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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

時戻りの公爵令嬢は、悪女に仕立てられていた

作者:ゆにみ
毒殺された“はず”の公爵令嬢セレナが目を覚ましたのは、死の1年前。

義妹をいじめ、侍女を見下し、誰からも嫌われていた“悪女”――
それが、周囲から見た自分の姿だった。

でも、なぜ?
どうして彼女をいじめたのか、どれだけ思い出そうとしても、その「理由」だけが思い出せない。
まるで、誰かに記憶ごと塗り替えられたかのように。

そんな中、高熱で倒れたセレナに、義妹・コゼットは清らかな涙を流して心配していた。

「お姉様……!!ご無事でよかったです!」


まるで、心優しい聖女のように。

――でも、なぜか引っかかる。
この涙の奥に、何かがおかしいと。
何かが……ずれている。

そして婚約者・ノエルも、過去とは違う表情でセレナを抱きしめる。


「ただ、怖かったんだ。……もう、二度と会えないんじゃないかって」

ノエルの様子も、おかしい。
回帰前、彼はこんなふうに感情を見せる人だっただろうか。
こんなに近くて、こんなに優しくて……。

「ねぇ、セレナ。――一緒に暮らそう?」

その言葉は甘いはずなのに、
どこか、胸の奥をぞくりと冷やす。


あの未来と、目の前の現実は、何かが違う。


毒殺される未来を拒み、セレナは再び歩き出す。
愛を信じるために。自分を取り戻すために。

「奪われたものはーーこの手で取り返すわ」

彼女はまだ知らない。
“奪われた力”を取り戻すことが、どれほど深い運命に繋がっているのかを。

過去を変え、未来を奪い返す、回帰×隠された真実×悪女再生ファンタジー。
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