Day1
旅はいつも突然に始まる。
私は魔法学校から招待状を受けたわけでもないし、40秒で支度すること空賊に迫られているわけでもない。今回も事前に飛行機や宿をネットで予約している。でもそれは壊れたイヤホンの後継をamazonのカートに入れるのとそこまで変わらない日常の中の出来事のような気がする。
でもどこかで日常から非日常へとスイッチが切りかわるタイミングがある。 今回どこでそのスイッチが入るのか、それは案外早かった。2026年9月4日の午後、キャリーバッグで家を出たのは生まれて初めての経験だった。それでもうスイッチが入った。私はもう非日常の世界にいる。我ながら安上がりな人間だと思う。
タクシーで少し離れた駅に向かい、そこから14時半頃のリムジンバスに乗って国際空港に着いたのはほぼ16時。天気が悪いせいか道が少し渋滞していた。それでもフライトまでまだ5時間もある。
この空港に来たのは1年前ぐらいだが、それはLCCを使った国内旅行。今回は20年ぶりにパスポートを申請した。前回パスポートを使ったのは新婚旅行の時で、今回は期間もそれに次ぐ長旅になる。
推しの女流棋士が買った棋譜を見終わった頃に荷物を預けられるようになった。
同行者と話して、さっさと出国手続きをしてからご飯を食べることにした。やはり20年でずいぶん様変わりしている。今は出国するのにバスボートを画面に押しつけるだけなんですね。
だが出国するとただでさえ高いご飯の値段が跳ね上がる。出国前に食べておけばよかった。とあるチェーン店のラーメンなど街中で食べるのとはメニューも値段も違う。
私たちは最初バーガーキングで食べるつもりだった。機内食が出るはずなので軽めでいいはず。でも結局和食にした。そして金額にするとかなりの重量級になった。出国すると水も有料。解せないのは水も食事も消費税が付くこと。周りには免税店が並んでいるのに?
食べ終わった後はゲートが開くのを待つ。もちろんその前から飛行機が準備されている。
この飛行機で東南東に6,600km移動する。行先はダニエル・K・イノウエ国際空港 、旧名称のホノルル国際空港の方がわかりやすいだろう。その距離を8時間半程で飛ぶ。こんなに長いフライトもやはり20年ぶり。
到着予定時刻は9月4日、つまり今日の午前10時。日付変更線を跨ぐためそうなるのだけれど、感覚は付いてこないと思う。少し得した気分になるけど、帰りに返済しないといけない。
というわけで投稿っと。おっとみてみんって貼れるサイズ小さいのね。画像つけられないや。それにスマホで打つのつらい。連載できればいいなあ。




