー!」
さまよえる渋谷人レベル1さんが搭乗するMJRワンダ。全出場のMJRの夢と希望を託されての本選出場である。
「なぜ? 私がこんな大会に出なければいけない?」
神様代表、海王ポセイドーンさんが搭乗するMJRポセイドーン。神様が出場してもいいと思う。
「私、日本なんて知らないんだけど!?」
英雄代表アレクサンダー大王さんが搭乗するMJRアレクサンダー。英雄の名前も使用権利問題はないので誰でも自由に使えるはず。
「え? 私、ただの栗なんです。」
食品代表、秋の名物の栗さん搭乗するMJRモンブラン・マロン。機体名? 人物名? こいつが1番カッコイイな。不思議だ。これも擬人化にしよう。イラストレーターさん、がんばって。
「それでは8名の方が決まりましたので、予選を終わります!」
こうして魔法日本MJR大会の決勝進出者8名が決まった。
「zzz」
望、ハチコ、灰色6号は、お昼寝したまま、一度も戦うことなく本選出場を決めた。
つづく。




