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お試し:ep.2 お昼

予想では数人ぐらいが読んでくれればいいなと思ってたんですが、嬉しい誤算でした。


やっぱり難しいですね。


良ければ期待せずに読んでいってください。

雛岸エリサちゃんですか。なんだか小動物を連想させる可愛さがありますね。

しかもちょっとぼーっとしてると思ったら赤くなるし。


休み時間にエリサちゃんといろいろ話しましたが、なかなかシャイな子ですね、席も私の前なので仲良くなれたら嬉しいですね。


なんてこと考えてたら午前の授業も終わりましたね。


お昼ご飯はいつもさなちゃんと二人でお弁当なんですが、エリサちゃんはどうなんでしょう?


「エリサちゃん、お昼ご飯はどうします?私たちはお弁当ですけど…」


「えっと、何も用意してません。」


「それなら食堂だねっ!さぁ行こう!すぐ行こう!早く行かないと席なくなっちゃうよっ!」


「は、はい!」


うっ、両手を握りしめて身長差のせいで上目遣い……反則ですね、軽く鼻血級ですね。







□■□■□


休み時間ごとにみなさんが話しかけてきてくれました。

恥ずかしいですけど…嬉しいです。


それにしても、こう…みなさんレベルが高いですね…中でも彩未さんはすごいです。

モデルさんかなにかですかってくらいです。



お昼休みです。

彩未さんが来ました。


「エリサちゃん、お昼ご飯はどうします?私たちはお弁当ですけど…」


「えっと、何も用意してません。」


今日は忙しくてお弁当も作れませんでした。


「それなら食堂だねっ!さぁ行こう!すぐ行こう!早く行かないと席なくなっちゃうよっ!」


お昼に誘われちゃいました!

これは嬉しいです!


「は、はい!」


ヤル気しか出ないです。


うぅ……彩未さんがこっち見てます。

しかもちょっと赤くなってます。

きれいです。軽く鼻血級です。







 □■□■□


さなちゃんとエリサちゃんと三人で食堂に来ました。

エリサちゃんは初めてなので周りをキョロキョロ見渡しています。

そんな様子を見てると本当に小動物みたいですね。


「エリサちゃんっ!なに食べるか決めてある?」


「えっと、メニューを見てから決めようと思います。」


「ここの食堂はメニューが豊富ですからきっと悩んじゃいますよ。」


「そうだねっ!たくさんあるけどみんなおいしいんだよっ!」


さなちゃんはフレンドリーですね、どんどんエリサちゃんに話しかけていきますね。

エリサちゃんも自分からはあまりしゃべらないですけど、聞いたことにはちゃんと答えてくれます。

まだ緊張してるんでしょうかね。


う~ん、すこし混んでますね。

ここは買いに行くのと席を確保するのとに別れた方がいいでしょうかね。


「私は先に席を確保してきますので、さなちゃんはエリサちゃんを案内してあげてくださいね。」


そう言って私はさなちゃんからお弁当を預かり席の確保に向かいました。







 □■□■□


早奈英さんに案内してもらってメニューを見てますが、本当にいろいろあります。

これはどうしたものでしょう。


「ここは無難にカレーでいいでしょう」


「おっ!カレーだね!カレーはやっぱりチキンカレー!!」


そ、そうですか…


「どう?この学校は好きになれそう?」


「そうですね、みなさんも優しいですし、メニューもたくさんありますし、これで料理がおいしかったら満点です。」


「それなら大丈夫だねっ!ここの料理すごいおいしいんだからねっ!」


「なら満点ですね。」


早奈英さんは話しやすいです。さて料理を受けとりました。

彩未さんはどこでしょうか。

……あ、いました。

彩未さんも私たちを探しているみたいです。

キョロキョロしてますね。



「あ~み~ちゃ~ん!!」


うっ……、早奈英さんがいきなり大きい声で叫びました。


みなさんがこちらに目を向けます。


…これは恥ずかしいです。


『ボッ!』


そんな音が聞こえるくらいの勢いで彩未さんの顔が赤くなりました。

これはこれで可愛いです。

まったく、きれいなうえに可愛いだなんて……ずるいです。

「おっ!いたいた!さぁ、エリサちゃん行こうかっ!」


「…はい。」


やはりいつもこのテンションなのですか。


……彩未さんはいつも大変なのでしょう。


それにしてもみなさんの視線がすごいです。


ただでさえ金髪で目立つのに、早奈英さんのせいでもっと目立ってしまいました。


彩未さんが確保していてくれた席でお昼ご飯です。


「それじゃあ早速いただきますっ!」


「いただきます。」

「い、いただきます…」


む……、このカレーなかなか美味しいです。







□■□■□


よし、と席は確保できましたね。


えっとさなちゃんとエリサちゃんはどこかな?


う~ん……

あ!いました。

金髪だから分かりやすいですね。


エリサちゃんはハーフだと聞きました。

それにしても、ほんとに小さくて可愛らしいですね。

パッと見た感じ中学生、下手したら小学生に間違えられるかもしれませんね。


料理を受けとりましたね。

またキョロキョロしてますね。

…可愛いですね。


「あ~み~ちゃ~ん!!」


またさなちゃんが叫んでますね。

大声で呼ばれるのももう慣れっこになっちゃいましたね。


うっ……さなちゃんが大声出したせいで視線が集まったからでしょうか、エリサちゃんが真っ赤になってます。

……だからそれは反則ですってば、鼻血級ですからね。

顔が赤くなるのが自分でも分かります。


普通に見られる分にはいいんですが、顔が赤くなってるところを見られるのはさすがに恥ずかしいですね。



さなちゃんとエリサちゃんが来ました。


早速さなちゃんはお弁当を開いてます。

さすがさなちゃん…かなりマイペースですね。


「それじゃあ早速いただきますっ!」


「いただきます。」

「い、いただきます…」


エリサちゃんはカレーですか。

美味しそうに食べますね。

区切り方が分かりませんね…


努力します…

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