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空襲警報発令!!

ここは我が偉大なるUSAの首都、ワシントン。

現在は喪った艦隊、航空機の増産で、太平洋沿岸の造船所、また大西洋の造船所、航空機工場ではフルピッチで戦艦、

空母、巡洋艦、潜水艦。そして航空機を量産してた。

偉大なる我が国とは言えども戦艦クラスともなれば年単位以上の時間はかかる。

また動かす兵や士官も枯渇してるので、定年を過ぎ退役してる老齢の元海軍士官や、

下士官、元兵士を再雇用せねばならぬ。

そしてパイロットもだ!!

先の闘いで我が合衆国の戦力は全てが枯渇し、足りないのだ。

仕方ないのでイギリスに支援を頼む事にしたのだ。

彼等はドイツ敗北ですっかり余剰兵器になった旧式戦闘機や戦艦など、大半の兵器を

我がUSAに売却してくれた。

彼等は日本に参戦する気は無いとかで、連合国解散を宣言。

戦争状態は我がアメリカとソ連のみ。


まあ艦艇を売って貰えただけでも良いだろう。

QE級やPOW級など既に旧式とも言えるが、時間稼ぎにはなるだろう。

この艦艇で訓練を積み、新鋭艦隊就役まで何とか耐えるのだ!!


と、思ってた事もあったのだが・・・。


空襲警報発令!!

まさか偉大な我が北米に空襲警報が発令されるとは??


超高空を飛ぶ巨大な爆撃機がワシントン、沿岸の造船所、航空機工場などを襲いだしたのだ。

何処から飛んで来るのか分からんが、まさかJAPの本土から??


アリューシャン列島はB29の誤爆で死の島になり、太平洋沿岸は死の海となったのだ。

漁師は廃業だ!!と騒ぎ、保証の代わりに海軍に入って貰った。

艦艇建造は急ピッチで進み、巨大な戦艦のキールがドンと据えられ、艦体の形が出来てたのに。


JAPの爆撃機は的確に空襲で造船所、工場を次々に破壊。

最初は迎撃に上がってた我が戦闘機は敵があまりにも高空を飛ぶので、飛ぶだけ無駄!となり、

基地で大人しくする事が増えて来た。

10000mが戦闘限界。


だが毎日の様にJAPの大型爆撃機は亜成層圏とも呼ばれる25000mから大量の爆弾を

編隊を組んで投下する。

既存の戦闘機では迎撃出来ないので降伏したドイツ空軍のMe262ジェット戦闘機や、

Me163ロケット戦闘機を流用したが、降伏後、ロクにメンテナンスしてない戦闘機。

それも危険なロケット燃料を搭載する機は危険物であったのだ。


Me262はジェットエンジンの信頼性が低く、頻繁にエンジンを下ろし整備する必要があった。

パイロットからは、こんなボロエンジンならプロペラ戦闘機がマシと酷評される始末。


Me163は燃料が劇薬。

補充する際は劇薬対応の防護服と酸素マスクや防護面を装備しないと危険。

実際に劇薬を浴びた整備兵が溶けてしまったのだ。

揶揄で無く、本当にドロドロに溶け、髑髏になってしまったのだ。


目撃したパイロットは訓練も嫌がり飛行する機は皆無。

仕方ないので参考にする程度にして新鋭機開発を急ぐ事になったのだ。

そんなドタバタな我がUSAに敵は大空襲を仕掛けて来た。


かなりの大型機(6発のジェット爆撃機)なのは確実だが、目標に一切のハズレが無い。

的確に造船所のドック、エンジン工場、ガソリン精製所と言う具合に急所をエグるのだ。


空襲に子供は怯え、女性は発狂。

政府には何をしてる!!さっさと撃退しろ!!と詰めかけるが、手の打ちようが無いのが現状。

敵は空高く飛び、高射砲も戦闘機も届かない。

敵がJAPなのは確実だが、まさかB29よりも巨大な爆撃機をJAPが・・。


我が国の技術者も、現状ではB29が限界。

ジェットエンジンの開発を急がせてはいるのだが、空襲で工場を破壊され試作すら出来ない。

そして毎日、何処かが空襲を受け破壊されるのだ。


ドイツやJAPも我が国の空襲を受けてる時はこんな気持ちだったのだろうな??

まさか亜成層圏から空襲とは、・・。


USAの白亜の御殿でも対策を考えては要るが、打つ手ナシ。

大統領は講和は考えて無いと言うが、じゃ、どうやってアレを撃退するの??


真っ青な顔で努力しますと言われてもね??


空襲警報発令、空襲警報発令。


この放送がアメリカ全土から消える日は何時来るのだろうか??






アメリカの苦悩です。

対策しようにも工場やドック破壊されればお手上げ。

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