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ハルフェン  作者: 殆ど小説を読まないやつ
新天地
84/114

My live proof

またもalphabetなサブタイトルですね。



第64回、今回のあらすじ。


彼の生きた証に、彼自身が気がついた。



今回は3000文字程度です。



~追究201701172011~

"シナプス"だった所、全部"レセプター"になってました……

なので直しておきました。

ゴメンな……

今はまだ理解できないかもしれない感じな75話 -あんたにゃ負けたよ-




エリア28


戦いは終わり、頭の上を無数の報復ミサイルが通過する。


ここエリア28は今まで発見できた中で最も大きな生存圏で、33とその付近に建設している我々の基地を含めても到底足りない。故に、今回の戦いの戦火を免れた地域も多い。逆に、敵に侵入されてしまった所は、フレンドリーファイヤすら恐れなかった我々の攻撃によって、荒野と化している。市街地の通りなんて……溝だ……


しかし、ここに至ってはファーストコンタクトなのだ……面倒事に巻き込まれたな……





神崎「スィーバンよりシナプス。作戦は終了した。これからは我々は自由にやらせてもらう。」

シナプス『ネガティブ、許可できない。』

神崎「許可なんか必要ない。」

シナプス『クッ……まさか降り立つつもりじゃないだろうな?』

神崎「そう思うのならそうなのだろうな。」

シナプス『エマージェンシーコール、エマージェンシーコール。ワイノス、スィーバンが28に降り立つつもりだ。』

アルケ『了解。スィーバンの着陸を許可する。』

シナプス『!?』

神崎「嫌な予感……」



ここ、エリア28には、ヘベンリーエリアが存在しないの。そう、天使達などいないのだ。

ここの生存圏は、どうやら1つの王国として成り立っているらしい。元々そうだったのだろう。

実際に諜報班の見解では、元々別のところに王都があったが、生存圏の縮小につき都市が新たな国家として分立した可能性が高い。とのことだ。

筋の通る仮説だ。



シナプス『シナプスよりスィーバン。艦隊指令の御命令だ。ポイント43483に着陸せよ。復唱。』

神崎「スィーバン全機はポイント、43482に着陸。嫌な予感的中かもな……」

フーレスト「隊長。嫌な予感とは何でしょうか?」

神崎「アイツ居るかもな。会いたくねー……」

フーレスト「どちら様で?」

神崎「デューク。」

フーレスト「……」


隊長の考えは知らない。だからこそ理解したい。

パリティすら存在しないこの頭でも……



地上からは結構いろんなものが飛ばされてくる。未知への恐怖だろう。しかし200mもあれば普通物はは届かないし、届いたとしても当たらない。

ホーミング魔法は、MSJFも何も使っていない筈なのに、消滅してしまう…………レーザーと同じだ……しかし、今までに、こんな事象に関する報告は受けていない。それなのに皆この事に関してなんの反応も示さない。この隊では恐らく、僕だけが知らないのだろう……



神崎「ポイントに到達……せめえなぁおい、たっくよぉー……居るじゃんやっぱり……なに紛れ込んでんだよ……」


隊長の言うとおり、地上には原住民達に紛れてデューク特務少佐が紛れていた。

彼もまた大量の帰り血を浴びているところからみるに、相当な戦闘を行っていた様だ。


我々が1列に列び、降下を始めると……


(追い詰められた戦士の行動は3つに分けられる。

武器を構え立ちはだかろうとする奴、

戦略的かもしれない逃走を図ろうとする奴、

戦意を失い腰を抜かす奴、

この3つだ。

アイツは……)


神崎「スィーバンリーダより各機、着陸は中止、スィーバン1のみ降下する。」

フーレスト「隊長?」

神崎「俺は降りる、お前が操縦しろ。You have!」

フーレスト「エエッアッ!?I have!!」

神崎「着陸後、俺が降りたら高度を2mに保て。」

フーレスト「ら、ラジャー!」



"ガッシャン!"


神崎「とうっ。」


機体を地面につけると、隊長はさっさと飛び降りてしまった。


神崎「おいデューク!付いて来たいなら付いてこい!」


ヘリから飛び降りた隊長を見た原住民達はひどく動揺し、お互いの顔を会わせたり、隊長を指差したりして混乱していた。

そんな彼らの中からデューク特務少佐が剣を持ったまま駆け寄ってくる。


神崎「お前それ捨ててこのタイヤにしがみついてろ。」

デ「お久しぶりですね、何処へ行くんですか?」

神崎「いいから掴まってろ。」


おや?これだと降りれないぞ?下敷きにでもするつもりか?……


神崎「フーレスト、離陸しろ。このまま城へ向かう。」

フーレスト「たいちょー?」

神崎「いいから離陸しろ。」

スィーバン2『スィーバン2よりスィーバンリーダー、隊長は貴機のタイヤにぶら下がっている。問題ない。』

フーレスト「も、問題ないっ!?……ッー……離陸します……」




デ「いやー、久しぶりですねぇ、ここに来てからは初めてですもんね。」

神崎「そうだな、っくよお、手間かけさせんなよな。」

デ「所で神崎さん。信じるべきものは、もう見つかりましたか?」


と、不意に口に出した言葉だったが、これを聞いた神崎さんは突然タイヤから手を離し、僕の足を掴んだ。

あまりに急なことだったので、僕も手が緩み、2人で落ちてしまう。


20m程落下しただろう。


デ「あイタタタタタタ……」

神崎「シネエッ!!」


着地した僕が顔を上げると、てっきりそこらで喚いているとだろうと思っていた神崎さんが、フル武装で超高波剣を振りかぶっていた。


デ「ウソ……」


僕はローリングで間一髪それを回避する。


"バン!"


なんと神崎さんは僕がたったの2ロールしている内にもうショットガンを発砲していた……これ本気だよ。

ソードオフショットガンから吐き出されたフレシェット弾子は躱せそうにない。

AMPエフェクトがかけられていたのだろう、僕の"タクティカルウェア"の防具を貫通する。

さすがに不味いと思った僕は、次弾を被弾覚悟で神崎さんに突っ込む。


結構僕の体には無数の針が突き刺さったが、神崎さんを絞めることができた。


しかし、神崎さんは厚かったバトルドレスを消してこれから脱出する。

姿勢を崩した僕は脛動脈の切断を許してしまった。

油断していたとはいえ強すぎる。

(※仲間だと確信していたから油断してました。)


あのときと同じだ。傷を治せない……

それでも僕は神崎さんの腹に蹴りを入れ、気絶させた。


と思っていたのだが、気絶には至っていなかった……しかし、上半身は起こしたものの、立ち上がろうとしない。


神崎「もう、その傷治るよ。」

デ「えっ?」


体に刺さっていたフレシェット弾子も消えており、言われた通り、治療もできるようになっていた。


神崎「デューク。なんでお前は知ってるんだ?」

デ「えっ?……?……だって……神崎さんが……」

神崎「……」

デ「ああ、そうか、結局話せなかったんだ。」

神崎「……」

デ「僕、夢の中で神崎さんに言われたんですよ。信じたいものを信じればいいって。だけど、自分は後悔しないように信じるべきものを探してるって……(第72部 "真実の空"参照)」

神崎「夢の中で俺がお前にそう言ったのか?……」

デ「ええ、白い翼が付いてました。」

神崎「なっ…………」


神崎さんは一瞬とても驚いた表情を見せたが、すぐにうつむいてしまった。

そして、鼻からは涙が滴った。


デ「神崎さん?……」


神崎さんは泣いている。初めて見た。


やがて回りに人だかりができる。

そして神崎さんは立ち上がり口を開いた。


神崎「俺達は、誇り高き殺戮部隊、スィーバン……必要とあらばいつでも俺らを呼ぶがいい……特効薬の名を持つ我らスィーバンは、どんなときでもお前の元に駆け付けて、いかなる危機からも、お前を救う事を誓おう。お前にはこれから、何をしても勝てないであろう敵が立ちはだかる筈だ。その時は迷わず俺達を呼ぶんだ。絶対にお前を救ってやる。シルバーバレットそこにあり。これが俺の、最後の悪あがきだ……俺は確かにここに居る、俺は確かにここに居たんだ!俺は最初からここに居たんだ!…………ありがとう……もうわかったよ……これからは一生懸命働くよ。これが俺の生きた証となる。」


全くわからん。

とりあえず神崎さんの中で何か大きな出来事が起こったらしい。

またも初めて見る表情をして空を見上げていた。


それはとても満足そうで、希望に満ちた顔だった……

おいおいおいおいやってくれましたなぁ……



ソードオフショットガン:ショートバレル

銃口を短くして取りまわしやすくしたショットガン。弾の拡散性が上がっており、近距離ではいい感じ。



てかスィーバンリーダーって何だ?1番機として扱ってたけど、まさか(神崎)健人さんを示すとかだったらヤバイッスよ……

複座ってめんどくさいなぁ……

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