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波乱(7)
次に意識がはっきりした時、
プールサイドに寝かされていた。
制服姿の冴子さんが横にいた。
ボロ泣きしていた。
「よかった、意識が戻って。
ここまま目を覚まさなかったらどうしようかと。」
学校の警備員さんが、生徒をねじ伏せていた。
ちらっと見えたのは男子、なのか。
そのまま、警備員さんと、先生たち数人にがっちりと抱えられて、
連行されていった。
どうしてこんなことに。
また意識が遠のいた。
再び目覚めた時、ベッドで寝かされていた。
学校の保健室だ。
冴子さんが横にいた。
椅子に座って、こちらを見ている。
「どこか痛まない? 大丈夫?」




