硫黄島艦砲射撃
今日は硫黄島の艦砲射撃だ!!
沖縄以上の飢餓地獄になってると言うが、我等には無問題。
護衛のために烈風を哨戒させては要るが半径1000km以内には飛行物体ナシ。
サイパンには磁場を狂わせ、補充機が補充されても位置を露見出来ずに墜落する様に設定。
なのでサイパンにはB29もP51もたどり着けず。
未だに在庫0のドンガラ飛行場なのだ。
我等もだから安心して射撃出来るな。
上空の彩雲偵察機が地上目標を指示し、我等艦隊は持てるだけの三式弾で敵を殲滅するのだ。
捕虜は一切取らない。
「コチラ彩雲1号機、硫黄島上空に敵機ナシ。
地上では・・・餓鬼が歩いているのみです・・。」
「こちら小沢、了解だ。敵を黄泉に送ろう。
艦隊、全艦三式弾を装填し撃て、撃て~~!!」
命令が下ると途端に硫黄島周辺は怒涛の轟音。
そして昇天する米兵の魂。
地面は揺さぶられ、滑走路は全て破壊。
彷徨ってた兵士は亡霊みたいな餓鬼から解放され肉片になる。
だが彼等は感謝してただろう。
人を食い、幽鬼の如くの惨めな姿よりは逝く方が楽だろう。
本国では戦死となるのだしな。
戦艦、巡洋艦が次々に多量の砲撃を始めて24時間。
一週間も要らなかったねん。
硫黄島はすっかり変わり果てた島となる。
戦艦の破壊力は凄まじいです。
今や地上には動く人間は皆無。
全てが肉塊か分子レベルに破壊され、元人間の形跡は一切残らなくなってた。
「戦闘終了、用具納め!!」
小沢司令の命令でようやく戦闘終了。
用舟艇が下ろされ、海兵隊が上陸し地上を捜査。>総司令、大西瀧次郎固定少将の初陣。
生き残りが居たら即座に処理する様に命じられているが。。。
「こちら上陸班。生存者皆無なり。」
上陸班より生き残りが皆無との事で設営隊も上陸。
陛下に硫黄島作戦終了セリ!!の無電を打つ小沢も歓喜してたのだ。
敵をワレ殲滅セリ!!一兵の生存者もナシ!!
この無電を全国の皇国民に新聞で公開し、硫黄島が再び帝都に編入された事を祝う日にもなったのだ。
「天ちゃん、辛そうだね??」
「済まぬ、ヤマダ殿・・朕は悪魔になれぬのだろうか?」
「敵と講和するまでは続くのですよ。アメさんは日本人をイエローモンキーと見下し、
殲滅するまでは絶対に講和しません。
ならばコッチも鬼にならねばならんのです。」
「ウム、兵士は更に辛い思いをして前線に居るのだ。
朕が間違ってた。
敵が参るまでは攻撃の手を緩めぬ様に叱咤してくれ。」
「ウンだウンだ!!天ちゃん、講和まで頑張ろう!!」
オイラ達の会話をほのぼのと聞いてくれる大本営のウグイス嬢ちゃんはニコニコしてた。
おかげで悲壮になりかけてた皇居大本営はほっこりした空気になったのだ。
やはり美人の笑顔は最高の薬ですね。
硫黄島殲滅完了。
残忍だと思う方が多いでしょうが、米軍は滑走路に日本兵を残したまま埋めてます。
未だに島には多くの御霊と御遺骨が何処かに眠ってるのです。