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運命の相手は私ではありません!~だから断る~  作者: 一番星キラリ@商業ノベル&漫画化進行中


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8/36

手慣れている。

 あああああ!

 どうして!


 完全無欠の皇太子が、爆誕したと思ったのに。

 そこには確かに呪いがある。


 昨日のような重い呪いではない。あの呪いに比べたら塵のような軽さだが、そこに呪いは確かにあった。


 こんな呪い、「リジェクター」があれば、簡単に跳ね返させたはずなのに。


 完璧な盛り付けをしたお皿に、あやまってソースが一滴落ちている。

 どうして!――まさにそんな気持ちだ。


「シャーリー、申し訳ないです。わたしの不注意で、呪いにかけられることになり……」


 皇太子は心底申し訳ないと言う顔になり、彼の手に触れていた私の手を持ち上げ、甲に自身の唇を押し当てる。

 これには驚き、心臓が止まりそうになった。

 驚きはしたが、それは一瞬。

 それよりも……。

 甲に触れる皇太子の唇の柔らかさ、温かさ、ほのかに感じる潤いに、体の芯が痺れそうになる。

 唇だけで、ここまでの破壊力! さすがヒロインのお相手だ。恐るべし。


「こ、皇太子殿下、呪いは確認できました。中にお入りください」

「よろしいのですか?」


 よろしくない! もう一度甲にその唇を……。

 ではない!


「よろしいのです!」


 顔を真っ赤にし、体の向きを変えると、皇太子がクスクスと笑う声が聞こえる。

 耳が熱い。

 案内するまでもなく、皇太子はソファへ向かってくれるので、飲み物を用意すると告げ、ティーセットを置いた棚へと向かう。


 ティーポットにケトルのお湯を入れ、ポットをしっかり温めることにした。

 その間に茶葉の用意だ。

 一度店の裏に戻り、茶葉の缶をキッチンの棚から取り出す。

 皇太子にもらった茶葉を、使うことにした。

 店に戻り、ティーポットのお湯を捨てる。

 茶葉と一緒にもらうことになった、シルバー製のキャディスプーンで、茶葉をすくおうとすると……。


 茶葉の香りではない。

 マグノリアの甘い香りを感じたと思ったら、皇太子が私の背後にいた。

 しかも……。


「二人分の紅茶をいれる時、この茶葉であれば、量はこれぐらいが適切です」


 すぐ耳元で囁かれた皇太子の声、息遣い、微妙に感じられる体温に、腰が砕けそうになる。

 さらに彼の手が、キャディスプーンを持つ私の手を包み込み、ゆっくりと動かす。

 心臓が爆発しそうだった。


「いいティーポットですね。紅茶を入れる時は、この丸いティーポットがいいのですよ。理由はご存知ですか、シャーリー?」


 皇太子は私の手を動かし、ティーポットにキャディスプーンから茶葉をいれ、耳元でそんな質問をするが……。


 甘い香りを漂わせ、こんな近い距離で囁き、手に触れられているこの状態で。そんな質問をされ、答えられるわけがない! いや……そうではなくても、ティーポットが丸い理由は……知らなかった。


「ティーポットが丸いと、ジャンピングがうまくできると、皇室付きのティーマスターから教えていただきました。乾燥した茶葉にお湯を加えると、茶葉は浮き上がり、やがて沈みます。この循環(ジャンピング)が、茶葉を蒸らす間、この丸いティーポットで起きているそうです。ジャンピングがうまくいけば、茶葉から美味しさを引き出すことが可能です」


 ようやく皇太子が、私の手から、自身の手を離した。さらに体も離れたので、大騒ぎしていた心臓も、ようやく落ち着き始める。


 ティーマスターなんて、そんな役職があること、知らなかったわ。しかもジャンピング? 初めて聞いた。


「ただ紅茶を入れる際、ジャンピングがすべて、というわけではありません。良質で鮮度のいい茶葉を使うこと。適量な茶葉をティーポットにいれること。酸素を含んだ新鮮な水を使い、それを沸かしたての状態で注ぐことも、重要です」


 そう言うと皇太子はミトンをつけ、ケトルを持つと、ティーポットにお湯を注ぐ。

 ミトンをつけた皇太子は、なんだか可愛らしい。

 それにしても紅茶をいれることを楽しんでいると言っていたけれど、それは本当のようね。いろいろ知識も仕入れている。


「シャーリー、砂時計を」


 澄んだ碧眼の瞳を向けられ、ドキッとして一瞬、動きが止まる。

 慌てて砂時計をひっくり返す。


「これは三分ですか?」

「そうです」


 私が返事をすると、その間に皇太子は、ティーカップにも、お湯をいれている。ちゃんとカップも温めていた。さらに茶葉の缶の蓋をしめ、蜂蜜の用意もしてくれる。そうしているうちに、三分が経った。


 皇太子はティーポットの蓋を少しだけずらし、中を確認すると「いいと思います」と微笑み、ティーストレイナーを使い、ティーカップに紅茶を注いだ。


 本当に何度も紅茶を入れているのだろう。手慣れている。

 それに完成した紅茶は、とんでもなく素晴らしいものに思えた。それは、皇太子が手ずからいれたということもそうだが、丁寧かつ論理的にいれたことで、きっと美味しいに違いないという期待が高まったせいもあるだろう。


「あ、シャーリー、勝手に手を出してしまい、すみません。……茶葉の缶を見た時、わたしがよく飲む紅茶の銘柄ものと分かったので、つい……。せっかくなら美味しい紅茶を、シャーリーに飲んでいただきたいと思ったのです」


「そうなのですね。ありがとうございます。とても勉強になりました」


「決してこの入れ方で、シャーリーに紅茶を入れて欲しい――ということではありません。男なんて、こだわりの生き物ですが、それを強制されると、女性は窮屈に感じるでしょう。そんな思いはさせたくないので……。わたしが紅茶をいれる時は、このやり方ですが、シャーリーがいれる時は、あなたのやりたい入れ方で大丈夫ですよ」


 皇太子は……なんて柔軟なのだろう。


 男性脳、女性脳と言われるぐらい、男女で物事の考え方は、大きく違う。MFTの私に対し、前世では男女間の相談を持ち掛ける顧客も多くいたが、その原因は、ここに起因することがほとんど。


 男性は、ルーティンを好み、変化を嫌う。対する女性は、新しい物や味に挑戦することに、抵抗が少ない。この違いが、男女の間で摩擦を生む。


 男性は、一度決めた味や物にこだわるため、パートナーに対しても「これはこの味で」と要求する。結果として相手は、その味を再現するための作り方を、強要されることになるのだ。


 そのこだわりが味付けだけにとどまらず、洗濯物の畳み方、クッションを置く位置と、日常の些末なことにまで広がると……。相手はストレスを溜めていく。


 でもこの皇太子となら、そんなストレスとは無縁だろう。


「シャーリー……?」


「! 今回教えていただいた紅茶の入れ方は、とても勉強になりました。指図された、なんて思っていません。せっかくいれてくださったのです。冷めないうちに、いただきましょう。そして……その呪いについて、ヒアリングさせてください」


 私の言葉に、皇太子の顔が、分かりやすくぱあっと輝く。

 こんな笑顔、ヒロインのタマラにしか見せてはダメですよ、と思ってしまう。

 一目見ただけで、見た相手を魅了してしまう、素敵過ぎる笑顔なのだから。

 ともかくソファへ移動し、皇太子のいれた完璧な紅茶を飲みながら、かけられた呪いについて、ヒアリングすることになった。


 皇太子にヒアリングした結果、分かったことは……。


 皇太子は宿で入浴のため、服や下着を脱ぎ、バスローブだけになった。その時、いつもの癖で「リジェクター」もつい、はずしてしまったのだという。


 いつもの癖。


 皇太子が普段暮らす皇宮は、厳重な警備体制が敷かれている。皇宮エリアの入退室管理は厳密で、内通者がいないか、密偵による監視も常時行われているという。特に浴室は無防備になる場所であることから、警備は特に念入り。入浴だけは、従者は使わず、一人で行うのが慣例だった。


 つまり広い浴室には、自身しかいない。

 よって皇宮にいると、入浴の際、体の洗いやすさを優先してしまう。つまり「リジェクター」を、ついはずしてしまうというのだ。


 そこはもう、愛する人と結ばれると即死するという厄介な呪いをかけられていたのに、無警戒過ぎるのでは!?と思ってしまう。しかし皇宮の浴室の警備は、相当なものらしい。何しろ服を脱ぎ、最も無防備な姿になるのだから。さらにこれまでの十八年間で、入浴中に呪いをかけられたことは、ないと言うのだけど……。


 ともかく宿で、すぐ入浴するつもりでいたが、急ぎの連絡を受け、対応していた。すると思いがけず、時間がかかってしまった。その間、部屋には宿の従業員も出入りしている。

 どうやらその時、呪いをかけられてしまったようなのだ。


「ようなのだ」という曖昧な言い方になるぐらいだから、誰が呪いをかけたのか、また呪いの内容も不明だった。


 呪いをかけた相手は分からないが、呪いの内容は案外判明することも多い。理由は呪いが脅しとして使われるためだ。「××するなら、馬車で事故にあう」「××すれば、お前は一文無しになる!」と言った具合に。


 「××」の部分が、呪った相手に制限したい内容だ。


 抑止が目的の場合、呪いを明かさないと、意味がない。よってそう言った場合は、匿名で手紙が届いたりするのだ。


 よくあるのは、その手紙により、呪った相手が判明することだ。筆跡で分かる場合もあるが、「××」をされることを嫌がっている人物が、おのずと限定され、特定されることがあった。


 だが今回、呪いの内容は不明。手紙は届いていない。


「まさか、愛する人と結ばれると即死するという呪いが、解呪されたとバレたわけではないですよね……?」


「それはないと思います。呪いが解けたことは、誰にも話していません。知っているのはシャーリー、あなたお一人です」


 自身の近衛騎士にも明かしていなければ、皇帝陛下にも知らせていないのね……。そうであれば、呪いが解かれたことを知り、新たに呪いをかけた線は、除外される。それに、あの重い呪いの代わりにかけられた呪いにしては、軽すぎると思う。


 それにしても。皇太子との間に“二人だけの秘密”があるなんて。これは……いろいろな意味で厄介! だって私が皇太子に関する秘密を何か知っているらしい……ということがバレるだけでも、何か私に仕掛けてくるかもしれないのだ。皇太子を敵認定している人物や、それこそ呪いの黒幕が。


これは私の中で、不安を喚起する。加えて“二人だけの秘密”。これにはドキドキした気持ちが誘発される。


 つまり私は、不安とドキドキ状態。まさに吊り橋効果が発動中だ。


 さらに投資詐欺でもお馴染みの“特別にあなただけに”というハード・トゥ・ゲットも、多少なりとも作用していると思う。つまり特別であること(二人だけの秘密)を意識させ、承認欲求(あなただけが知っている)を満たす。その上で二人の間には、特別な何かがあると思わせる。特別な何かがあるから打ち明けた――というわけだ。自分にだけ打ち明けてくれた――それが相手への信頼度と好感度を上げることにつながる。


 しかも秘密を共有する相手は、完全無欠の皇太子なのだ。元々、小説読んでいる時に、自分をヒロインに置き換え、皇太子に疑似恋愛している状態。さらにお断りしたものの、皇太子は私にプロポーズをしたのだ。そんな皇太子に対し、吊り橋効果とハード・トゥ・ゲットまでが発揮されては……。


 いや、今は余計なことは考えるのは止めよう。


「呪った相手が分からないのであれば『呪詛返し』は使えません。でも私の見立てでは、呪いは軽いものです。死の呪いなどではありません。よって今からその呪いを吸収し、すぐに夢で疑似体験を行い、解呪することができます」


「そうですか。ありがとうございます。ではぜひお願いしてもいいですか?」


「承知いたしました」と答えると、彼は上衣の胸ポケットから何かを取り出した。

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旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~
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皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜
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わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~
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断罪回避を諦め終活した悪役令嬢にモテ期到来!?~運命の相手はまだ原石でした~
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周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~
『 周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~ 』

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悪役令嬢は我が道を行く~婚約破棄と断罪回避は成功です~
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『断罪終了後の悪役令嬢はもふもふを愛でる~ざまぁするつもりはないのですが~』の目次ページへ飛びます

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乙女ゲームのラスボスですが、勇者と結婚することになりました。
『乙女ゲームのラスボスですが、勇者と結婚することになりました。』は、女魔王が主人公です!

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断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?
『断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?』断罪終了後シリーズ第一弾。本家本元!

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ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~
『ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~』は、騙される!

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悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~
『完結●悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~』は悪役令嬢の本音満載です

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悪役令嬢・乙女ゲーム
蕗野冬先生の表紙絵作品は
第4回HJ小説大賞前期の
一次選考通過作品!


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破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~
『完結●破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~』は浮気婚約者とチートヒロインに負けません!

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断罪は悪役令嬢ではなく父親に!?~ざまぁと婚約破棄の行方~
『完結●断罪は悪役令嬢ではなく父親に!?~ざまぁと婚約破棄の行方~』はこんな世界線もあった!

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婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~
『完結●婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~』はサクッと読める全8話

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断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇
『【完結】断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇』もおススメです☆

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絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~
『絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~』はサスペンスです!?

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悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】
『悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】』はサクッと読める全5話!

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浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~
『完結●浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~』断罪の場で自ら婚約破棄宣告シリーズ第四弾。

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『短編●断罪終了後に覚醒した悪役令嬢、殿下の女性慣れの練習相手に?』断罪終了後シリーズ第三弾!

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『せと恋~瀬戸内の夕陽がつなぐ島の恋~ 』

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婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~
『完結●婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~』はサクッと読める全8話

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ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~
『完結●ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~』はサクッと読めます!

●断罪終了後シリーズ●
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もふもふ悪役令嬢の断罪が溺愛ルートなんて設定していません!バナー
『完結●もふもふ悪役令嬢の断罪が溺愛ルートなんて設定していません!』
断罪終了後シリーズ第四弾!

●ラストは仰天展開!●
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ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??
本編全20話『ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??』

●全8話読み切り●
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婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~
『婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~』は雑草魂で断罪回避!

●読者様の声に答え続編公開●
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断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~
読者様の声に応え『断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~』続編公開&完結

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