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セッション4リプレイ_ストーリー_1

GM:じゃあバルド、錠介のシーンから始めるぞ。

  そっちで先にやりたい事がなければフォーチュン支部の場面

バルド:オッケー。

GM:それじゃ始めるぞ。


●ここから「」の部分はキャラクターのセリフ、地の文はプレイヤー発言か状況描写になります。

 キャラクターであるバルド、ユウ、錠介を除いたキャラクター(NPC)は基本的に全てGMが処理しています。


~~オープニングフェイズ1「訓練」~~


GM:生まれ育った街にて昼間は高校生活を、有事の際にはフォーチュン隊員として出撃する日々を続けているバルド。

  そんな君は警戒体制の影響で、現在は学校に行っておらずフォーチュン支部に詰めています。

  

GM:今、バルドはフォーチュン支部でガーディアンの操縦訓練をしています。

  相手はプログラムであったり、この支部に所属するリンケージであったりと日によって様々ですが、今日は同じく支部に詰めていた錠介に相手をしてもらっています。

  あ、ちなみにこの訓練施設はいわゆるシュミレーターでゲームセンターにあるような筐体に入ってデータで作り上げた実機による擬似的な模擬戦が出来るっていう施設だぞ。

  というわけで2人はこの筐体の中にいる。

  そしてこの模擬戦の結果はダイスロールで決めてもらうぜ。

  まずは反射判定の達成値を比べあうぞ。

バルド:反射ボーナスは5だからこれに2d6だな。 (コロコロ!)

    出目3、4で合計12だな。

錠介:俺の反射は6ですね。

   よっと。 (コロコロ!)

   出目6と3でボーナスと合わせると15ですね。

GM:ふむふむ。

  つまり描写としては錠介がバルドを完全に翻弄している感じになるな。

  このまま行くとバルドは良い所なしで負けるな。

バルド:ぐぬぬ。

錠介:建造物なんかを上手く遮蔽に使って身を隠しながら翻弄するって感じですかね?

   プロっぽく年季の違いを見せ付けるっていう。

GM:お、良いんじゃね?

  さてじゃあここで幸運判定だ。

  また2人の達成値の比べ合いだぞ

バルド:よっしゃ、逆転してやるぜ! (コロコロ!)

    お、高いな!

    出目は6と4。

    幸運ボーナスは3だから達成値は13だ!

錠介:じゃあ錠介も。 (コロコロ!)

   出目は5と6で11です。

   幸運ボーナスはこちらも3ですから達成値は14ですね。

GM:ふむ。

  どうやらバルドが苦し紛れに放った砲撃武装『プラズマスマッシャー』も見切らたようだな。

  回避された挙句、キャノンの砲撃を受けて返り討ちにされた。

  という結末で模擬戦は幕を閉じた。

  という事で勝者から敗者へ一言どうぞ。

錠介:じゃあこんな感じで。

   「……ヨチヨチ歩きのルーキーにやられるほど柔じゃない」

バルド:じゃあ悔しそうに答える。

    「ぐぐぐ、次はもっと追いすがってやりますよ」

錠介:「ふむ、やる気がある事は良い事だ」

   と余裕綽々に応じて筐体から出る。

バルド:「くっそ! こうなったらもう一度、プログラム相手に模擬戦だ! ラオ、さっきの戦闘の反省するぞ!」

    と愛機のAIを呼びつけながら筐体に籠もるわ。

GM:なら整備士や他のリンケージたちが良い所なしで負けたにも関わらずめげないバルドに根性があるなぁなんて生暖かい視線を送る。

  やる事がないならシーンを区切るが何かあるか?

バルド:ないよ。

錠介:ないです。

GM:ではユウのシーンに移るぞ。


~~オープニングフェイズ2「調査」~~


GM:ユウ・ニイヤマは最近、調査班と共にある人物の行方を追っていた。

  ヤツの名は『ヴァンガード』。

  テロ組織『ディスティニー』の幹部の一人であり、戦闘狂にして外道。

  人が苦しむ様を見て喜ぶサディストであり、何体もの奈落獣を生み出した悲劇の元凶。

  そんなヤツが以前から飛野市内に潜伏しているという情報があるというのだ。

  ちなみにこいつは公式NPCだから詳細はそっちで見てくれ。

ユウ:ああ。

   若者がゲーセン筐体の中ではしゃいでる間も、俺は今日も馬車馬のごとく働かされてるんだな。

バルド:こっちも真面目にやってるんですがねぇ!?

GM:はいはい、続けるぞ。

  調査にはほとんど全ての支部隊員が部署や所属を問わず動員されている。

  PCたちで調査に動員されていないのは捜査仕事にはまだ向かないだろうという理由で外されたバルドと基地の守りとして残された錠介だ。

  正規隊員でこういった調査仕事にも実績があるユウは即動員が決定し、ここ数日はそちらにかかりきりという状況にある。

ユウ:「ヴァンガード捕まえりゃ特別手当がもらえる! 連日の残やら野外調査の恨みつらみ全部ぶつけてやるぜ……」

   とか呪詛っぽい言葉をこぼしながらパソコンでカタカタやってるって事でいい?

GM:面白いから許可する。

  相変わらずのユウっぷりで安心するし。

  ついでに調査に成功したかどうかをダイスロールで判定してもらうぞ。

  理知で判定よろしく。

  難易度は12だ。

ユウ:理知って事はボーナスは4だな。 (コロコロ!)

   出目は2と3だから合計で達成値は10だな。

   うーん、失敗か。

GM:(ふむ、失敗の際の情報はこっちだな)

  今までの調査や既存のデータでわかるヴァンガードの過去の悪行についての詳細情報が出てくる。

  しかしいずれも既に周知の事実であり、ユウ自身も目を通した事がある情報ばかりだった。

ユウ:「ぐ、今日も残業、明日も残業。くそテロリスト野郎め、見つけたらただじゃおかん」

   と愚痴りながらデータと睨めっこを続ける。

バルド:安心安定のキャラである。

GM:そんな君の不気味な様子を他の調査班が遠巻きにしている中、ランドル支部長から各員へ呼び出しがかかる。

  呼び出しの内容はブリーフィング。

  今まで集めた情報を全員で共有し、一度整理する事が目的だ。

  これにはユウはもちろん、バルド、錠介も参加する事になるぞ。

  このシーンは区切るが何かあるか?

ユウ:ないから進めてくれ。

GM:OK。

  ではシーンを区切るぞ。


~~ミドルフェイズ3「ブリーフィング」~~


GM:ここ数日、行われていた調査についての報告会が行われることになった。

  調査に動員された隊員はすべて集まり、その中にはチームを組んでいる3人の姿ももちろんある。

  全員が席についている事を確認したランドル支部長が話を始める。

  

  会議室内にはプロジェクターによって投影された飛野市の地図には怪しいポイントが赤点でマーキングされており、隅にはヴァンガードの写真が写されているぞ。

  

  そして調査によってわかった事は以下の事だ。

  ①目撃情報は飛野市全域に分布している。

  ②目撃された場所、あるいはその近辺の幾つかには僅かながらアビスエネルギーが検知された

  ③数日前から目撃情報が途絶えており、何らかの下準備を終えた可能性が高い。

  

  これらの情報を受けた3人はそれぞれ一度ずつ所望する情報についてダイスロールで収集できる。

  どんな情報が欲しい?

  あ、ちなみに特に思いつかなかった場合はこっちで用意した情報についてダイスロールしてもらう事になるぞ。

  

ユウ:ヴァンガードについて今回の事件に絡めて何をしそうだとか推測できるか?

GM:ふむ、いいだろう。

  理知判定でよろしく。

  難易度は10だ。(成功したらこの情報をやろう)

ユウ:理知のボーナスは4か。 (コロコロ!)

   4と3で合計11、成功したぞ。

GM:OK。

  では情報公開だ。

  

  ヴァンガードは人が絶望する様を眺めながらアビスシードを発芽させる事にかけて恐ろしいまでに頭が回る男である。

  そんな人物がただの物見遊山で飛野市に来る可能性は極めて低く何らかの作戦行動だと推測できる。

  

  こんなところだな。

ユウ:むぅ、それほど重要な情報でもないな。

   PCとして出来るのは、何かが起こるという前提で警戒しておくくらいか。

GM:(そういう発想が出てくるならこっちの判定はおまけしよう)

  じゃあ次はバルドだ。

  何か知りたい情報の希望はあるか?

バルド:う~ん。

ユウ:バルドって新米も良い所なんだよな?

   ヴァンガードが所属している組織についてとかここで改めて聞いておいたらどうだ?

錠介:ああ、確かにいいかもしれないですね。

   傭兵である錠介や勤続年数高いユウじゃ今更過ぎて確認する必要もなさそうな情報ですし。

バルド:なるほど。

    GM、反連邦組織『ディスティニー』について情報収集、えーとたぶんその場に集まったメンバーに書類とか配られるだろうしそれを熟読して情報を得るって事は出来る?

GM:なるほど、バルドとしてのロールプレイも兼ねた提案ね。

  いいぞ、理知判定どうぞ。

  難易度は10だ。

バルド:理知ボーナスは3っと。 (コロコロ!)

    5と2で合計はボーナス合わせて10。

    ギリギリ成功!

GM:よろしい。

  では情報を公開するぞ。

  

  反連邦テロリストディスティニーは現在世界中で起きているアビス犯罪の多くに関与している、あるいは関与を疑われている組織である。

  幹部クラスの実力は破格であり、街一つ消し去る事も容易いと言われている。

  ヴァンガードはその幹部であり、そんな人間が目撃された以上、何らかの事件が引き起こされる可能性は非常に高い。

  

  以上だな。

バルド:うーん。

    今までテレビやニュースでしか知らなかったテロリストについて具体的な知識を得たわけだから。

    バルドとしてはこうなるかな?

    「こんなに被害が出てるなんて……俺今まで全然知らなかった」

GM:それじゃショックを受けてるバルドをラオが諭すぞ。

ラオ:「戦う力も持たず、戦いを知らずに過ごしてきたのだ。それも仕方ない事だろう。それに君は、このままで済ませるつもりもないんだろう?」

バルド:「ああ、そうだな。こんな事、俺たちで止めてやる。頑張ろうぜ、ラオ」

    とこんな感じ。

GM:いいじゃんいいじゃん。(これならバルドに関しても戦闘ボーナスやっていいな)

ユウ:いやほんと正統派主人公だな。

   あ、俺もついでに。

   チーム組んでる以上、席も近くだろうし横目で熱血してるバルド見ながら。

   「熱血だねぇ。まったく。しがないサラリーマン隊員には眩しすぎるぜ」

   とか小声で呟いておく。

錠介:じゃあ俺も便乗して。

   「(俺は自分の仕事をこなすだけだ)」

   とか考えながらチームメンバーにあたるバルドとユウに一瞥くれると資料に目を戻す。

GM:それじゃ最後、錠介の情報収集だが。

  何か知りたい情報のリクエストあるか?

錠介:うーん、正直思いつかないんですよねぇ。

   敵側については成功して情報引き出してますし。

GM:なら一つ所に留まらない傭兵らしい観点でこの飛野市について情報を仕入れてみたらどうだ?

錠介:街について?

   えっと……なんでここが狙われるのか、この街の情報から推測できないかと考えるって事?

   じゃあ自分では特に思いつきませんしそれでやります。

GM:じゃあ理知判定だな。

  難易度は12で。

ユウ:さっきから理知ばっかりだよなぁ。

   状況が状況だから調べ物系になるし、仕方ないとは思うんだが。

バルド:高い能力値ボーナスで振りたいですよね。

GM:正直、思いつかんからここは意見があればどんどん言って欲しいね。

  例えば調べるにしても足で聞き込みするから、理知じゃなくて体力で振らせてくれ、とかな。

  言い分に正当性があって状況的に無理がなければ極力、認めていくぞ俺は。

錠介:なるほど。

   今後はちょっと考えてみます。

   ま、今回は普通に理知で振りますけど。 (コロコロ!)

   出目は5、6。

   理知ボーナスを加えて15で成功。

GM:余裕綽々だな、おい。

  では説明を聞きながら錠介は飛野市について状況を整理する。

  飛野市はやり手の市長『竹中和仁』のお蔭でここ数年のうちに加速的な発展を遂げた都市である。

  今だ発展途上であり、その勢いはイヅモ屈指と言える。

  その将来性を期待して取引を持ちかける為にこの街を訪れる者が多い。

  人の出入りが国内外問わず多くなっており、人種の坩堝と化しつつある。

  今後の都市発展の為にも表立って人の流通を止めるわけにはいかず、警戒は秘密裏に行われている検閲で対応しているが、それで全ての害意ある者を阻めるわけではなく、怪獣騒ぎよりも前からフォーチュンや市長子飼いの者たちが警戒をしていた。

  怪獣騒ぎ以降も人の出入りがなくならないのは、リスクを背負ってでも将来的なリターンが魅力的だと考えられているからである。

  

  渡す情報としてはこんなところだな。

錠介:情報量の多さにドン引きした。

バルド:自分の暮らしている街の厄介事を吸い込むかのような設定にドン引きした。

ユウ:こんなところへの転勤を言い渡した上司マジ殴る。

GM:いや最大値に限りなく近い値だしてくれたんでな。

  サービスだよ。

  じゃこんな風に今の飛野市の状況を分析、整理した錠介はどうする?

錠介:うーん、つまるところここは商売人にとってかなりお宝な街になるわけだよね。

   そんな街なら今後、それこそ今回の長期の仕事が終わった後の仕事の斡旋も期待できるわけで。

   この街を守って印象を良くしてより強固な繋がりを持っておこうって言う風に錠介なら考えるかな。

   だからこそ仕事の重大性を再認識して、より一層気を引き締めて仕事に当たるって感じ。

   あとは外来である人間がこの街をどう考えているか、っていう意見としてもらった情報をこの会議に参加してる面々に共有したい。

   「これだけ注目されている街だ。例の怪獣騒ぎ以外にも何かしらが起こりうる。常に警戒を怠らない方がいい。今回の件が片付いた後もな」

   と忠告する。

バルド:やだ。この傭兵、相変わらずハードボイルド。

ユウ:それじゃその意見を聞きながら「また仕事増えるのかよ、勘弁してくれ」ってげっそりと肩を落とす。

GM:それじゃそんなやり取りも終えてランドル支部長がこう言って締めくくるぞ。

  「調査は引き続き続行。相手は百戦錬磨のヴァンガードだ。決して気を緩めるな」

隊員たち:「「「「はいっ」」」」

GM:とこうして会議はお開きになる。

  お前らも思い思いに散っていく事になるが何かこの場でしておきたい事はあるか?

一同:なし!

GM:それじゃこのシーンは区切る。

  少し日を飛ばすぞ

  

~~ミドルフェイズ4「出現、奈落獣」~~


GM:会議が行われて数日が経過した。

  連日の調査もむなしく有力な手掛かりを得る事は出来ず。

  かといって何か動きがあったかと言えばそれもない。

  何かしてくるのか、それともただの取り越し苦労なのか。

  明確な事が何も掴めず、フォーチュン支部には不安と苛立ちとが混じった嫌な雰囲気が立ち込めていた。

  

  そしてその日、事態は動く。

  鳴り響く警告音。

  何かあった時のために待機していた基地オペレーターは即座に計器とレーダーを確認する。

  そしてその表情を驚きに歪ませた。

オペレーター:「これはっ!?」

       その反応はイヅモ特別区ではある意味見慣れた物であった。

オペレーター:「市街地外周部にアビスゲートの反応っ!! 付近にディスティニーの物と思われるミーレス『ヴィクラマ』の反応あり! その数9!」

GM:オペレーターからもたらされた情報はすぐさま各所に渡り、支部内は今までの空気は霧散し、一気に緊張状態に変化する。

  そしてガーディアンのパイロットであるユウ、バルド、錠介は格納庫目指して駆け出した。

  彼らが愛機に乗り込む間に事態はさらに動く。

オペレーター:「アビスゲートからこちら側への質量移動を確認! 奈落獣、来ます!!」

ランドル「ガーディアン各機、発進!」

    支部長の号令に従い、君たちの機体が基地の昇降機から市街地へと高速で射出される。

    というわけで出撃の掛け声どぞ。

ユウ:「さぁて八つ当たり八つ当たり。ユウ・ニイヤマ。『カバリエ_雷神』出るぞ!」

バルド:「『ラスト・オブ・キング』。出ます!!」

錠介:「『アンサイズ』、出撃する」

GM:3体の鋼の巨人が出撃する。

  それぞれの思いを胸に、街を守る為、害敵を打ち倒す為に。

  という事で戦闘フェイズ行くぞ。

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