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6人は無理
「まぁまぁ、少年、そんな質問をするな」
口を挟んできたのは優しそうなおじいさん
「なんだよ、じいさん、だってさ気になるじゃん」
「少年よ、好奇心旺盛なのはいいことだ、しかしな、言いたくないこともあるんだぞ」
「へいへい、わかった、わかった、一人増えたということは、一人減るということか」
「あ、あの、一人減るとは?」
ようやく割り込めた、やっとこさ
「あ、いやここさ6人はきついだろ、だから一人ばいばいさ」
「わしかもしれんな…」
おじいさんは儚く俯いた
「じいさん、わからないぞ?最近はドウブレモオン軍に入ってたもんがよくいなくなってるしさ、可能性は皆あるんだ」
「しかしのぉ…わしも、もう歳じゃ役たたずはいらんじゃろう」
「…誰が死ぬかなんて、そんなの悪魔の気まぐれですよ」
無愛想なロングヘアーの女性が言った
「悪魔?へぇ、いいじゃん、それ、ここにいる収監されてる奴ら以外は悪魔ばっかか」
「はい」




