exaさんに一ノ瀬描いてもらったーー!&一ノ瀬SS書いたーーー!
うおおおおお、 exaさんが、 exaさんがぁぁぁぁああああ!!(もちつけ)
はぁはぁ、失礼。
いや、 exaさんがツイで
#よその子が描きたいので資料送ってくれたら描くかもしれない
タグをつけていたんですよ!
で、私。飛びついた!!
けど書いて欲しいキャラの資料がなかった!!
私、ずーーーーっと exaさんに夏祭りの一ノ瀬光輝を描いてもらいたいと思ってたんですよね〜。
exaさんの絵柄だったら一ノ瀬すごく似合いそうなのと、 exaさんが一ノ瀬を推してくれているので!
で、いつかイラスト交換会ミニと称して、 exaさんに一ノ瀬のイラストを描いてもらおうと画策していたのです!
今回、 exaさんのタグを見て、資料ないけど描いて欲しいと頼みたかったけど……流石に言えず。
送ったリプがこれ。
「うおあああーーー!
TL滅多に見ないんだけど、すごい偶然発見してしまってテンション上がるw
exaさんにはぜひ夏祭りの一ノ瀬光輝を描いてもらい!!
……って、資料がなかった件。残念(ノД`)
(何しに来た、私?w)
賑やかしでした!w 頑張ってくださいー!!」
描いてもらい、ってなんだよ、慌て過ぎかよ私。
よく見直してから投稿するんちゃうかったんかい!
とまぁそれは置いといて。
ええ、下心ありありのリプを送ってしまいましたとさ……w
そしたら exaさん、描いてくれるって……!! 神様か!!
いや、私が言うのなんだけど、こういう手段は取らないでくださいね(どの口が言うのかと)。
やっぱりこういう要求を一度飲んでしまうと、それを見ていた人が真似たりして、ツイ主が大変になったりするので(本当にどの口がぬかしているのかと!! すみません、ホント土下座!!)
あああ、でもどうしても、 exaさんの描く一ノ瀬が欲しかったんですーーーーー!!
描いてもらえて、もうもうほんっとうに! 幸せです!!
ではexaさんの描いてくれた一ノ瀬光輝を!!
とくと!!
ご覧あれ〜〜♪
ああああああああああああああ(語彙死滅)。
うああああああああああああああ
この、テンションの上げ下げの少ない、あっさりした顔!!
落ち着いてる! ちゃんと和菓子職人っぽい!!
一ノ瀬……これ、一ノ瀬……っ!!
全然指定なんてせず、 exaさんに自由に描いてもらったんですよ。
なのに! さすが exaさん!! ちゃんと一ノ瀬ーーー!!!
もうもう、この動きのあるプレイ中の一ノ瀬を見よ!!
鼻血の海が作れます。
いやー、一ノ瀬って実はオカシな国チームのエースなんですよ。
でも地味で、全然エースっぽくないなぁと思ってたんですが……
いる!!
こんな淡々としたエースいる!!
バレー漫画で出てきたら意外と人気出るタイプのエース!!w
わーーん、嬉しいーーっ!!
これもらった後、しばらくじーーーーーーっと見ていたら、SSが舞い降りてきましたw
2000字程です。
良ければ、一ノ瀬SSを見て行ってください!!
このSSは、一ノ瀬を素敵にキャラデザインしてくれたexaさんに捧げます♡
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『一ノ瀬堂の光輝くん』
「いらっしゃい」
低すぎない良質な声に迎え入れられ、江草は彼を見上げた。
ここ、一ノ瀬堂という昔ながらの和菓子屋さんの近くに江草が引っ越してきたのは、最近の事。
甘い物が好きな江草は、いち早くこのお店に目をつけたのだ。
「こんにちは! 今日はどれにしようかな〜」
江草はそう応えながら和菓子を選んでいると、奥から「光輝!」と声がした。
この店の敷地はすごく小さく、彼……一ノ瀬光輝とその両親、そして祖父にあたる人物、四人で経営しているようだった。
おじいさんに呼ばれたであろう彼は、「ごめん、ちょっと待っててね。すぐ戻るから」と裏に入って行ってしまう。
「うーむ?」
その光輝の態度に、江草はどこか納得できず首を傾げた。
彼は、他の客に対しては、とても丁寧な態度を取っているのだ。なのに何故か、江草に対してはどこか柔らかいというか、フランクな感じなのである。
「お待たせ。じいさんの新作の和菓子だけど、良かったら試食する?」
そう言いながら本当にすぐ戻ってきた光輝は、牡丹の花に象られた小さな飾り和菓子を江草に見せてくれた。
「わーー、良いの?!」
江草は遠慮なく竹楊枝で突き刺すと、パクリと一口で食べた。
和三盆の優しい甘さが口いっぱいに広がる。
「わぁ、美味しい! ありがとう、光輝くん!」
江草がそういうと、光輝は驚いたように少しだけ目を広げている。
そう言えば、彼の家族が名前を呼んでいるから知っていたけど、初めて名前を呼んでしまった。少し馴れ馴れし過ぎただろうかと、背の高い彼を見上げる。
「ああ、俺の名前知ってたのか。じゃあ君の名前も教えてよ」
「あ、うん。江草って言います」
「へぇ、江草くんか、どこ中?」
ん?! と江草は眉をしかめる。
江草はもうとっくの昔に成人しているのだ。背が低いせいか、よく間違えられはするのだが。しかも『くん』付け。
まさか、まさかとは思うのだけれどと少し口を尖らせる。
「あの、中学は卒業してるんだけど……」
「あ、ごめん、高校生?」
「私、絶対に光輝くんより年上だよ。見えないかもしれないけど、二十歳超えてる! 二十歳超えてるから!」
大事な所なので二回いうと、光輝は顔を青ざめさせて頭を振り下げた。
「すみませんでした!! その……すごく若く見えて」
江草は若く見られすぎる自分に苦笑いするしかなく、軽く手を振って見せた。
「よく間違えられるから、大丈夫。」
「本当にすみません」
「ちなみに私、女だよ」
「え? いえ、知ってました」
いや、知らなかったよね? って突っ込みたかった江草だが、光輝がしれっと答えたので黙っておいた。
再度、どの和菓子にしようかと選んでいると、頭の上から声が降ってくる。
「あの……すみませんでした」
「え? もう良いよ?」
「いえ、本当は男だと思っていました」
わざわざ真実を伝えてくるその生真面目さに、江草はブブッと吹き出す。
良い。とても良い青年だ、と。男に間違えられたショックなど、吹き飛んでしまった。
「今後もどうか一ノ瀬堂をご贔屓ください」
「ふふふ、試食させてくれたしね。もう気にしないで!」
江草が笑って言って見せると、光輝はようやく息をホッと吐いていた。
「しっかし、光輝くんは背が高いなぁ。何かスポーツやってた?」
「現在進行形でバレーやってます」
「へぇ、バレー!」
そう言われて見てみると、背は高いがひょろ長いわけでもなく、しっかりと筋肉が付いている。
江草は思わず垂れそうになるヨダレを飲み込み、変な目線をしていなかっただろうかと慌てて笑顔で誤魔化した。
「興味あるなら、見に来ますか?」
「え?」
まさか興味があるのはアナタのカラダだとは言えずに、江草はパチパチと目を瞬かせる。
どう誤魔化そうかと思案していると、光輝が緩く口の端を上げた。
「背が伸びるかもしれませんよ」
「いや、もう伸びないから!! って、見てるだけじゃ伸びないから!!」
「やれば良いじゃないですか。他にもやってる女の人いるし、良かったら俺、教えますよ」
「う、うーん……」
どう考えても足を引っ張るだけのような気がする……と、本格的なバレーをやってそうな光輝を見て思う。
しかし江草は思った。
これは、小説のネタになるかもしれない、と。
「い、行こうかな?」
「はい、ぜひ」
少し分かりづらいが、光輝はどうやら喜んでくれているようで。
江草は、その光輝の表情と小説のネタというエサに負けた。
「今日も練習あるんで、行く前に声かけます。携帯番号教えてもらえますか」
そう言われ、江草はわたわたしながらスマートフォンを取り出す。
そして江草は次の日、バキバキの筋肉痛になってしまうのであった。
ちゃんちゃんw
exaさん、本当にあざっしたーー!!