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オレは「不動産王」になる  作者: オダエイジ
9/23

おっさん銀行に行く パート2

本日2件目の銀行訪問、ここは隣県の第2地銀だ。ここには定期預金をしている。ちょっと金利が高かったからな。


隣県の第2地銀だけあって店の中に客はあまりいない。だが、オレが来店しても誰も見向きもしない。キョロキョロと辺りを見渡すが誰も声を掛けてくれる気配がない。しょうがない、こっちから声を掛けるか。



オレ「すみませーん」

銀行員「はい」

オレ「融資のことでご相談があるのですが」

さっきと同じ轍は踏まない。これならちゃんと対応してくれるだろう。

銀行員「ありがとうございます。では、こちらにおかけになってお待ちください」


その辺のソファーに座って暫し待つと、別の行員が現れて応接室へと通された。



行員「はじめましてほにゃらら銀行の〇〇です」

オレ「あ、どうも」


30代半ばくらいのまだ若い爽やかな男性だ、名刺には主任との肩書が記されていた。



オレ「実はほにゃらら~」


今までの話をかいつまんで説明する。


行員「そうですかあ、でもすみませんウチは収益物件の融資は積極的には取り組んでなくてですねえ」


さっきの銀行に比べるとちょっと条件が悪いようだ。ただし銀行員の人柄は抜群に良い。ビジネスに私情を持ち込まない方がいいのだろうが、思わずこっちで借りたくなってしまった。


行員「オレさんは、自営でずっとされていて収入もそんなにあって凄いですねえ」

オレ「いやいやオレなんて、上には上がいるからね。オレなんてまだまだだよ」


取り留めのない話をしばらく続け、店を出る。


オレ「今日はありがとう。こちらでもし優良物件あれば紹介して、融資受けるからさ」

行員「はい、その時はよろしくお願いします」





「さてと、明日は午後からまた不動産屋に会う予定だけど他にも銀行に当たってた方がいいかもな」


愛車を走らせながらそんな事を考える。そして、それからまた2つの地銀に連絡を取りウチ1行の銀行員と約束を取り付けた。






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