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ハルフェン  作者: 殆ど小説を読まないやつ
新天地
83/114

心臓には銀の弾丸を

ふおおおおおお!…………米ください……




第63回、今回のあらすじ。


デューク君御帰還。

スィーバンもお仕事。



今回は4000文字程度です。

飛ばされ過ぎててよくわからない感じな74話 -失敗だらけの最低なバカ-




沖に辿り着くまでは20分かかった。精々3m/sが限界だ。

え?速すぎる?けど下泳いでた人達は僕の5倍は普通に出してたなぁ。


まあこんなことになってるんじゃないかな、とは思っていたけど、砂浜は悲惨なことになっていた。

手違いって恐ろしい。

そこにアルさんの姿はなく、半魚人達の死体が転がっていた。僕が渡したハンドガンの所為(せい)だ。どうやらアルさんは森の奥へ逃げていってしまったらしい。あかん。


デ「ありゃりゃー……不味いなあ、けどアルさん一人じゃ死んじゃいそうだなぁ……」


僕にくっついて来た方々も砂浜の状況に絶句する。


デ「まあ、先に襲ってきたのはそっちなんですからね?恨まないでくださいよ。」


僕がアルさんを追いかけに森に走り出しても、誰も追いかけては来なかった。




デ「アールさーん!」


"バァン!バァン!"


デ「お迎え来ましたよー!」


"バァン!……バァン!……"

"バンバンバンバン!……バンバンバンバン!"


僕の銃声に反応する。




アル「デューク……よかったぁ、生きてたのだな……」


アルさんはヘルメットを持ってきたらしいのだが、それを投げ捨てて珍しく僕に抱きついた。


デ「多分僕が死んだらその銃も消えちゃうんじゃないですかね?」


しかしアルさんは僕の横で泣いている。


『こ…らフ……ゥ……レ…………ロー、……………』


デ「あっ、ヘルメットからなんか聞こえました。」


しかしアルさんは離れそうにないので肩に担ごうとしたらビンタをされて、アルさんは自立してしまった。


デ「とりあえず発砲しておきますか。」


"バァン!バァン!バァン!バァン!バァン!バァン!バァン!バァン!……"


アル「デューク…………」

デ「ああ、どうするかですね?とりあえずビーチに戻りましょう。ここじゃ空から見つけられないかもです。」

アル「だけど……」

デ「心配しないでください。僕がついてますんで。」



『こちらフル…ゥム、レッドスワロー、応答せよ。』


恐らくさっきの銃声は聞こえていなかったのだろう。もう1度発砲する。


"バァン!バァン!バァン!バァン!バァン!バァン!バァン!バァン!……"


そんなことをしながら森から出てきた僕たちを見つけた半魚人達は慌てて海の中へ逃げてしまった……しゃーない。


アル「デューク、グレネードランチャーなら聞こえるのではないか?」


さすがにアルさんもいつまでも泣いているわけではない。


デ「そうですね、そうしましょう。」


僕はハンドガンを捨ててグレネードランチャーを作り出す。



そんなこんなで7分後。


『こちらフルトゥム。これよりランディングアプローチに入る。』

デ「ラジャーフルトゥム。遠路はるばるご苦労様でした。」


フルトゥムさんは第72部 "真実の空"にも1度だけ登場しているティルトウィングのジェット機だ。

それに護衛も引き連れてきている。


さて、半魚人さん達にはどうしようか……とりあえず我々の名前だけでも教えておくか。


僕は海に潜ってみる。液体呼吸で1番近くにいた人に真っ直ぐ近寄る。相手は硬直してしまっていた。

とりあえず腕を引っ張って海面へ引き上げる。


デ「ゲッホゲッホ……あのぉ、仲間が来ちゃったんで僕達返りますけど、僕らの名前、教えておきますね。僕の名前はデューク。そして僕らの名前はリーモア艦隊。多分また来ます。ご迷惑お掛けしました。」


その後、無事に冷凍した死体も回収できた。とても疲れた。帰り道ではアルさんはずっと服を着替えた僕の胸に顔を埋めて泣いていた。他のクルー達も困っていた。




エリア33


あれから1ヶ月以上経った、早くもここには鉄筋コンクリート性の建物が立ち並んでいる。相当数の固定兵器も配備された。今は港の建設と建材の収集に全力を注いでいる。

とりあえず大型艦はおいておいて、小型艦だけでも入れるようにとにかくバースを伸ばしている。防波堤は最後だ。というか小型艦とは言っても軍用艦、十分大きいし、波にも十分耐えきれる。

33の町の中でも我々リーモア艦隊は見慣れたものとなり、毎日のように広場にはコンテナが下ろされる。

しかし、ここの原住民の人々は我々の基地に入ることはできない。許可されないのだ。理由は考えればわかることだ。本末転倒にも思えるかもしれないが、コレが我々のやり方だ。だからコンテナ等による補給が限界なのだ。

それでも我々はよきものとして受け入れられた。町を驚異から救ってくれて、生活環境も改善してくれた。ろくな教育も存在しないのだろう。皆とても純粋だ。恐ろしい程に……


我々キノサナプ艦隊にも小さくはあるがプラント艦がある。主にセメントなどの建材を製造する。まるで最初からこうなるとわかっていたようだ……いや、こうなる予定だったのだろう

……バイオプラントだってワイノス艦隊と同等の能力がある……コレが我々のやり方か……


今日から隊長の魔法使用のドクターストップが解除された。さあ、仕事だ。

僕の名前は"エラー・フーレスト"こんなに酷い名前は他に知らない。だがそれ故にこの残酷無慈悲なスィーバン小隊に配属されたのだ……




タワー『タワーよりスィーバン小隊。全期離陸を許可します。』


仮設飛行場から今日も僕らはいつもの攻撃ヘリで飛び立つ。しかし、今回は僕らも正式な作戦に正式に参加しており、いつも通りの好き勝手は許可されていない。まあ作戦に支障が無ければいいわけなのだけど……


神崎「スィーバンよりレセプター、現在方位281に舵を切りながら、高度4000まで上昇中。」

レセプター『コピースィーバン、方位2 8 1 了解。』


こんなことにヘリのやることではない筈なのだが……


で、これがなんの作戦か、だろう。

作戦自体はすごい単純。

"エリア28の防衛"だ。

28は隣の大陸なので4時間はかかる。

もう既に先方の航空機部隊は到着しており、激しい戦闘が繰り広げられている。

まだ攻めに転じるには早すぎるが、守らないわけにもいかない。艦隊指令の許可も出ている。


しかし、何故このような事態に陥ったのか。それは、敵の集団行動が原因だ。

何故今までバラバラだったモンスター達が一斉に28を攻撃しているのか。可能性は限られる……





シナプス『こちらシナプス。スィーバン、聞こえるな?』

神崎「問題ない。」

シナプス『了解。貴機は、間もなく、作戦空域に到達する。これより我々の指揮下に入ってもらう。』

神崎「ラジャーシナプス。」

シナプス『タンカーをまわしてある。全機はドロップタンクを爆破後、給油を受けてくれ。』

神崎「スィーバンリーダー了解。」



にしても酷い有り様だ。もう敵は町の城壁を突破しており市街戦に突入してしまっている。

空爆もかなりの規模で行われているが、とにかく数が多すぎる。VX(ブイエックス)ガスまで使う始末だ。

しかも28で我々が姿を表すのはこれが初めてなのだとか。

町の中を我先にと進むモンスター達をCAS達が30mmHE弾凪ぎ払うが、意外と効いていない……

町の中では原住民の戦士達が応戦しているが、かなりの数が到達してしまっている。被害も甚大だ。



神崎「スィーバンリーダーよりシナプス。全機給油完了。」

シナプス『コピースィーバン。早速だが敵の心臓を潰す。ポイント23024に向かい敵を掃討しろ。』

神崎「ラジャー、スターボード。」

フーレスト「随分離れたところですね。」

神崎「悪魔様がいるんだろう。敵の心臓だそうだ。恐らくそこを叩けば敵は一気に弱体化するんだろう。」


なるほど、そういうことか。

心臓には、銀の弾丸を。


神崎「全機、安全装置は解除したな?……よし、スィーバン2、お前は自分の立場をわかってるな?お前こそが銀の弾丸に成る筈だ。絶対に落ちるなよ。」

スィーバン2『問題ない。』


スィーバン2の特殊兵装、IRレーザー砲を搭載しているが、それがどうシルバーバレットと関係しているのか僕にはわからない。フーレスト。



神崎「ターゲットマージ。2、3は高高度にて情報支援。残りは攻撃開始だ。スィーバンリーダー、VX発射。」

フーレスト「はあ!?」


余りに当たり前のように言ったので驚いてしまった。

(前にも書いたかもしれないけど、)VXガスは最強の毒ガスだ。わかりやすい例えでは、サリンの10倍といった所だ。皮膚に触れただけで死ぬ。環境汚染も半端じゃない、だから最後の手段的なものだと思っていたのだが……それなのにこの扱い。これがスィーバンか……

VXガス弾頭を搭載したミサイルはマナシーカーで、魔力の高い目標へ自信を誘導する。

モードは奇襲型だ。まずはロケットモーターには点火せず、地面ギリギリまで落下後、高度を30cm程度に抑える。そして目標の背後に回り込んでからトップアタックを狙う。


VXミサイルの点火と同時に各機が攻撃を開始する。多連装ミサイルポッドから小型ミサイルが飛ばされる。

しかしそれは空中で爆発する。迎撃された、コワイ。

その直後地上から強烈で図太い可視光のレーザーがこちらに照射される。しかしそれは何故か機体には到達しない……ただ眩しいだけだ……

そして間も無くそのレーザーは消える。


スィーバン4『敵レーザーを無力化。』


カウンタースナイプだ。この部隊ヤバすぎる。


フーレスト「隊長、今のは?……」

神崎「シルバレットをなめるなよ?」

フーレスト「はい?」


何故レーザーが届かなかったのか、謎だ。


神崎「……」

スィーバン2『VX着弾まで僅か、リコメンドファイヤー。』

神崎「サンクス。」


20秒後、そこにはもう1人の悪魔しか立っていなかった。しかしその悪魔、やけに余裕そうな顔をしてこちらを見上げている。


神崎「スィーバンリーダーより各機、後退しつつターゲットを攻撃、スィーバン2はチャージしろ。」


僕はガンターレットでその悪魔を撃ちながら尋ねた。


フーレスト「隊長。何故後退を?」

神崎「見てみろ、ありゃいわゆるバリアーだ。ガスも防ぐみたいだな。AMP使うぞ。」


突然ターレットの銃口(マズル)に魔方陣が展開される。


神崎「効かないのか……訳がわからん。メタルジェットもダメか。スィーバン2、降下しろ。」

スィーバン2『ウィルコ。』



そのバリアーな悪魔は一切の反撃をして来なかった。


神崎「各機撃ち方止め、撃ち方止め。」


煙の中からは案の定無傷な悪魔が出てきた。


「どうした?もう終わりか?」

神崎「お前がな。」


次の瞬間その悪魔は顔中の穴から血を吹き出し、そして倒れた。


神崎「スィーバン12、冷凍して回収だ。」

スィーバン12『ラジャー。』


……………………




それから40分。あれから戦局はこちらに傾き、遂に残党狩りになった。

まあ大分ざっくりとしてましたね……


レセプターもAWACSです。33付近を飛んでたんですね。で、28にはシナプス。


ああ、ええっとですね、スィーバン2が摘んでたレーザーは、まあ、眼に……バリアーは貫通というか、透明な時点で光は防げないって思いますよね。それに、(神崎)健人さんはあえてIRにしたんです。最初からこういつやつに備えてたんですね。

という訳で、一瞬で目を焼き尽くして……脳も焼いて……しかも一瞬で気化したから圧力もパなかったんでしょうね……

実は、そのバリアーがAMP弾を防げた理由は…………ヒミツッス!


後、スィーバン達、バカみたいに強いですよ。だってほら、戦闘シーンほっとんど書いてませんし。書くこと無いし……

基本スペックはスペラーズの方が高いんですけどね。


そういえば、結局ワイノスは来ませんでした。33南方を通り過ぎて未合流艦を回収しにいっちゃいました。まあ合流してもあまり意味無いですからね。プラント艦は拠点建設につき33に残しましたが。


さて、次回は誰を書こうか……

この続きからで良いかな?

因に、3話前の続きは書きません。

だって説明する必要ないですよね?


えちょ待って……マジ驚いた……

今読ませてもらっている小説のサブタイトルが"記憶の欠片"で、マジびびりました。完全な偶然なんですけどね。

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