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幾星霜の神話
かつて、この世界は「地上界アレヴァーブ」と呼ばれた。
対する天空の世界は「天上界ジェネーヴ」
対の世界達を見守る神の世界を「天清界」と。
対の世界は等しく対に。
それは魔法でも同じことだった。
片方の世界には魔法の恩恵を。
もう片方の世界には魔法の恩恵は与えられない。
だがその恩恵を与える「絶対魔法」は一つの世界に留まることが出来ない。
一定周期で二つの世界を行き来する絶大な力を持つ秘宝を狙うものも現れた。
そこで、神はある制度を考えた。
「絶対魔法」を受け入れる世界に適任者を選び、力を与える。
力を与えられた者達は「四加護者」と呼ばれ、精霊達と共に「絶対魔法」の移動の完遂まで戦い続ける。
願いを叶える事、神話として語り継がれる事を対価にして。
かつて、この世界は「地上界アレヴァーブ」と呼ばれた。
今この世界をそう呼ぶのは神話のみで。
神話を信じるものは誰もいない。
おとぎ話に成り下がった神の定めた制度は、薄幸の少女を犠牲にして再び始まる。
世界を変える物語。
始まりは、雷の降る夜に。
初めてかきます。
拙い文ですが読んでいただければ幸いです。
「優しい夢」の産物ので、どうぞお手柔らかに




