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オレは「不動産王」になる  作者: オダエイジ
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最終話 そして物件購入へ

色々とあったが、結局自宅近くの良物件を地場大手不動産屋から紹介してもらい購入することになった。


融資は、今のところ条件面で良かった他県の第2地銀でお願いすることになっている。



そんなこんなで、今日は不動産屋に行って「重要事項説明」を聞くのだ。




◇



不動産屋「オレさん、よろしくお願いします」



オレと不動産屋は、二階別室にてアクリル板越しに向かい合っていた。オレの目のまえには「宅建業者」の会員証?だっけ?が提示されている。これがないと重要説明できないってことだ。



分厚い重要事項説明書を開いて一から十まで事細かに説明を聞いていく。



◇


「売主が個人ですので契約不適合責任がこの場合には適用されません」

「あ、昔でいうところの瑕疵担保責任のことですか?」

「はい、最近名前が変わりました」

「なるほど、それにしてもまだ時間かかりますか?」


説明が始まってから2時間が経過していた。



その後も用途地域や前面道路、修繕履歴などの説明が続いていく。



「もし、重要文化財が発掘された場合は国に協力義務があります」

「え?そんなの協力しても何のメリットもないじゃないですか?」



担当者がマジメなのか、それともこれが当たり前なのか、全ての説明が途切れることなく続いていく。



「反社会勢力の説明はまあ、割愛してもいいですね」

「あ、はい」


さすがに反社の説明まではなかった・・・











◇


「それでは、今日はありがとうございました。今週の土曜日が契約日ですので契約金を現金でご持参ください」

「それ、振り込みじゃダメですか?」

「ダメです」

「あ、はい」






とうとうここまで来た。そして、コレがオレの「不動産王」への道の第一歩だ。



これからも、オレは不動産の道を進んでいくだろう。この世に良い物件がある限り・・・


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