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竜に気に入られた乙女  作者: 相衣 律
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仔竜1

ウールは竜なら2時間もあれば着く距離だが、馬を一日半、2頭乗り継いで可能な限り急いで王都にやってきた。

しかし、ウールが竜騎士だったのは12年も前。

若い衛兵ふたりだったため、ウールと面識がなく、誰かの紹介状があるわけでもない為、王宮の門前で、衛兵になかなか入れてもらえず、それどころか、取り次いでももらえなかった。

ジれる気持ちも抑えつつ、ひとまず街の外れの方の竜騎士団の竜舎に知り合いがいないか探しに行くと、今度は竜騎士団の若者に不審者として声をあげられそうになったところを、運良く同期だった団員が通りかかり、古参の竜が団員の竜に元騎士団にいた気がすると教えてくれたのもあいまって、なんとか王宮に至急面会したい旨を知らせに走ってもらえることになった。

しかし、どんな内容での謁見を希望しているのかをおいそれと伝言で言えないため、上に伝言が伝わるのに時間がかかりり、王都に着いて更に半日たって、夜もふけた時間に宰相との面会が叶い、話を聞いた宰相が急いで王を起こしに行き、ようやく王直直の謁見がかなった。

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