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桜姫  作者: 水無瀬 桜
3/13

試合、一週間前

見ると、野球部のユニフォームに身を包んでいる達之がいる

175センチの長身に濃紺のユニフォームが似合う

右手にはグローブ…。

「先輩、次の練習試合、登板するんですか?」

ああ。エースが登板して完封してやろうと思ってる

桜花学園高の左のエース 越川はマウンド上に立つと

球速で打者を威嚇する

マックス150キロ

持ち球はストレート、フォーク、カーブ…。

背番号14番の左腕はダックアウトに消えた

行先はブルペンだ

「越川!!」

2年生の捕手が彼を出迎えた

「ナベ、球受けてくれ。」

ナベこと渡辺修吾は控え捕手

ヤンキー風の高校生だ

彼を兄貴と慕っている

一球目は高めのスライダー。

「さすがエースだな。」

ミット越しにしびれる感覚が分かる

「先輩、打席に立たせてください。」

一年生の外野手が打席に立った

スラッガーとして名高い榎木健一は桜花学園高校野球部の主砲だ

野球場のグラウンドは榎木VS越川の対決で

渡辺、越川のバッテリーだ

一球目は外角高めのフォーク…。

打者 榎木は芯でとらえる

ボールはスタンドへ

打たれた…。

エースの左腕はうなだれた

「榎木、次の試合、絶対打て。」

彼はベンチに下がる際、健一にそう言った

はい!!

その試合は7日後だ

彼自身、肩を作らなければならない

「達之、投げて来い!!」

グラウンドで肩を作るエースにつうかあの捕手

「越川は分かるが、受けているキャッチャーは?」

2年の渡辺ですけど…。

渡辺か…。次の試合、越川とバッテリーを組ませよう

野球部監督のお眼鏡にかなった瞬間だった

「松重監督!!」

二人は強面の監督に気づいた

松重仙一、彼はスパルタで有名だ


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