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最期

ほとんどの人がいなくなり、残されたのは、私とかつて家族だった者達、処刑人、暇だから見ておこうと考えている者だけだった。

「時間がない、まだ魔女は腐るほどいるんだ、お前なんぞに割く時間はこれだけで十分だ、恨むなら自分を恨むことだ」

処刑人の灯した火が大きくなり、炎となり、私を包む。

暑い、暑い、暑い、暑い、暑い、暑い、やだよ…、どうして自分で自分を恨まなきゃいけないの…?こう思ったところで私は絶対に助からない、せめて、せめて、何か残したい、生きた証を。

「う゛ぁ゛ぁ゛!!!!お前らは…お前らは悪魔だ!!!」

最初で最期の悪足掻き、もう声が…でな…



_____________________________________________________________

リレア様へ

昔、もう、600年も前のことですが、ここで魔女と呼ばれた人達が何千人、何万人と処刑されたそうです。

私はそれを学校の授業で学びました。

かつて、ここは今では想像がつかないぐらい、のどかな町だったそうです、しかし、それは魔女狩りによって壊れてしまったそうです。

この魔女狩りの原因となった王がドウブレモオン軍に討たれたことにより、魔女狩りは終息したようです。

そういえば、この前図書館に言った時、魔女狩りで一番最後に処刑されてた少女の話が書かれていたんです。しかし、その少女の名前はわかっていません、しかも、その処刑の様子を見ていた人はかなり少なかったそうです。

そして『お前らは悪魔だ』という言葉を残して彼女は亡くなったそうです。

この言葉の意味、わかる人にはわかるのでしょうか、私にはさっぱりです。

リリアーネの子孫である貴女は何か先祖から聞いていることはありませんか?もし、あれば些細なことでもいいので、教えてくださいね、絶対ですよ。

余談なのですが、子供でも乗れる安全飛行自動車、乗ってみました、こういうのは王族から乗って試さないと駄目なんです、国民のためですから、自分が乗りたかったわけではないですよ?誤解しないで下さいね。それでは、また。

メルザより

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