27頁 いいねといいなぁ
『一言二言』
堕ちていく幼馴染の隣に座って、
一言二言話をして、
一緒にりんご飴を食べた。
「初めて食べたよ」
「甘いね」
「うん」
『いいねといいなぁ』
彼は「いいね」と言い彼女は「いいなぁ」と言った。
彼女が再び「いいなぁ」と言った後、彼は微笑の後「いいね」と。
『なぜその場で喜べない?』
「なぜその場で喜べない?そう後悔。心の盾が邪魔してるの」
と思ったのは昨日の事。今日、私の心の盾は突破された。
『♪♪♪』
♪♪♪街中で架空の鍵盤で恋の歌を人知れず弾いた。
恋の賽が投げられたから。
あたふたしながら、賽の行方を追うよ。
『現実の彼女も泣いてるの?』
「君の思い出の中は気持ちが良いね。もうちょっと泣いていい?」
思い出の中で彼女と繋がった。現実の彼女も泣いてるの?
『起・最初で最後な気持ち』
最後を意識した僕は、彼女を抱きしめ、
最初で最後な気持ちでキスをした。
結果、彼女は魔女として覚醒し術式が発動した!
『承・早送り魔法』
街で誰にも見られずキスをし続けると、二人以外の時が早送りされた。
空を見上げると民間機が飛んでた。
「生きてる」
『転・キスする石像』
街に時々恋人達がキスをしている石像が現れる。
触る事も近づく事も出来ないけど、
恋人同士で見ると愛に満ちるらしい。
『結・遠い未来』
気が付くと好きな人が隣にいた。
永遠にキスしてた気分。
周囲は知らない時代が広がってた。
でも昔より愛に満ちてた。
『ワレワレワチキュウジンダ』
「ワレワレワチキュウジンダ」
と片言で言う必要はなかった事に気づいた。
でもね、異星人の美少女は笑ってくれた♪♪




