オレは老後に楽しいカーライフを送りたかっただけなのに
最新エピソード掲載日:2026/10/31
定年を間近に控えた50代後半の営業マン、御子神勉(通称ベン)。かつて車に夢中だった彼は、奇妙な中古車店で赤いホンダCR-Zを購入する。
ところが、その車には魂が宿っていた。
大切にされた車には、時として魂が宿り、人間の姿をした妖精となる。御子神は元気いっぱいのCR-Zの妖精に振り回されながら、異世界の峠道で繰り広げられるレースに巻き込まれていく。
そこで出会うのは、持ち主を亡くした車、忘れ去られた車、そして新しい主人を待つ車たち。
勝負を重ねるうちに御子神は、車に宿る魂の喜びと悲しみ、そして避けられない別れを知る。
やがて彼は、かつて自分に一目惚れした赤い86と再会し、最後の戦いに挑む。
笑いあり、涙あり、腰痛あり。
車を愛する中年男と、小さな妖精たちが繰り広げる、ちょっと不思議な異世界カーアクション・コメディ。
大切にされた物には、魂が宿ることがある。
それは、素敵で、少し悲しい物語。
プロローグ
2026/10/31 20:39
(改)