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竜騎士8
“ウールから今日は竜騎士達は隣町の市に買いだしに出る日だと聞いた。竜騎士は基本的に自分の相手しか乗せぬ。だから二組は市に行っておるだろう。”
「でも…今日はラコッタが空を周回してたわ。」
“それに…すでにあの3頭はお前が竜と話せるのをお前が子どもの頃ベラベラ喋りかけてたおかげで知っておる。それでも、相手に黙っているようハルワと私が王都にいる間に話し合っていたから守ってくれているものたちだ。今回のことも見て見ぬフリをしてくれるだろう。”
「不思議に思っていた。どうりで、スウリの子守をしていたヒサキ以外の竜騎士がスウリについて何も言ってこないはずだ。良いのか?絆の相手に隠し事など?」
“奴らも苦渋の決断であっただろう。だが、スウリのことは竜の間にも伝わる言い伝えにも関わってくる。知ってる人間が少ないに越したことはないとわかってくれた。”
そうだったのか。とスウリもウールもハミルも心の中で竜達に感謝した。ウールは特に、チッタの昔の知り合いの竜を選んで連れてきて良かったと改めて思った。




