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英語は魔法 English is Magic  作者: 渋谷奏
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89/98

8強出揃う

「周りで潰しあってくれれば、俺たちは戦わずして本選出場だ。」

「そうですね。私のMJRの実力を見せれないのが残念です。」

「単細胞が戦っている間にお昼寝タイム。zzz。」

 望とハチコは岩場で隠れて予選をやり過ごす。

「て、寝るなよ!? ていうか、おまえは誰だ!?」

「灰色のMJR!? まさか!?」

 望とハチコの他に岩場に、もう1機MJRがいた。

「そのまさか!? 灰色の魔法使い!?」

「大正解! 灰色の魔法使い登場、灰色のMJRです!」

 なんと灰色の魔法使いも魔法日本MJR大会に出場していたのだった。

「まあ、待て。私のMJRには気配無し300パーセントがついていて、まず敵に見つからない。このまま昼寝して本選に出ようじゃないか。」

 灰色の魔法使いも、願いの叶う夢の欠片を集めていた。目的は悪戯好きの神様を倒すためだ。

「分かった。一時休戦だ。」

「昼寝しましょう。ちょうど眠たかったんです。」

「おやすみ。zzz。」

 こうして望、ハチコ、灰色6号は寝たまま本選出場を決めた。


「サラマンダー・ファイア!」

 残りの本選出場5機を見てみよう。サラマンダーさんが搭乗するMJRサラマンダー。一種の擬人化という。またはコードネームが火の精霊サラマンダーなのだ。

「ガオー!」

 さまよえる渋谷人レベル1さんが搭乗するMJRワンダ。全出場のMJRの夢と希望を託されての本選出場である。

「なぜ? 私がこんな大会に出なければいけない?」

 神様代表、海王ポセイドーンさんが搭乗するMJRポセイドーン。神様が出場してもいいと思う。

「私、日本なんて知らないんだけど!?」

 英雄代表アレクサンダー大王さんが搭乗するMJRアレクサンダー。英雄の名前も使用権利問題はないので誰でも自由に使えるはず。

「え? 私、ただの栗なんです。」

 食品代表、秋の名物の栗さん搭乗するMJRモンブラン・マロン。機体名? 人物名? こいつが1番カッコイイな。不思議だ。これも擬人化にしよう。イラストレーターさん、がんばって。

「それでは8名の方が決まりましたので、予選を終わります!」

 こうして魔法日本MJR大会の決勝進出者8名が決まった。

「zzz」

 望、ハチコ、灰色6号は、お昼寝したまま、一度も戦うことなく本選出場を決めた。

 つづく。

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