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戦力より戦略。  作者: ハルヒ8128
幻想級迎撃
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鳥は骨折しやすい

えーと、大体300人中、俺とプリンセが捕まえたのが72で、キラとレインが捕まえたのが126人。

ってことは残りは100人くらいか。

ここまでは2人1組(ツーマンセル)で行動していたのだが、そろそろ他の人の動きで邪魔するという手法が使えないくらい人数が増えてきたので、4人別々になる。


追いかけている途中に偶然出会ったので提案したのだが、捕まえた人数を伝えると「サボってたんじゃないですか!?」と レインには怒られてしまった。

サボってたわけじゃないんだけどな……。

ちょっとスペックの差が……。


「さて、と」


俺とキラは隠れている奴担当だ。

手法は気配で探るのと、スルー・アイで探るのに別れるけど。

元々、感情が見えていて、周りの気配に目敏かった俺だが、スルー・アイの導入により更に性能が向上している。

平たく言えば、かくれんぼの鬼に特化しているということになる。

あれ?

これ鬼ごっこだよな?

今更だが、隠れてるだけだと戦闘中に逃げる練習にならないんだけどな。


「お」

「主、あれは主の領分じゃろう?」

「そうだな」


キラとレインならなんとかしそうだけど。


俺たちが見ているのは空をふわふわと飛んでいる鷹族の男の子だ。

鳥というのは、少しでも体を軽くするために骨とかも軽くなっている。

獣人種にその特性がどれだけ考慮されているのかはわからないが、あまり強い風が吹いているわけでもないのにあんな感じで空を飛べるということはある程度軽くなっているのだろう。

その代償としてとても骨折しやすくなっているはずだが、そのあたりはどうなっているのだろう。


鷹族の生態を考えながら、ステッド・ファストの空気の階段を登る。

俺とオーシリアが登ってくるのを見た鷹族の男の子は、風邪を操って方向転換をしようとするが、やはりあまり制御が上手いわけではないのだろう。

焦ってミスして落ちてきた。


「おっと!?」


慌てて受け止めるが、やはり俺が思っていたより軽かった。

人型になっているだけあって、そこは骨の強度も上がっているらしい。

同じ年くらいのプリンセよりは軽いようだが。



「あ、ありがとうございます……」

「うん。あまり得意じゃないならまだ実戦では使わないほうがいいかな。ちょっと無理して強いことをするより、無理せず安全に出来ることを合わせることの方が大抵は有効だから」


1発の力が欲しいなら、多少無理するのも仕方ないだろう。

ドルガバとの戦争の時のレインが出した霧とかがその例だな。

だが、あんなことはしないことに越したことはない。

あれも一歩間違えれば体が爆散していたわけだし。

改めて言葉にするとやばいな。



「このまま上の方に行くか」

「そうじゃな。下に追い込むことが出来れば他の皆が捕まえることも出来るじゃろう」


方針を変更し、屋根の上とかを逃げている人達を追う。

逃げている人をステッド・ファストで囲むことは禁じられているが、移動を阻害することは禁止されていない。

屋根から屋根へ移動している人達の次に向かうであろう屋根への道を塞ぐ。

すると、下へ降りるしかなくなり、俺以外の3人に捕まる可能性が高くなるわけだ。


この方法だと、俺捕まえられなくね?

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