騒がしい冒頭からしめやかな結末、おそらく惜しい人物であっと思うのだが
圧倒的な戦力で解放軍を殲滅するメッサー準男爵夫妻、桁違いの強さに傍観者は呆れる程な訳で・・・なのだが
メッサー準男爵・「おっ〜ここにも売れそうな物が〜」「鑑定〜あそこにも〜、コレもだ〜」「雪〜手伝うのだ〜今は装備を購入し過ぎて家計がピンチだ〜拾えるだけ拾うぞ〜」
メッサー準男爵夫人「雪」・「主〜解ったのじゃ〜頑張るのじゃ〜」
「コレもマジックアイテムなのじゃ〜、これはミスリル製の兜なのじゃ〜、ミスリル製ののナイフもあるのじゃ〜」
「あ〜主がイライラして始末した貴族方は魔道具やら魔法防御系の装備の宝庫なのじゃ、死人に口無しなのじゃ、引っ剥がすのじゃ〜」
神の指シュルト=ライト・「え〜と、もしや既に殲滅してしまったのですかな?」
「え〜と、その辺に落ちてる燃えカスやどろどろの・・・元人、元ペガサス、元ワイバーン、元武器、元防具・・・魔石、魔石、魔石、魔石、魔石、魔道具、魔法の武具」「なる程、メッサー準男爵殿とメッサー準男爵夫人殿はそれを掻き集めておいでなのでしたか。では、王家の耳も全力でお手伝い致します。後、あそこにも纏められ貴族のた罪人達からも剥ぎ取って、牢獄に移しましょう。」
メッサー準男爵・「ありがとう御座います。ギルドの大先輩。」
神の指シュルト=ライト・「お礼には及びませんよ。貴方はこの国の冒険者のエース、私はもうロートルの身、さて、耳の皆さん手分けしていきますよ!」
メッサー準男爵夫人「雪」・「ありがとうなのじゃ、いっぱい倒したのじゃが、2人で拾うには時間が掛かるのじゃ、皆もありがとうなのじゃ〜」
てな感じで、王家の耳が一丸となり、メッサー準男爵夫妻をサポートした結果戦利品集めは早く終える事が出来たのだった。
メッサー準男爵夫妻と王家の耳達は、貴族の罪人達や生き残った前領主派の面々を連れ、収監しようと城郭の前に着たのだった。
すると門が開き国王と辺境伯が待っていたようだった。
シャルル=フローニュ国王・「メッサー準男爵、メッサー準男爵夫人殿、王家の耳もご苦労であった。」「その数名だけが生き残りなのだな」と国王は確認した後、
国王シャルル3世・「我が親愛なる兄であり、宰相アンリ殿。生きているのが不思議なくらいのようだな・・・宰相殿は生を選ぶのか? 死を選ぶのか?決めてはもらわねばなるまいな。」
アンリ=フローニュ宰相・「・・・ランス殿の兄はどちらを選んだのか?」と小声で問う
ランス=ロット辺境伯「我が兄は先ほど死を選び、首謀者意外に飛び火することのないようにと・・・」
アンリ=フローニュ宰相・「私も同意見じや、この傷を受けた時死ねれば良かったよ。
しかし、彼は強いな、この国の未来に必要な人物だ。
彼を失ってはならぬぞ・・・王よ次期宰相よ。
宰相として最後の言葉じゃ、彼に土地と役職を与え・・・この国の為に働いてもらえ、さすればこの国は安泰じゃ。」
「そして、ドラゴンの姫殿、彼の番とお見受けする。どうか彼を助け、ついでて構わぬ。この国を守ってくれないか。」
「最後に、異世界から着た君にお願いする。弟と従兄弟を助けこの国を導いてくれないか。
君一人で一国と戦える戦力がある。君には人を引きつける何かがある。
もっと早く君に会えたなら弟と戦う道を選ばずに済んだであろうな、この世界を託す。」
この言葉を遺言として宰相アンリは息を引き取ったのだ。
一族同士の争いは過酷で辛いもの、誰もが良い国に為、民の生活の為に理想の未来を描き、戦い、敗者は歴史から消えてゆき悪として伝えられてゆくこともしばしばである。
しかし、本当に敗者が悪であったのかはその時争ったものですらわからない。歴史から消すには惜しい人物もいたと思うのだが




