第四十三話 プレッシャーの重さ
『──はい! 皆様出来たね? 出来てるよね? 出来てる前提でいくよ! 試合開始は一時間後! 開始三十分前にはトーナメント表が出来てるから、見といてねー!』
やはり、大歓声があがる。
うぅ………俺には無理です。人混み無理です。
俺はイベント終了と同時に『生産場』に走る。
お金? 何故か最初から持っている『ギルドカード』に入ってますが?
まあ細かい事は気にしない。
どうせゲーム内全ての怪現象は『WF』が関係してますから。はい。現実逃避。しかしながら仮想現実で現実逃避とは………。
「すいません。20分お願いします」
「わかりました。鍛冶でよろしいですね?」
「はい」
生産場でギルドカードを受付に見せて、俺は個室に移動する。
ちなみに通貨は『various credit』を略して『VC』。1クレジット=1円らしいです。
さぁて整備整備。耐久値が少なくて敗北とか黒歴史確定ですからねぇ。
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三十分が経ち、俺はトーナメント表を見るために広場に来た。
何故かその横に倍率もあったので確認。
俺は4.0でした。
倍率のいい人はどっさりいますし、俺に賭ける人は──あ、メッセ来た。
俺は端に寄ってメッセージを読む。
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送信者:シロ
件名:勝ってね?
本文:ショウに賭けたので優勝してね?
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Oh………負けられなくなっちゃいました。
もしかしてさっきフラグ立てちゃってましたかね?……………ヤバい、それはあり得る。
絶対にまた──ほら来ました。
次はツキちゃんから。内容はシロさんとおんなじ。
ちなみにゲンテさんは出場する側らしいので、メッセージで『お互い頑張ろう』と来ました。
まあ気楽に、自分に出来る最高の戦いを行いましょう。
俺は現実時間午後五時からなので、それまでどうしましょ? ルールでも読みますかね?
シロさんやり過ぎぃ………でもだから『WF』という変態集団の一人なんですねぇ。
さて、今回も短かったね………後はわかるよなぁ?
(19時にもう一話投稿です)




