あとがき
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
まず一つ、お詫びを申し上げます。
秀吉を倒したあたりから、物語の進行がやや駆け足になってしまいました。
もう少し丁寧に描きたかった場面や人物もありましたが、結果としてテンポ重視の展開になってしまった部分があります。
楽しみに読んでくださっていた方には、申し訳ありません。
……とはいえ、これは誰かのせいにしたいところです。きっと半蔵が悪いのでしょう。
そう思って主人公に聞いてみたところ、「いや、半蔵は仕事を全うしただけだから悪くない」とのことでした。
どうやら半蔵は無罪のようです。作者としては少し納得がいきませんが。
さて、この作品には元になったゲームがあります。
ただし、ゲームのストーリーをそのままなぞったわけではありません。
勢力図や地図などの設定面では参考にしておりますが、物語そのものは作者の妄想と想像によって構成されています。
そのため、ゲームをよくご存じの方ほど「そんな展開にはならないだろう」と思われたかもしれません。
その点につきましては、作者も概ね同意いたします。
なお、そのゲームはアプリ版も配信されており、なかなか人気のある作品です。
ご興味のある方は、ぜひ遊んでみてください。
裏話をいくつか。
今回の小説は、自分が思っていたより文字数が約三倍になっており、書き直しが大変でした。
書きやすい題材でしたので執筆はノリノリでしたが、毎日投稿する作品ではないなと激しく痛感しております。
話は変わりますが、作者には以前から一つだけ疑問があります。
同盟を結んでも平然と手切れになる、同盟破棄も珍しくない、昨日の味方が今日には敵になっている。
戦国時代らしいと言えばその通りなのですが、「その同盟、本当に意味がありますか?」と、たまに思ってしまいます。
聞いておりますか、義の人。
そして、もう一つ。実は本来、上杉謙信はサブキャラクター程度の立ち位置になる予定でした。
ところが執筆途中で武田信玄が仲間になったことで、物語の流れが大きく変わりました。
当初の予定とは異なる展開になりましたが、結果としては良かったのではないかと思っています。
もっとも、ここから先は完全に作者の妄想です。
忠誠値100の上杉謙信と武田信玄が同じ陣営に所属していたら、仲良く天下統一を目指すのかと思いきや、作者の脳内ではなぜかどちらかが裏切るのです。
忠誠値100にもかかわらず。
なぜなのでしょう。
本当に不思議です。
最後になりますが、ここまで作品を追いかけてくださった読者の皆様に心より感謝申し上げます。
皆様のおかげで、この物語を最後まで書き切ることができました。
少しでも楽しんでいただけていたなら、作者としてこれ以上嬉しいことはありません。
ランキングにも載ることができ、とても嬉しかったです。
それでは、このあたりで失礼いたします。
ありがとうございました。
山田ソラ




