再起動
私の体。
私の体はどこ?
あれ?
体が重たい。
ああ。
私は落ちたのか。
どこに?
『ミネさん。』
誰?
『お父さんはね、、優しかったんだよ?』
そんなわけない。
『だってね、本当はもうどうにもならない体なのに、、私をね。スレイブユアセルフの世界でなら生きれるようにしてくれたんだよ?』
お前は、、、弥生か。
『だけど、、、お父さんはたくさん人を殺した。架空の人物として。お父さんも私も本当は六村じゃない。』
だったらお前は、、、?
『私は北川弥生。』
そうか。
六村は北川だったのか。
『大変だよね。あんな変装までして。私だけじゃなくて妹ちゃんまで、、あんなにして。』
妹、、、、?
『ああミネさんは知らないか。北川ヨミ。スレイブユアセルフで命を落とした私の妹。』
北川はなんで自分の娘まで、、、
『妹ちゃんは本当の妹じゃないの。後継者のいない北川家に引き取られた養子。でもね、、最近になって親を名乗る人が現れてね、、、その人が私のお母さん、、いわゆる国際売春に関わってた人だった。』
だから殺した?
『表向きは、、不倫騒動を起こしたヨミちゃんを追い出した。でもその不倫騒動すら、、』
北川の差金か、、、
『とにかくお父さんはもうダメだと思う。罪を償って貰わないと。』
状況は絶望的だぞ?
『違の体を使う。でも意識はあなたのものを使う。体がなくなるか意識が消失するのが先か、、、わからない。』
わかったそうでなきゃ、、みんな死んじゃうよな?
『うん。だから無理してもらう。』
いいよ。
私はケイがいなきゃあ、、あの子を助けないと意味ないからなあ。
『ありがとう。じゃあ強制的に起動するよ?』
ああ頼む。
『再起動!』




