つよがり
本当に今まですいませんでした!!!!!!
四ヶ月も更新をサボってしまい本当にすいません!!!!
これからは本当にしっかりとやっていきます!!
「貴方達戦える!?」
「まじかよ……」 心の中で呟いたつもりだったけど、つい声にでてしまった。
ふと、フランの方に目をやると真っ青な顔をして歯をガチガチ震わせていた。
「おい、大丈夫かよ……!」
声を掛けるがフランは首を少し横に振るだけで返事をしない。
先程までの暴れっぷりからするとえらい違いだ。
「あたしは失敗したから殺されるんだ……きっと助けてもらえない……」
そう呟いて涙目になるフランを見て心が痛む。
そうか……今まで元気ぶっていたのは現実から目を背けるための演技だったって事か……。
それもそうか。誰だって死ぬのは怖いんだ。空元気だって出したくなる。
仕方ない……「セラさん。フランはこの通り精神的に危ない。それに
今まで仲間だったアラバスの兵達と殺しあうなんてすぐには出来るわけ無い。
今回は安静にしてあげれないですか?まだ怪我だって完治してないし」
さっきまでピンピン動いてたけど今はこう言うしか方法がない。
「はん、感情を持つ事を許されない暗殺兵が泣きそうになってるじゃないか。
お前は出来損ないなんだよ!甘ったれるんじゃないわよ」
そんなフランの様子を見てか一人の兵士が怒声をあげた。
それに火種にに十数人の兵士達が一斉に叫び出した。
セラさんはその喧騒の中ジッと黙っていたが俺が必死な目線で
助けてあげてくださいと訴えるとやがて口を開いた。
「貴方達黙りなさい。こんなにもうるさいと話もできないわ」
覇気のある声でそう言うと兵士達の怒声はピタリと止み、
最初に声をあげた兵士が「すいません……」と代表で謝罪した。
「セラさん……ありがとうございます」
「いいのよ。でも貴方には実戦にでてもらうわ。フラン、貴方はこの部屋で休んでて」
それだけ言うとセラさんは部屋を出て行き、兵士達はその後をついていった。
「んじゃぁ俺も行くわ」
俺もセラさんを見失わないうちに部屋から出て行こうとすると、
フランにぐいっと手首を掴まれ、引き止められた。
「な、なに?」
「あ、ありがとう……」
「別にいいよ。フランは今まで頑張って耐えてたんだから、すごいよ」
再び目に涙を浮かべ、震える声のフランに対し、気休めな事しか言えない俺に腹が立つ。
ちくしょう……!俺だって怖いんだよ……。




