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ボクと、冴子さんと、黒髪メイド(2)
相変わらずの日常。
だけど、「テスト」が日常を変えていく。
なななんと、模試で2番の快挙!
どうしてこうなった。
2学期終盤、11月末に返ってきた結果だ。
「個票」には、校内学年総合順位「2番」の文字。
ふざけている。
毎日、ちょっとずつやって、
あとは趣味に興じていただけなのに。
「リコさん、なんかおかしい。」
「何が?」
「大して頑張ったつもりもないのに……。」
「素直に喜べ。努力の成果だ。」
「でも……。」
「何だ?」
黙っていると、
「何番になろうと、
上がろうが下がろうが、
毎日やることは変えるな。
たとえ、成績が下がってもだ。」
そして、こう付け加えた。
「キミは、根性があるな。」




