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第十二斬目!抜刀

どうもこんにちわ^^

お気に入り登録をしてくれた方、本当にありがとうございます!


コメントと評価をお待ちしております^^






今話で登場する新キャラクターの名前を募集します^^

次話でかならず採用いたいしますので

お手数ですが、コメント欄にお書きください^^


人を気にいるのが珍しいだと?それって俺の事?

だとしたら間違いだと思う。確かに色々としてくれてはいるけど、

悪い事をされる方が多い。それのどこが気に入られていると言うのだろう。

「俺には苛められている様にしか見えないんですけどね」


そんな考えもあってか、俺は彼女に対し少し反論気味に返す。

実際に殺されかけているんだしこの表現は別におかしくはないだろう。


「何をされたのかは分からないけどまだマシな方よ。

 ブルーネル様は殺戮の魔女という異名を持っている、

 ヴァルガント軍最強の剣士。そしてブルーネル様の部隊に入った

 兵士達の除隊率は九十パーセントを超えているわ。

 それぐらいスパルタな人なのよ。だから貴方はラッキーって事」


喋り終わると仮面の兵士は、急に何かに怯え出し、

「じゃ」とだけ言い、俺の前から立ち去った。


急にどうしたんだろう?もうすこし話を聞きたかったんだけど…

まあ後で誰かに聞けばいいか。

それにしてもセラさんがそこまで凄い人だったとは知らなかったな。

俺とあまり年は離れていないはずなのに。

そんな疑問を少し持ちながらも再び仮眠につこうかとマブタを閉じ掛けると、

その薄い視界の中に、セラさんがこちらに向かって歩いて来てるのが映った。

ははん、あの人はセラさんが戻ってきたから慌ててたのか。

と、そんな事より自分の心配だ。

俺は閉じ掛けていたマブタをすぐさま開眼し、寝ようとしていたのがバレていないか

セラさんの顔色をうかがってみる。


「お待たせ」

と、セラさんは目の前まで近づくと軽い笑顔を浮かべた。

この態度からすると、どうやらバレてはいないようだ。セーフ。

「随分長かったですね。もう手続きは終わりました?」


俺はなるべく平静を保ちながら対応する。

正直、兵士と何を喋ってたのかと聞かれる方のが恐かったが、

そっちもバレてはいないようだ。

「ゴメンゴメン。ちょっと最近の近況報告もしてたから。

 手続きはちゃんと終わらせといたから大丈夫よ」


「そうだったんですか。ありがとうございます」


「よし。手続きも終わった事だし一旦ヴァルガント城に戻るわよ。

 姫様にも報告しないといけないし」


「はい、わかりました」

これから養成所の見学をするのかなぁと思っていたがどうやらしないらしい。

まあ今日は疲れているし別にそれはそれでいいんだけど。

俺はソファーからゆっくり立ち上がり

出口に歩き出したセラさんを早歩きで追いかけ、

さっきと同様二歩後ろから着いていく。


外に出ると、さっきまでの汗臭い場所とは違い、空気がかなりおいしくて

思わず深呼吸する。あと三時間はこのままでもいいかもしれない。

「あ、しまった。ちょっと忘れ物しちゃったから少し待っててくれる?」

「別にいいですよ」

やっと外に出たと言うのにそう言い出したたセラさんに対し、

もうちょっと休憩しておきたい俺は快く了承した。


再び施設内に入っていくセラさんを笑顔で見送り、

入り口の手前の段差に座ろうとした瞬間




               「動くな」





 と、横から威圧感の篭った低い低音でそう告げられ、

気がつけば俺の頬には短剣が軽く押し付けられていた。

振り向く事は…できない。


万が一振り向いたら刃が肉に食い込み大ケガをしてしまうだろう。それは嫌だ。

素直に振り向くことは諦め、横目で姿を捉えようと目を動かす。

なるほど……全身黒ずくめに黒髪のツインテールか。

顔は最近大人びてきた、って感じだな。

ふむ、 めっちゃ俺好みだ。 って違うから……!


「……ど、どういうつもりだ」

そう。俺が聞きたいのはそこなんだよ。顔なんてどうだっていいんだよ。


「どうも何も、お前を暗殺する様に命令されたからねぇ。殺すしかないでしょ」


そんな俺の質問に対し女は嘲笑しながら返答した。


「まさかお前…アラバスって所の人間か」

「ご名答。私は暗殺兵なの。っと、そろそろセラ・ブルーネルが帰ってくる頃か。

 もう時間だから死んでもらうね」


女は押し付けていた剣を頬から一度離し、剣を自分の頭の上まで振りかぶった。

いくら防刃服でも全力の斬撃は耐え切れない。だから

この隙をついて逃げないと……しかし頭ではそう考えていても

体が全く動かない。足がすくんでいるのだ。


           「なんでだよ……!」


右腕を斬られたときは夢だと勘違いしていたからまだ大丈夫だった。

だが、今回初めて本当の死というものに直面して、自分の無力さに気づいた。



          「すいません、俺死にました」


俺は死を覚悟して、静かにその時を待った。


「悪いけど、もう少し生きてもらうわよ。

てかこんな所で死ぬなんて早すぎだと思わない?勇者様?」


瞬間、刃と刃がぶつかり合う金属音が鳴り、

俺は何が起こったのかも分からぬ内に、横へと投げ出された。


「セラ・ブルーネル……!クソッ……!」


「あら?私の事を知ってるの?私は貴方みたいな無名な暗殺者知らないけどね」

そんな会話が聞こえてきて、倒れた体を急いで起こす。

見ると、俺が受けるはずだった斬撃をセラさんが短剣で受けとめていた。


「セラさん……!」





ありがとうございました^^


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