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竜に愛された娘1
そして、そんな竜の守護を受ける国、リュラ国にかわいい女の子スウリが産まれた。
あわい栗色のふわふわとした髪の毛、少し赤子らしくない大人びた顔の、でも笑顔が皆を朗らかにする。
そんな娘であった。
父の名はウール。竜騎士中将。竜とともに王を、民を守るべく働いていた。
母の名はハミラ。王宮に仕える女官。
王宮の近くに住み、いつでも王宮に飛んでいけるように心がけている忠義者な夫婦であり、スウリをとても慈しんでいた。
スウリは、竜騎士の父に連れられて竜舎に赤子のときからよく出入りしていた。
竜騎士と竜は一心同体と言っても過言ではない。
竜は気を許した相手一人だけに意思の疎通を許す。
会話ができるようになるのだ。
竜はできる限りその相手とともに居たいと思うし、竜騎士も家族同然とばかりに接する。
したがって、スウリのことを自分の相棒竜により知ってもらいたいという親心が働いて連れて行っていた。




