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クソボケ激メロ術師の現代伝奇バトルでハーレム構築スローライフ希求譚  作者: 所羅門ヒトリモン


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3/4

第3話「鳶瀬山千歳はお姉さん味のある巫女さんである」



 伝奇術師のカロリー消費は激しい。

 よく、この手のジャンルの創作物では、魔力などの架空のエネルギーを消費して魔法などが使われているが。

 この世界では霊力がそれに該当する。


 ただ、この霊力。


 平たく言えば、カロリーだ。

 生命力だとか精神力だとかも呼ばれている。

 が、要するにカロリーなのである。


 人間が生命活動を行うにあたり、ただ息をして座っているだけでも消費しているエネルギー。

 それと、まったく同じものである。


 当然だ。


 何のエネルギーも無しに、無から有は生み出されない。

 手から炎を出したり瞬間移動をしたりするにも、伝奇術師はカロリーを消費している。


 言うなれば、頭脳と精神活動の運動代謝。


 戦闘行為で肉体的にも活発に動き回れば、そりゃあ消費カロリーは激しい。


 よって、一日平均10000キロカロリーを消費する秋水にとって。

 食事は非常に大切な栄養補給とカロリー摂取だ。


 朝食ではだいたい700キロカロリー前後を摂っているだけなので、本格的な燃料注入は昼食からが多くなる。


 なお、一般的な成人男性の平均摂取カロリーがたしか2000〜3000キロカロリーの間なので、毎度の食事を普通に一人前程度で終えていたら、秋水は早晩餓死してしまうだろう。


 ちなみに1000キロカロリーというのは、個人差もあるだろうが、時速5.5キロメートルで約三時間ほどウォーキングすると消費されるエネルギー量だ。


 秋水は一日に、三十時間分のちょい厳しめ有酸素運動を行っているのと変わらない。つまり、計算が合わない。


 しかし幸いなのは、秋水が転生したのが現代だったコトだ。


 現代には栄養価が高くカロリーもバカ高い食事が多い。

 そのため、秋水はよく外食を選択する。


 外食やテイクアウトを選択しなければ、なかなかにキツい。


 もっとも、秋水は健啖家だった。

 食べても食べても太る心配が無いのなら、定期的にドカ食いを楽しむ。

 人間そういう生き物だと思っている。


 これは余談だが、あなたは何に快楽を見出しますか? という何かのアンケート結果で。

 海外では恋人やパートナーとのセックスが最大得票数を得たのに対して、日本人は美味しいものを食べる事が一位だったらしい。


 大食い、爆食、食べ放題。

 秋水もまた例に漏れず、そういった言葉にはついつい惹き寄せられてしまうタチだった。


「今日は何を食べようかな」


 ズボンに縫われたポケットの中で、携帯端末に怒涛の着信と通知件数が溜まっていく。

 が、秋水はA.N.O.M.A.L.Y.関連とそうではない連絡とで、通知種別を変えていた。


 バイブレーションのパターンや、メロディを使い分けているのだ。


 そのため、いまは緊急性の高い連絡は来ていない。

 大方、暇になった妹のイタズラか何かだろうと判断。

 以前、夏乃が中学生の時に初めて携帯端末を手にした際にも、こんな感じでスタンプ連打によるダル絡みをされた。

 きっと、それだ。


 一方で、食事を疎かにするのは死活問題である。


 モノを食べる時はね?


 誰にも邪魔されず、自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ。

 全集中お食事吟味モードに入った秋水は、北汐坐駅前まで戻って雨のなか飲食店を探す。


 手っ取り早いのは揚げ物系。


 脂質の多いカツ丼などがハイ・カロリーで狙い目。

 だが、手っ取り早い選択肢ってやつは、普段から何かと惰性で選ばれがちだ。

 せっかく雨のなか駅前を歩いているのである。


「北嶺区らしい、何か北汐坐町らしいモノで……」


 且つ、秋水の胃袋を大満足させてくれるハイ・カロリー・グルメを選択したかった。

 北汐坐駅は鳶瀬山最寄りの交通アクセスポイント。


 登山客や観光客向けに、ロータリーにはそれなりの店々が建ち並んではいる。


 だがどれも、やはり少々田舎臭いというか……(ひな)びた雰囲気の漂う軒先で。

 名物と言えば! みたいな風情をイマイチ感じられない。

 ごく普通の、古臭くて閑散とした印象ばかりだ。


 寂れてるなぁ、と。

 山麓の駅前なんて、こんなものなんだよなぁ、と。


 秋水はどうしたものかと決め手に思い悩んだ。

 すると、


「もしも〜し? なにか、お困り事ですか?」

「……え?」


 巫女さんが、いた。

 いつの間にか隣に、巫女装束を着た少女が立っている。


 若い。


 年齢はおそらく、同い年くらい。

 白い小袖と緋袴。


 今日は雨だからだろう。

 その上に羽織も身につけ、和傘を手にしている。


 最初はコスプレかと思ったが、見たところ不自然さが無い。

 普段から着熟されている質感があった。

 よく見ればそれは、鳶瀬山神社の巫女装束。


 ずいぶんな美少女だ。


 榛摺(はりずり)色の長髪。

 濃琥珀に近いブラウンの瞳。

 肌は白く張りがあって、人中が短い目鼻立ち。


 お姉さん味がある。


 印象はふんわりとしていて手折りやすい花のようだが、包容力も高そうな輪郭だった。

 失礼を承知で言えば、とても胸が大きい少女だ。


 デッカい乳房。

 ほっそい腰。

 デッカい臀部。


 爆乳。

 秋水はどうしても身近な異性と比べてしまい、新鮮さを覚えた。


 顔見知りではない。


「すいません、私に話しかけていますか?」

「えっ?」

「ああいえ、聞くまでもないですよね」


 秋水と少女の周囲には、誰もいない。

 もしこれで少女が話しかけたのが秋水でなかったなら、ちょっとしたホラーを疑う状況になる。


 念のためA.N.O.M.A.L.Y.の気配が無いか確認しながら、秋水は改めて少女と向き合った。


 身長は珍しいことに、そこそこ高いようだ。

 さすがに179センチの秋水のほうが背が高い。

 しかし、目線の位置は10センチ程度しか離れていないように思えた。


 秋水が身体の向きを変えると、少女は少し目を丸くした。


「わっ」

「わ?」

「あ、ごめんなさい。ちょっと驚いちゃって」

「何にでしょう?」

「なんでも無いです。それより、いきなり声をかけちゃったこともごめんなさい」


 よくわからないままに、秋水はぺこりと頭を下げられる。

 少々困惑が大きいので、当然追加で理由を訊ねようとしたが、少女はその前に話題を変えてしまった。


「私、鳶瀬山(とびせやま)千歳(ちとせ)って言います。高校三年生で、神社の娘です」


 自己紹介だ。

 しかも、神社の娘さんだ。

 短いながらも、バチっと決まる一言。


 苗字と出で立ちで説得力もある。


 秋水は「いいな」と思った。

 自分もこんなふうに、初対面の相手には鮮やかな自己紹介をしたいものだ。


 残念ながら、咄嗟に口をついたのは、如何にもパッとしない退屈なものでしかなかったが。


「青墨秋水です。高二です」

「今日は学校、サボっちゃった?」


 歳下だと分かったからだろうか。

 巫女装束の美少女──鳶瀬山千歳は、少々砕けた口調になった。


 咎めるような言葉選びだが、顔は和やかで声の調子はイタズラっぽい。


 全然砕けてもらって構わない。

 なんだこの巫女お姉さん。

 秋水は数秒かそこらで、千歳に好意を持ち始めていた。

 一応補足をしておくが、もちろん好感の範囲内でだ。


 相手は少女である。


 妹と大して歳の変わらない少女。

 肉体的にはかなり成熟した大人っぽい少女だが、秋水からしたら子どもである。


 肉体的な年齢は歳上になっても、精神的にはそうではなかった。


「鳶瀬山さんも、サボりですか?」

「あ、いけないんだ」

「え?」

「質問に答えないで、話を逸らそうとしてる」

「……」

「私は見ての通り、家の事情です。ちゃんと許可を取って学校を休んでるんです。なので、サボりじゃありません」


 可愛らしいお姉さんボイス。

 まるで幼少の弟にでも言い聞かせるような口調は、とても軽やかなのに背筋を正したくなる。

 秋水は思わず見惚れてしまった。


 にしても、なんだろう、このボーイ・ミーツ・ガールみたいな状況。


 鳶瀬山神社と言えば、青墨家と同じで代々伝奇術師の家系だったはずだ。

 普段は千祠の森や松界主等の山門異界を監視し、何かあれば協会に連絡を入れる役割の。


 であれば、秋水が名前を告げた時点で、何かそれらしい特別なリアクションがあってもいいと思うのだが……はて?


(もしかして、そんなに有名じゃないのか……?)


 汐坐の筆頭術師。

 いつもひとりで仕事をする。

 誰とも組まない。


 考えてみれば、不思議はないのかもしれない。


 だって秋水自身も、千歳をよく知らない。

 汐坐市は広い。

 前世でもそうだった。

 職場の有名人とか、そもそも社員間の交流に積極的でなければ、「へぇ、そういう人がいるんだ」くらいで終わる。


 なるほど。

 では、これはそういう状況だと理解して。


 秋水は頷いた。


「すみません、たしかに今のは自分に非がありましたね」

「え? あ、いや、べつにそんな畏まってもらわなくてもいいんだよ?」

「サボりです。自分は今日、学校をサボっています」

「──わぁ」


 堂々と言うんだね、と。

 千歳は再び目を丸くした。

 言った後で、秋水はなにか自分が非常にトンチンカンなやり取りをしている気分になった。


 コホン、と咳払いを下手くそに挟んで。


「それで、えっと、どうして自分に声をかけられたんですか?」

「あ、うん。なんかね? 秋水くんが困ってそうだなぁ、って思ったの」

「はぁ」

「だから、もしよかったら私が力になってあげようと思って」


 何かお困り事ですか? と。

 千歳は再び、口元に左手を寄せて「もしも〜し?」と言う。

 は? なんだそれ。


 秋水は可愛いと思った。

 この先輩巫女美少女、ちょっとあざといところがあるぞ? とも。


 ともあれ、地元人の助けを借りられるのはありがたいかもしれない。


「鳶瀬山さん」

「あ、私のことは千歳って呼んで?」

「えっ」

「私、姉妹が多いから。よく紛らわしいコトになるの」

「なるほど……」


 距離の詰め方が早くてビックリしたが、そういう理由なら納得だった。

 秋水は少し迷ってから、「千歳先輩」と少女に呼びかける。


「うんっ、なぁに?」

「このあたりで美味しい食事処を知りませんか?」

「……お腹が空いてるの?」

「できれば高カロリーで、量が多いと助かります」

「思ってたより、かなり平和なお困り事だったんだね」


 千歳は「よかった」と嬉しそうに呟く。

 そんなのアリ? と秋水は思った。

 先輩で巫女さんでお姉さん味があって美少女で、なのに中身まで優しそうとかデキすぎている。


 彼女が欲しいとボヤいたばかりなのに、これはまさかA.N.O.M.A.L.Y.の仕業じゃあるまいなと。


 不躾ながら、秋水は千歳の全身を頭のてっぺんから足の爪先まで凝視してしまった。

 うん、胸がデカい。たぶんG以上ある。


「えっと、なに……?」

「すいません、千歳先輩があまりに非現実的に思えたので」

「どういうコトだろう……?」


 秋水くんって不思議だねっ! とか笑われ、秋水はさらに「こんなことがあっていいのか」と思った。

 鳶瀬山千歳、絵に描いたような美少女すぎる。

 なのに、どことなく近所の初恋泥棒お姉さん感もあって、イイ。


 秋水はいま、自分がかなりキモい状態にあるコトを自覚せざるを得なかった。


 拗らせた男はこんな末路を辿るのである。千歳先輩、俺死にたいんですよ。などとネットミームまで頭に浮かんでくる。


「うーん、それじゃあ……ひさご庵はどう?」

「ひさご庵?」

「うちの参道脇にある御茶屋さんなんだけど、天麩羅蕎麦とか抹茶のケーキとかもあるよ?」

「天麩羅蕎麦と抹茶のケーキ」


 組み合わせとしては、だいぶどうなんだろう? と思った。

 だが、ご飯系とデザート系は一緒に食べるワケでもない。

 蕎麦はともかく、天麩羅は揚げ物なのでカロリーも高いし。

 抹茶のケーキも、興味があった。


 もう一度山に戻るのは面倒でもあったが、せっかく千歳に提案してもらったのだ。


「ありがとうございます。では、そこに決めます」


 秋水は礼を告げ、今日の昼食はひさご庵で済ませようと決意する。

 そして、当然ひとりで歩き出そうとしたところで──


「じゃ、行こっか!」

「──?」

「ほら、一緒に行こっ?」


 雨だし、濡れちゃうよ? と。

 一歩先を、千歳に前に立たれて先導される形になった。

 後ろ姿の千歳は、巫女服の袖や裾が少し濡れてしまっている。

 秋水はとりあえず、


 あ、これって一緒に向かう流れだったのか。


 と、遅まきながら理解して。

 ここから参道を歩くとすると、さらに千歳が濡れてしまうな、とも気がついたので。


「千歳先輩」

「ん?」

「少し、お手を拝借します」

「えっ?」


 千歳の手を、断りを入れてから握った。

 少女の手は冷たかった。

 直後に禹歩。


「────え? あ、あれ?」


 景色が一変し、駅前のロータリーから鳶瀬山神社の参道へ移動を果たす。

 薄く苔むした石畳。

 雨に濡れた石の感触を確かめて、鎮守の森に囲まれて。


「失礼しました。それで、ひさご庵はどっちでしたか?」

「わ、わ〜。びっくりしたぁ……私、男の子に手を握られたの初めて……」

「……気を悪くされたなら、すいません」

「あっ、ううん! 違うの。びっくりしただけ……ひさご庵だよねっ? こっち!」


 やはり、術師の家系であるのは間違いないのか。

 瞬間移動の事実にはそこまで驚きを見せず、千歳はべつの事柄に動揺を見せながら案内を続けてくれた。


 ひさご庵はすぐ近くにあった。


 ふたりで店の暖簾をくぐり、屋根の内側に入る。

 名前の通り、店は和風の喫茶店だった。

 山のなかの飲食店なので、和食屋も兼ねているようだ。


 赤い絨毯に黒い机と椅子が並べられ、厨房にはガラスケースで囲まれた蕎麦打ちコーナーもあった。

 意外と本格派なのかもしれない。


「秋水くんって、術師だったんだね」

「? あ、はい」

「しかも、結構すごい?」

「自負はそこそこありますね」

「……へ〜、そうなんだ!」


 すごいね! と千歳が背中を叩いてくる。

 秋水が筆頭であることは、やはり知らないようだ。


「千歳先輩、あまり触らないでください」

「えっ、自分はさっき勝手に触ってきたのに?」

「それは……すいません。ただ、千歳先輩から向かってこられるのは、ちょっと緊張します」

「緊張? どうして?」

「あまり美人に慣れていないんです」


 ! と。

 千歳はドキッとした顔で身体を震えさせた。

 意外だった。


 この手の少女は、小さい頃から容姿を褒められ慣れていそうなものなのに。


 千歳は意外と純朴なのかもしれない。

 さっき、手を握られるのが初めてとか、初心っぽいコトも言っていた。

 これ本当に人間の女の子だろうか?


 美少女ゲームのA.N.O.M.A.L.Y.だったりしない?


 秋水は怪しみながら、店員に天麩羅蕎麦の大盛りと食後に抹茶のケーキを注文した。

 ケーキはバスクチーズケーキで、京都から取り寄せた宇治抹茶が練りこまれているようだ。


 チーズケーキは甘さが控えめながら、脂質が高い。

 そして宇治抹茶味となれば、さらに甘さは控えめだろう。


 ただ、ひさご庵のメニュー表を見るに、抹茶のバスクチーズケーキにはホイップクリームも添えられているようだ。

 最高のカロリー提供である。


 味が良ければ二つ追加で注文しよう。


 秋水は内心でそう思った。


「千歳先輩は何を食べますか? ここを紹介してくれたお礼に、ご馳走します」

「あ、私は大丈夫! ……さすが、男の子だね? たくさん食べる感じだ」

「足りないくらいです。ほんとうに、何も食べないんですか?」


 てっきり、秋水は千歳もひさご庵で食事をするつもりで入店したのかと思っていた。

 だが千歳は、秋水と同じテーブル席に着いたにもかかわらず、特に何も注文しようとしない。


「うん、私の分は気にしないで」


 女の子にありがちな、体型気にしぃだろうか?


 術師なら多少のハイ・カロリーなど、然して気にする必要もないのに。

 これは妹の夏乃が、深夜でも焼肉をしてたりするから他の術師も同じはずだ。


 怪訝に思いながら、千歳が本当に何も注文しなさそうだったら、秋水はケーキの追加注文数を増やせばいいやと思った。


 そうして、なんだかんだワクワク天麩羅蕎麦が出来上がるのを待っていると、


「あのね? 代わりと言っては何なんだけど、秋水くんにお願い事をしてもいい?」

「何ですか?」


 千歳が意を決したように、申し出てきた。


「これは秋水くんを、凄腕の術師と見込んでのお願いです」


 禹歩を見せなければ、千歳が一緒にひさご庵に入店することは無かったのかもしれない。

 対面の座席から注がれる眼差しは、さっきまでとは一転して真剣な感情に塗り替えられている。


 術師としての腕を見込まれたなら、A.N.O.M.A.L.Y.絡みか。


 秋水も居住まいを直して、聞く姿勢を取った。


「ねえ、秋水くん」


 千歳は単刀直入に。

 一言、その名前を口にした。


「姦姦蛇螺って、知ってる?」


 恐れを含んだ顔色で、ぎゅっと拳を握り込んで。

 巫女殺しの怪異の名前を、ハッキリ口にしたのだ。




 ◇◆◇◆◇◆◇



 一方その頃も。


「お兄様が電話に出ませんわ! 未読無視ですわ! さてはモグモグタイムですわね!?」


 夏乃は依然、携帯端末を片手に髪を振り乱していた。


 【本日の妹様】発狂継続【お労しや】

 【正直】同じ立場だったら、ね?【同情不可避】

 【てぇてぇ通信】今日も青墨家兄妹は尊い【モグモグタイムってw】


「なんなんですのこのスレ立ちの速度は! 似たような内容なんですから、ひとつのスレッドでやればいいでしょう!」


 どれだけの早さでコメントが埋まっているのか。

 夏乃は携帯端末を握っている級友らに、キレる。


 【ところで】北嶺区の霊視ができなくなった件【異界発生?】

 【千里眼失敗】霊視ストーカー混乱中【秋水様は何処に……】



 ────────────────────


 tips

 

 ◆鳶瀬山千歳|姉|18|鳶瀬山神社の退魔巫女

 T172 B102.4(Icup)W56 H88

 榛摺色のロングヘアで巫女属性お姉ちゃん先輩系のヒロイン美少女ビジュアル。

 茶髪爆乳の優しくて初恋泥棒の女子高校生。

 少し天然なのか、あるいは箱入り育ちで世間知らずなのか、青墨秋水の正体を知らない様子を見せる。

 好きなお菓子は京都の某名店とコラボした宇治抹茶商品全般。

 術式はまだ秘密。


 現代伝奇バトル世界に退魔巫女ヒロインは必須である。


 ────────────────────


 読者アンケート

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 ・貴方は世界観≒設定等についてどう思いましたか?

 ・読みやすさや地の文と台詞のバランスはどうでしたか?

 ・貴方はどんなところに魅力を感じましたか?

 ・貴方は他にどんなヒロインがいたら嬉しいですか?

 ※胸の貧しいものはヒロイン化しません


 定型末尾文

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 娯楽の氾濫した時代に本作を選んでくださり、感謝です。

 本作は作者の脳が平成のサブカルで焼かれているため、以下の要素で作られていく予定です。

 ▣現代伝奇スローライフ×

 ▣厨二異能バトルアクションファンタジー×

 ▣背徳お色気ハーレムラブコメ


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